麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

宛名職人MOOK版8for Mac

2009年10月23日 | オススメソフト
 ハイ、今年もやってまいりました。宛名職人MOOK版情報のコーナーでございます。宛名職人MOOK版 for Mac の情報はなかなか検索でヒットさせづらいところがあるんですが、今年は運良く本屋にてMOOK版収録のものを見つけることが出来ました。

 年賀状CD-ROM 2010 (インプレス社)




 私が4年前に「MOOK版4」を入手したことはここで書いていますし、その後も事あるごとに各所で吹聴してまわっている(笑)のはご存知のかたはご存知だと思います。で、昨年度までのMac用MOOK版のバージョンは5.1だったのですが、私はMOOK版4のままコレを使い倒してきました。MOOK版4で必要充分だったということもありますが、単純に5.1を収録している本を本屋さんで見かけることが無くて中々入手出来なかったのです。

 で、なんと今年に入ってバージョンが一気にアップ!!! 単にWindowsのバージョン番号と合わせただけかもしれませんが(爆)、今年からMac版も8になりました。因みに本家の「宛名職人」では Ver.15以降 Intel Mac にネイティブ対応しておりますが、このMOOK版8の使用要件は「OSX10.1~10.5.7 及び 9.2以降」となっておりまして、Intel Macではロゼッタで動かせとのこと。つまりMOOK版8は本家のVer.13以前のものがベースとなっています。(Ver.14が元になっているみたいです)MOOK版の4がVer.10をベースにしているようなので(メニューで「宛名職人について」を見ると「10.6.0 MK」と出る)これは予想出来たことですし、Intel 対応した本家のVer.15の評判はあまりよくなかったようなので、ロゼッタでちゃんと動くのであれば別にVer.13 14以前のものでも(私としては)問題ありません(いずれにしてもウチはまだPPC Macだし)。


 なので、それは別にいいんですが…


 今さっき、一瞬「え?」と思いませんでしたか?


 そうなんです、このMOOK版8、なんと…


 Mac OS9.2でも動くんです!!!

 いくら昔のモノをベースにしているソフト(多分Ver11とかその辺りがベースではないかと)とはいえ、この2009年に、 MacOS 9 で動くソフトが、装いも新たに新発売ですよ!

 いや、新発売と言っても建前上というか販売形態上新発売なだけで何度も言っているように中身自体は古いモノのはずなんですが、OS9を使っている人が、今年新しく出たバージョンの(一応)市販品のソフトをインストールするなんてことが起こり得たという事実になんだか驚愕です。…で、まだOS9を愛用している方も、OS9を使用して年賀状を作っているという方もおられると思うんですが、そういう方はもう既に「OS9による年賀状の作り方」なんてことはとっくにマスターしているか、あるいはOSXやWindowsをメインマシンにしている方だと思うんですよ。今更OS9用の宛名職人の需要なんて無きに等しい(というか、OS9でも使えるから使用要件に入っているだけ)と思われるのですが、なんとこの本、OS9で使う場合の注意点が結構マメに書いてあります!(しかも写真を交えて) す、すごい、すごいぞインプレス(因みにWindows版の方も負けてないというか、しっかりWindows98以降から対応しています…)。


 あ、全然MOOK版8自体の話をしてなくて申し訳ないんですが、ごめんなさい、これまでの文章でバージョン番号を「多分Ver11辺りがベース」などと曖昧に書いていることからもお分かりの通り、実はまだインストールしてないんです。というか基本的にMOOK版4があれば困らないため、MOOK版8はあくまでも保険というか捕獲というか「とりあえずゲットしておこう」みたいな感覚で買って来たんです(いつでも手に入るってものでもないので)。ただ、本の説明を読んでいると結構便利な機能が追加されているようで興味が沸いて来たので、今年中にインストールして今年の年賀状はMOOK版8で作ろうかなという気にもなってきました。もしインストールしたらまた使用感等を書いてみたいと思います。

 なお、肝心の「年賀状CD-ROM 2010」という素材集自体についてですが、かなりいいですよ。この手の本は(家族が素材の一覧を見て好きなのを選べるように)毎年買っていますが、今年のコレは個人的にかなり好感触です。宛名職人付きということもあってか割と高めの素材集ですが(1490円です)、「にゃんこカレンダー」だとか「おせち料理の豆知識」だとか「ちびまる子ちゃん年賀状(のデータ)」だとか(笑)、人によってはどうでもよさげな、かつ私にとってはなかなか魅力的な付録がそこそこ豊富で、もちろん多くの人が喜ぶであろう毛筆フォントや試し刷り用紙もバッチリ付いています。中の素材も(虎はモチーフにしやすいのか)魅力的で良いものが多いと思います。欠点は、「厚くて重い。シーズン過ぎたら邪魔」なことでしょうか…。

