ズブのド素人によるプログラミング挑戦記録（３）

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　「Cocoaに関する本が全くなかったということには、何か理由があるはずだ。ちゅーか、そもそもCocoaってのは一体何なんだ？」と言う事で、家に帰ってからよーやく「Cocoaってのは何なのか」を調べてみた（遅すぎです）。IT用語辞典 e-Words によると、どうやらCocoaというのは言語ではなく開発環境のことを指すらしい。なるほど、だからそれっぽい本が無かったのか…。

　で、更にもうちょっと調べてみると運良く私にどんぴしゃりのサイトを発見。検索で見つけたのは「Tuya's HomePage」というサイトさんの「Cocoa-Java入門教室」。「おぉ、これだよこれ、私が見たかったサイトは！」と、早速読んでみようとすると…。

　まず「Java入門教室」で基本を覚えてきてから読んで下さい

　とのこと。うーん。なるべく遠回りは避けたいのだが、少なくともJavaが分からないとCocoa-Javaは分からない、と言われては仕方ない。言われた通りにする。「1. Javaの基礎知識」を読み、次の「2.　初めてのプログラム」を試してみようとしてまた躓いた。というのは、「JDK」とやらをインストールする必要があるのかないのか？という疑問がイマイチしっかり解消されなかったからである。「たしかOSXにはJava環境が最初からあるとかどうとか…」ということでAppleのサイトのOSX関連ページに確認に行くものの、もはや時代はTiger。Pantherではどうだったのかがはっきりしない。しかしとりあえずやってみることにした。

　「テキストエディット」を久々に起動し、書かれているプログラムをコピー＆ペースト。で、拡張子「java」で保存…っと。しかし、ここでしょーもない過ちを犯す私…。テキストエディットをデフォルト設定で使用しているために保存形式はリッチテキストフォーマット（RTF）だったのである。当然作られたファイル名は「Test.java.rtf」という意味不明なものに。しかし更にオバカな私は「rtfを削るだけでいいんじゃないかな」とファイル名の「rtf」を消して無理矢理「Test.java」にしてみた。

　「ええと…今度はターミナルで…はぁ？ cdコマンドで、作成したテキストファイルがある場所に移動って何さ。いやそんなこと言われてもわかんないってば」

　仕方ないので、とりあえず言われるがままにホームディレクトリ内に「mydata」フォルダを作り、その中にさっきの「Test.java（偽物）」を入れて…と。そんでターミナルから「cd mydata」と打って、えいっ！

　…これでいいのかな。移動できてるのか出来てないのかさっぱりわからん。

　まぁいいや、そんで、「javac.Test.java」ってのを打ってみればいいわけね。でやっ！

　…わあぁ、なんかメッセージがどかどか出てきたー！

　…止まった。

　で、mydataを見に行ってみると…「Test.class」なんてファイル出来て無いじゃん…。

　ここで煮詰まってしまった。原因がテキストエディットで書いた「偽javaファイル」であることはお読み頂いている方には明白だと思われるが、この段階で私は「たぶんあれで大丈夫」だと思っており、何故ダメなのか色々と別の可能性を考えてしまったのであった。

　４へ続く