ロス・カウフマン、ザナ・ブリスキ共同監督、『未来を写した子どもたち』、1/10、シネテリエ天神にて鑑賞。2009年4本目。
自分にとって映画はあくまで娯楽なので、テーマが難しそうなものや鑑賞後気分が落ち込むであろうものはあまり積極的に観るということがありません。
それでも年に一本か二本は、使命感、もしくは義務感に突き動かされて観る映画があります。
『未来を写した子どもたち』はそんな映画の一本です。
インド・カルカッタの売春窟に生まれついた子どもたちには“未来”がありません。女に生まれれば売春婦、男に生まれればいわゆるヒモか、せいぜい売春宿の用心棒になる運命です。
本作はそれでいいのか?と問い掛けます。
もちろん考えるまでもなく、それでいいわけがありません。
じゃあ何が出来るのか?
考えても答えは出ません。
そう簡単に答えが出せることではないと思います。
けれど考えることはとても大切なことであり、そして考えるためにはまず知らなければいけません。
そのためには、本作の鑑賞が一番だとは思いますが、近くで上映している映画館がないという方は、せめて公式サイトだけでも覗いてみて下さい(一行目の映画タイトルから飛べます)。
公式サイトを覗いたところでどうなるというものでもないかもしれません。それどころか映画を観たところで、いや、カルカッタの売春婦の子供を一人か二人か救ったところで何が変わるというわけでもないかもしれない。
それらの行為は所詮大海からスプーンで水をすくうような徒労なのかもしれません。
しかし、もしかしたら、そのスプーン一さじの水が大きい意味を持つ日が来るかもしれないのです。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
自分にとって映画はあくまで娯楽なので、テーマが難しそうなものや鑑賞後気分が落ち込むであろうものはあまり積極的に観るということがありません。
それでも年に一本か二本は、使命感、もしくは義務感に突き動かされて観る映画があります。
『未来を写した子どもたち』はそんな映画の一本です。
インド・カルカッタの売春窟に生まれついた子どもたちには“未来”がありません。女に生まれれば売春婦、男に生まれればいわゆるヒモか、せいぜい売春宿の用心棒になる運命です。
本作はそれでいいのか?と問い掛けます。
もちろん考えるまでもなく、それでいいわけがありません。
じゃあ何が出来るのか?
考えても答えは出ません。
そう簡単に答えが出せることではないと思います。
けれど考えることはとても大切なことであり、そして考えるためにはまず知らなければいけません。
そのためには、本作の鑑賞が一番だとは思いますが、近くで上映している映画館がないという方は、せめて公式サイトだけでも覗いてみて下さい(一行目の映画タイトルから飛べます)。
公式サイトを覗いたところでどうなるというものでもないかもしれません。それどころか映画を観たところで、いや、カルカッタの売春婦の子供を一人か二人か救ったところで何が変わるというわけでもないかもしれない。
それらの行為は所詮大海からスプーンで水をすくうような徒労なのかもしれません。
しかし、もしかしたら、そのスプーン一さじの水が大きい意味を持つ日が来るかもしれないのです。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
どうすることも出来ない現実。
それでもスプーン1杯の海の水をすくえたのかな(;;)
こんなひどい現実から目を背けたいです!
僕は!
最近はこの手の映画は観れなくなりました。
現実逃避です。
>マリーコさん
例えどうすることも出来ない現実であっても、そういった現実がこの地球上には存在するのだということを知るだけでも何かが違ってくる、そう思います。
>shit_headさん
普段は自分もshit_headさんと同じく現実からは目を背けて生きていますよ。笑。
重たい映画ですけど、観る価値はあったと思います。
母親になってからは、子供が犠牲になるようなストーリーは一切見れなくなってしまいました。。。
ニュースなどで「小さな子供が…」的なものを見ただけで一刻も早くわが子の姿を確認したくなってしまいます(苦笑)
最近私の友達が、インドに住む映画のような恵まれない女の子を一人、養子にしたんです。毎月インドにお金、手紙、クレヨンなど送っています。今の子の前にも一人、養子の女の子がいたんですが、戦争にまきこまれ、行方不明になってしまったんです。養子に選ばれた子は本当に幸運で、これから先、食べ物に困ることなく行きていけます。イジメにあう原因にもなるみたいですが…。一人や二人救ったところで何も変わらないのが現実ですが、友達のことはすごいなぁ…と感心してしまいます。なかなかできることじゃないですよね。
>haru☆さん
>コメントし遅れてしまいましたけど…^^;
いや、全然遅れてないですよ。笑。
っていうか、どんな遅くなってもコメントをもらえるだけで嬉しいです。
>母親になってからは、子供が犠牲になるようなストーリーは一切見れなくなってしまいました。。。
その心情は独身の自分には(まだ)わかりませんが、勇気を持って現実を直視することによって、それまで以上にお子さんに愛情をもって接することが出来るようになるかもしれませんよ?
>Eさん
そのお友だちは偉いです。
自分はこの映画を観て、ひたすら自分の無力さを痛感するだけでしたが、そういうアクションも起こせるんですね。
そこまではなかなか出来ませんよ。
自分にも、、、何か出来ることはあるかなぁ。。。