Mitaka Plus

2008年03月20日 | オススメソフト
 Mitakaという面白そうな天体観測ソフトがあることを知りました。哀しい事にもちろんWindows版なわけですが、ダメ元で「OSX版も無いのかなぁ~」と探してみたらなんとホントにありました!!! しかもPantherにも対応です!!!!!

 Mitaka Plusという、Mitakaを更に高機能にしたものだそうです。


 インストールはほんのちょっと手間です。Mitaka Plusをダウンロードしてきて単純にアプリをダブルクリックするだけでは起動しません。…ハイ、そうです。私がやった失敗です(苦笑)。「うぉおお、起動しねぇ~」と焦った挙げ句同梱のテキストファイル(ReadmeMac_J.txt)を見てみたら起動手順が書いてありました。まず、Windows版をダウンロードして解凍します(現在Windows版の最新版は1.1.0なんですが、とりあえず私はReadmeに忠実に1.0をDLしました)。解凍して出来た「mitaka」フォルダの中に、Mitaka Plus(app)を入れます(画像)

 次に、「mitaka」フォルダ内の「data」フォルダを開きます。Mitaka Plus(フォルダ)の中にあった「constellations」フォルダを「data」フォルダの中にそのまま入れます。また、「mitakaplus_splash.png」も入れます(画像)

 一つ上の階層(mitakaフォルダ)に戻り、Mitaka Plus(app)をダブルクリックすると、目出たく起動します!




 公式サイト等でも書かれている通り起動にはちょっと時間がかかります。また、うちの環境ではマシンパワーがマシンパワーなだけに(苦笑)動きが重いですが、IntelMac辺りなら比較的軽く動くのではないかと思われます。


 Mitakaについての詳しい情報やスクリーンキャプチャー、使用方法は公式サイトのチュートリアル等を見ていただければと思いますが、いやぁ何だか凄い高機能でよくわかりません(汗)。「まだちょっと弄っただけなので」とか「基本もわかってないうちからイキナリ高機能版のPlusを使ったので」ということもありますがそもそも私が天文関係にあまり詳しくないので完全に猫に小判状態です。しかし天文ファンなら相当楽しめると思います。因みにGoogle earthにもプラネタリウム機能が追加されたり、それから先ほど知ったんですがGoogle skyなんてものもあるみたいです。試していないので定かではありませんが、それらと比較してもMitakaはかなり高機能なようです。何よりPantherでも動くのが有り難いです(涙)。OSXに移植してくれた方々に感謝です。


<4/10追記>
 いつもお世話になっている muta's mac scribbling のmutaさんが非常に詳細なレビュー記事を書いてくださいました(4月10日の下部)。まぁ、何を隠そう最初から「天体ネタならmutaさんが食いついてくれるだろう」という魂胆アリアリで、他人にレビュー丸投げした格好ではあったわけですが(爆)、まさにこういった「何枚ものキャプチャー画像を交えて高機能ぶりを丁寧に解説」したMitakaPlusのレビューを見てみたかったので本当に有り難い限りです。興味のある方はぜひご一読を。


宛名職人MOOK版5.1

2007年11月30日 | オススメソフト
 Macユーザーにとってほとんど唯一の選択肢と言っても過言ではないかもしれない市販の年賀状作成ソフト『宛名職人』ですが、インプレス社の『年賀状CD-ROM』(追記参照)には待望のMOOK版5.1が付属しているらしいです。私は既に別の素材集(ソフト未付属のもの)を購入し、二年前に買った本についてきたMOOK版の4を使って年賀状を作る事にしてしまったので詳細はレビュー出来ませんが、Macにスイッチしたての方で「今年は年賀状をMacで作りたい! でも宛名職人のMac版はちょっと高い!」という方にはいいのではないかと思います。実際MOOK版の4でも私には必要充分の機能があります。

 実は一昨年買った素材集を去年も買おうと思っていたんですが、それにはMac用のMOOK版5が付属していなかったんですね。せっかくあんなに褒めちぎったのにも関わらず非常に裏切られた気持ちでした…。ただ、書店にある他の素材集をチェックしてもMOOK版5が付属していたものは一切見当たらなかったので「今年はMac用のMOOK版5はリリースされなかったに違いない」と一人納得し、諦めて素材のみ付属している本を買いました。ところが先日、今頃になってMOOK版5が付属していた本が一冊あったことを知りました。ただ、おそらくその一冊だけだと思います(書名を忘れてしまいましたすみません…)。

 この「Mac用宛名職人MOOK版」についてはGoogleの検索で詳細を調べるのが非常に難しい(Windows版が検索に引っかかってしまう)ので、どの素材集に付属されているのか毎年とてもわかりにくいです。しかしスイッチしたてのMacユーザーにとっては大いなる福音となるソフトです。4で必要充分とはいいながらも、どうせ毎年素材集を買うならちゃんとMOOK版が付属している素材集を買って毎年バージョンアップしたいと思うのですが、とにかく本屋でMOOK版が付属している素材集を見つけるのが大変すぎます(怒+涙)。

 というか、どうせならちゃんと『宛名職人Ver.14』を買ってMac用ソフトの売り上げに貢献してあげたいと思うんですが、やはり正規版は(特にWindows版と比べてしまうと)どうしても割高感があります。しかもMOOK版の4で必要充分なために更に買う気が失せます。いやもう、だらだらとみみっちくMOOK版の4を使い続けるなんてことしないで正規版買ってあげたいんですよホント。「高い(高め)」ということと「MOOK版で充分」ということで買う気が削がれてしまう → MOOK版が普及すればするほどアジェンダさんの首を絞める事になってしまうわけで、MOOK版が付属している素材集が極端に少ないのは実はこのためかもしれません。

 せっかく「Mac用もある年賀状ソフト」として独特の道を切り開いている「宛名職人」なんですから、アジェンダさんにはMac版の販売を中止したりMOOK版のバージョンアップを止めるようなことをしてほしくないんです。しかし「需要が少ない→結果としてMac版は高くせざるを得ない」というのではどうしても買い控えが起こります。いっそのことMOOK版を「宛名職人Lite」とかにして1500~2000円くらいで販売したらいいんじゃないかと思うんですがどうですかねぇ。多分私と同じくほとんどの人が、MOOK版の機能で充分だと思うんですよ。正規のVer.14を買う気がしないのは絶対的にその(Windows版や他のソフトと比べた時の)値段だろうと。素材集と同程度の値段でLiteとして売ってくれたら毎年バージョンアップしますし、ユーザー登録もしちゃいますよ、えぇ。「数が売れないから高くせざるをえないし、多少高くてもライバルがいないからそこそこ売れる」という方針では勿体ない気がします。Macのシェアがあがってくればそのうち「筆まめ」や「筆ぐるめ」等がMac版販売に参入して来る事だってあり得ますので、このままではせっかく築いた「宛名職人」の地位(?)が危うくなるのではないかと。ぜひぜひ来年はLite版の開発・販売をお願いします、アジェンダさん。


<追記>
 『年賀状CD-ROM 2008』に付属しているらしいです。同じ『年賀状CD-ROM』というタイトルでも『年賀状CD-ROM イラスト7200』とは別なのでご注意を。因みに私が去年と今年買った素材集はこの『イラスト7200(去年は7000)』です。こちらにはソフトは付属せず素材のみです。

10 Mac Apps 再び(2007年度版)

2007年03月10日 | オススメソフト
 「Macの手書き説明書」(ヴェアダルさん)の「僕がインストールしておかないと困る10のアプリ 」という投稿に関連し muta さん、「うむらうす」さんも自身の「無いと困るアプリ」を紹介しておられました。以前私も同種の企画に乗っかって記事を書いたことがあるんですがあれから既に一年半近く経っていますので、もう一度自分の使っているアプリを見つめなおすべく再び「よく使うアプリ・無いと困るアプリ」を並べてみることにしました。この手の企画は言ってみれば「普段自分がMacを使って何をやっているか」が如実に反映されるわけで、他人と比較すると面白くて意義深いのはもちろんのこと更に「過去の自分」と比べてみると、自分がMacを使ってやることがどう変化したのか(あるいは全く変化・成長していないのか)もわかってしまうわけであります。なんとも嬉し恥ずかしですが早速行ってみましょう。

ルール:
 一応「10」を目安にしますが特に数にはこだわらないことにします。
 コンテクストメニューアプリやメニューバーアプリも含めます。
 アップル社純正アプリはカウントしないことにします。
 05年度版の記事等、過去に取り上げたことのあるアプリについては説明を省きます。

 文章がダラダラ続くとわかりにくいので最後にもう一度一覧としてまとめます。


<ネット関係>
 ブラウザはやっぱり「Shiira(1.2.3)」です。私の環境だとブラウザの起動短時間ランキングでは Safari がぶっちぎりの一位(ドックで1~2バウンド)でありまして、実はシイラはかなり遅めなんですね。そんなこともあって数ヶ月前に一度「Safari + SafariStand」という環境に移行しようと思ったんですが、あまりにも体がシイラに馴染みすぎてしまって今更もう無理でした。サブブラウザは Camino とMacIE です。Webkit系ブラウザの他にもじら系とIEはどうしても必要になる時が(たまにですが)ありますのでやはり無いと困ります(…が、一応「無いと困るブラウザ部門」はシイラで決まり)。

 メール関係。私はメーラーは「Mail」と「Thunderbird」を使用しておりますがサンダバの方は別に無くても特に困りません。「Mail」のここがイヤ!とかここが不便!という部分が私には全く見つからない & 純正アプリはカウントせずということで「必要なメーラー」は無し。ただしメール関係で無いと困るのは着信アプリの「Gmail Notifier」と「MailPeeper_Menu」。

 余談ですが RSS (という技術)には結局馴染めず今では RSS リーダーアプリは一切使っていません。シイラにも RSS 機能がついていますが使わずにブックマークで巡回しております。


<画像編集>
 「Expression 3」は「無いと困る」というか「無くしたら困る」アプリですね(苦笑)。今のところ無くても困らないんですが今後バンバン使っていく可能性がある & でももう(Mac用がフリーで)配布されていないアプリなのでズボラな私でもこいつはしっかりバックアップしてあります。
 あとは「Gimpshop」。「私が画像に対してやりたいこと」はいくつかのアプリを使うか、一つのアプリで実現させようとするとどうしてもフォトショップクラスのものになってしまうので渋々Gimp(後に Gimpshop に入れ替えました)をインストールしているという感じであまり使ってはいません。フォトショのエレメンツを買うつもりでいたんですが 6月頃には簡易版(?)がWeb上のサービスとして使えるようになるらしいので将来的には結局要らなくなりそうです。
 「Squeeze」は最近「デジカメールX」に替えて使うようになりました。muta さんやうむらうすさんが取り上げておられる「ImageWell」はもう随分前に試してみてダメ出しした(私の使用意図に合致しないと思った)アプリだったんですが改めて考えてみると何故その時ダメだと思ったのか理由が全く思い出せない(!?)ので今日もう一度インストールしてみました。またじっくり使ってみたいと思います(今後重要度星三つになるかもしれません)。「SimpleDot」も現在試用中。

 スクリーンショットには「SnapClip」。もうホントにお世話になりっぱなしですね。これが無くても画面のキャプチャーは純正アプリの「Grab」で一応出来ることは出来るんですが、シイラと同じで「馴染みすぎて手放せない」アプリです。


<ユーティリティ系>

 「Cache Out X」と「MainMenu」。強いて言えば「MainMenu」だけでいい気がしますが「Cache Out X」の方が慣れているのでシステムキャッシュのクリアは「「Cache Out X」を使い、「.DS_Storeファイル」の削除をしたい時や不可視ファイルを見たい時は「MainMenu」を使っています。

 解凍ソフトは純正の「BOMArchiveHelper」と(今のところ)「StuffIt 10.0J」。私は皆が言うほど「BOMArchiveHelper」は嫌いじゃなくて、評判のいい「The Unarchiver」と比べてもZIPの解凍速度は「BOM~」の方が(私の環境だと)早いんですね。ただし「StuffIt 10.0J」と比べた場合「The Unarchiver」はかなり軽くて「いい感じ」度が高いので段々移行していくと思います。

 ベンチソフトは色々インストールしてありますがやはりメインは「Xbench」。1.2と1.1.3と両方使っています(バージョンで数値が全然違うので。因みに最近1.3が出たようです)。ただグラフィック関係は信用できないという話が多いのでグラフィックには「CINEBENCH 2003」を使っています。でもまぁこの二つ(ベンチマークソフト)は無くても困らないなぁ…(だめじゃん)。

 セキュリティには「Little Snitch」。あまりポートのことはわからないのですがとりあえず80以外のポートをブラウザが使おうとしたら注意(基本的には不許可)してます。Windows からのスイッチ組にはこうやって何かあると警告してくれるソフトが入っていないと不安なもので…(苦笑)。アンチウィルスソフトの「ClamXav」はもちろん無いと困るソフトなんですが正直に告白すると普段あまり役立てていないため(ダメじゃん)、今のところギリギリ無くてもオッケーかなと(よい子はちゃんとマメにスキャンしましょうね)。

 そして「TrimTheFat」。HDDの空き容量節約のため、新しいアプリをインストールした時に必ず使ってこれでユニバーサル用のソースを減らしています(アプリによってIntel用のコードがやたら多かったりほとんど無かったりするところが興味深いです)。

 それからもう絶対に手放せないのが「TigerLaunch(過去記事参照)」。ドックには気に入った動物アイコンのアプリ以外極力登録しない!(爆)というワタシにとってこれは絶対に手放せません。ドックが(アプリの登録しすぎで)長くなりすぎて困る人にもオススメです。


<縁の下の力持ち系>
 
 目立たないので普段意識することが無く、こういう企画の際うっかり忘れてしまう系。右クリックで使う「AmZapForksCMX」と「QuickAccessCM」。CPUの管理用に「CHUD」(G4になってNapオンするために必須になりました)。それから Tiger では要らないらしいんですがうちは Panther なので「FinderSync」を入れてます。


<HP作成>

 HTML/CSS の編集には「KEdit」。「mi」にイマイチ馴染めないので使っています。ただもの凄くお気に入りというわけでは無いので「Smultron」を試してみてそっちの方が馴染んだら今後乗り換えるかもしれません。FTPソフトの「Cyberduck」は確実に無いと困ります。メモ用下書き用にと利用していた「Macjournal」は最近使わなくなってきて純正の「テキストエディット」の方を好んで使うようになっています。


<動画>
 「VLC」はやはり無いと困るかな…? QuickTime を使っていて何かしら不都合がある時に起動することがありますが、「QTAmateur」は何気になかなかいいなぁと最近気づいてしまったので「VLC」の出番は今後減ってきそうです。



<その他>

 メッセンジャーは、「Adium」でもいいんですがやはり「Microsoft Messenger」 を使ってしまいますね。なんだかんだぶうぶう文句言いながらも、もしかするとこのインターフェイス結構好きなのかも。

 「宛名職人MOOK版4(過去記事参照)」は年賀状制作には欠かせません。期間限定の超重要アプリです。

 「Chicken of the VNC」は最近試しているところですが今後必須アプリになる可能性アリです。

 「日めくり」については以前詳しく書きました

 検索用アプリ「EasyFind」は、たまにファインダによる検索の挙動が怪しくなった時に使います。TigerやLepardに移行してSpotLightが使えるようになれば要らなくなるかな…?

 「計算機」はアップル純正なのですが、何気に最近無いと困る度が高いのであえて(笑)。


 何かまだ重要なソフトを忘れている気がするんですがキリが無いのでこのくらいにしてまとめます。


<まとめ>

 HDDにインストールされている約200のアプリの中から厳選された16アプリ(え? 16?)

Shiira ☆☆☆
Gmail Notifier & MailPeeper_Menu ☆☆☆
・Expression 3 & Gimpshop(暫定) ☆
SnapClip ☆☆
MainMenu (及び Cache Out X) ☆☆
The Unarchiver ☆
Little Snitch ☆☆☆
TrimTheFat ☆☆
TigerLaunch ☆☆☆
AmZapForksCMX ☆
QuickAccessCM ☆☆☆
KEdit(暫定) ☆
Cyberduck ☆☆
Microsoft Messenger ☆☆
・宛名職人MOOK版4 ☆☆
Chicken of the VNC ☆

 星(機種依存文字じゃありませんよね…?)三つは「毎日使うアプリ」です。星二つのものと合わせると約10個です(無理矢理)。2005年度版と比較してみると…やはりあまり変わりませんね。ただ、書いていて気づいたんですが私は(これでも)かなり Apple 純正アプリにお世話になっているんですね。メモリやCPUの監視はアクティビティモニタ、画像の整理にはiPhotoを使いますし、ラジカセから音声をダビングするのには GarageBand を使って iTunesでエンコード。CDやDVDを焼くのもファインダからです。05年時と比べてあれからMacでやっていることはそれなりに増えたとは思うんですが、純正アプリでやっていることが多いようです。

 もう一つ、実はこのランキングには「不必要だけど手放せない」というものが入ってこないんですね。ゲームアプリとかギャグ系アプリとか「いらないっちゃあいらねーんだけど」的ソフトで、でもお気に入りのアプリというのがありますから今度は(←いつの日にかまた、とも言う)そういうのをピックアップしてみたいですね。

#「CHUD」はバージョンによりハード対応が違うのとそもそも純正アプリ扱いとしてリンクは貼りませんでした。
#「Gmail Notifier」は OSX10.3.9 用の方へリンクしてあります(Tiger 用は名前も違います)。

楽しいお絵描きのススメ

2006年08月24日 | オススメソフト
 毎度おなじみ「muta's mac scribbling」の muta さんが「CubeBoxStation DS(ゲームキューブやXboxなど人気ゲーム機5機種のゲームが遊べる)」というソフトを紹介しておられたので早速遊んでみました。で、これはこれとして(笑)、STUDIO-蔵さん制作の別のソフトを物色していたところ、これまた大変素晴らしいゲームを発見。

 うろおぼえ神経衰弱

 うろおぼえ神経衰弱2

 なんちゅーか…もう最高です。以前 Hey!Hey!Hey! っちゅー番組でタッキー&翼(に浜ちゃんを交えて)お絵描き対決ってのをやってたんですが、いやぁ、やはり素人の、しかも(失礼ながら)あまり上手いとは言えないというレベルの絵ってなんとも言えない面白みがあります。人の事を散々笑った後で「じゃあアンタちょっと○○描いてみてよ」と言われるとじゃあ自分は上手く描けるのかなと考えると言葉に詰まる人も多いと思いますが、そーいう「とりあえず自分の事は棚にあげて」的なところも含め、「素人お絵描き」「うろ覚えお絵描き」というのは非常にオモシロイ。そこで更にこの「うろおぼ絵」を使って神経衰弱を、という発想にはもう「参りましたっ!」って感じです。絵の位置を記憶しようとする意思が、ずっとやってるとどんどん無くなって来ます(笑)。まさに神経衰弱。そして心地よい(?)疲労感。

 滝沢クン今井クンのごとき「歌えて踊れてかっこいい」万能そうな人が「???」な絵を描いたりするのももちろんお茶目なんですが、プロの漫画家さんですら「うろ覚えなものを描くのは難しい」という人もおられるようで、「MacFan」詩に連載の「X(てん)までとどけ」でお馴染みの鈴木みそさんが以前ホームページで「記憶絵」というコラムを書いておられたのを、このゲームをやっていて思い出してしまいました。

 そこで更に思い出してしまったのが、「ウォーロック」という雑誌(89年一月号)で紹介されていた「ピクショナリー」というボードゲーム。簡単に言うと、お題の絵を描いて、相手が(何を描いたのかを)答えられたらマスを進めることができるというすごろくゲーム(らしい)。もの凄くマイナーなゲームなのかと思って検索してみたら、実は結構有名なゲームだったみたいです。これ、一度やってみたいんですよねぇ。更にこの「ピクショナリー」からヒントを得て作られたのがニンテンドーDSの「ピクトチャット」というゲームなんだそうです(ほぼ日刊イトイ新聞)。最近のゲーム事情には疎くなってしまったので全然知りませんでしたがこれまたオモシロそうですねぇ。

 そういえばこのgooブログにもお絵描きツールなんて機能があったりしますね(全然使ってませんが)。お絵描きチャットでお互いにお題を出し合って絵を描きあったり、動画チャットで実際に描いた絵を見せあったりするだけでもなかなか楽しい遊びになるかもしれません…っと、オチとかまるで考えずに適当に書いていたらなんだかグダグダになってきたので無理矢理ネットな話題に戻したところで本日はこの辺で。

10 Mac Apps(麗しの青林檎)

2005年09月16日 | オススメソフト
 Apple-Styleさん経由、無意味なブログを検出しましたさん経由、NETAFULL(ネタフル)さん経由で知った(初出は海外?)、お気に入りのMacOSX用ソフト(クラシックでもいいのかもしれませんが)を10個あげろという企画に乗っかってみます。「これは手放せない」という観点でとりあえず厳選に厳選を重ねて選んだのですがそれでも20近くなってしまい、無理矢理10に削っています。

 ブラウザはシイラです。最近Tigerでないと使えない機能ばかりがアップデートされていてPanther派の私は拗ねており(苦笑)Nightlyを追いかけるのは止めてしまいましたが、1.1を愛用しております。WindowsでLunascapeを使っていた私にとってSafariは細かい面で使い勝手に違和感があったのですが、シイラはLunascapeにかなり近い感覚で使えるという点と、ユーザーの意見をすぐに反応してくれる、いわば「開発者の顔が見える」点が気に入っています。デメリットは(あくまで当環境下では、ですが)起動が激遅なところ。Safariはホントに一瞬と言っていいくらいさっと開くので、比べてしまうとやはりちょっと悲しいものがあります。あとはキーチェーンを覚えられないので一度Safariでキーチェーンを覚えさせないと、サイトによっては毎回パスワードを入れなければならないというのもデメリットと言えばデメリットですね(コレに関してはむしろセキュリティが向上する面もありますが)。

 メニューバーソフトに関しては以前このBlogで書いたとおり(オススメソフトカテゴリを参照)「TigerLaunch」「日めくり」「MailPeeperMenu」を愛用しております(ただMailpeeperMenuはGmailに対応していないので最近はこれらに加えて「GmailStatus」も使用。また日めくりはぎりぎり「無くても困らない」アプリなのでここではカウントせず)。

 コンテクスト(右クリック)メニュー関係も色々インストールしてありどれもこれも無いとそれなりに不便なのですが、「絶対手放せない・無いと困る」アプリは「SnapClip」と「AmZapForksCMX」。SnapClipはスクリーンキャプチャーを生成するアプリなのですが、(OSのキャプチャ機能と違って)JPGで生成してくれるのがポイント。私はLogitechのClick!シリーズのマウスを使用しているのですが、真ん中にある小さいウィンドウボタンをSnapClipに割り当て、画面をキャプチャしたい時はマウスのボタン一発で出来るようにしてあります。これがもう便利で便利で…。「AmZap~」はリソースフォークを削除するアプリで、このBlogで使用する画像をアップしたりHPに使う画像をサーバーにアップしたりする際必ずリソースフォークを削除して容量を節約しています(SnapClip及びリソースフォークについてはmutaさんのサイトに詳しく書かれています)。
 (追記:あ~考えたらこれってAPPじゃないじゃーーん!!!)

 HP運営に関しては「GIMP」「KEdit」「Cyberduck」の三つ巴。ペイントのように画像を扱えるソフトが今のところGIMPしか見つからないので画像処理はGIMP、HTMLやCSSの記述にはKEdit、ファイルのアップロードにアヒル、という構成です。HTMLエディタは5~6個試しましたが結局(単純に見た目等の好みの問題で)KEditに落ち着きました。

 さて、これでもう残りはあと二つ。「よく使う」から手放せないのか、「たまにしか使わないけど無いと困る」という点で手放せないのか、あるいは「困らないけどもの凄く気に入ってる(ゲーム等)」ものもあり、判断が難しいところですが一応セキュリティ関連ということで「LittleSnitch」と「ClamXav」をあげておきます。

 次点としては、例えばこの文章の下書きを今書くのに使っているのは「Macjournal」ですし、ベンチマークをたまに取るときは「Xbench」、システムキャッシュの削除には「CacheOutX」、今後ドロー系お絵描きソフトとして愛用する可能性大なのは「Expression」、ちょっとした画像の縮小には「デジカメールX」、RSSリーダーには「Ensemble」…。10個に絞れというのが無理なほど、私は色んなアプリを使いまくっているのですねぇ(しかも全部無料で…)。アプリ開発&配布者の方々にここで改めて感謝したいと思います。

3 日めくり

2005年05月14日 | オススメソフト
 「三日めくり」ではないので注意(笑)。「日めくり」である。

 (ダウンロードはKyasu's Original Softさんへどうぞ)

 私が使用しているメニューバーアプリは、前回前々回に紹介した「TigerLaunch」と「MailPeeper_Menu」、そしてこの「日めくり」の三つである(もちろん起動項目に登録)。他にも色々と試したが、使い込んで行くうちに要らなくなったものが多く(例えばSafari用の超便利なソフトが、ShiiraのおかげでSafariそのものを使わなくなってしまったために不要になったりして)、現在ではこの3つに落ち着いた。

 Macを買ったばかりでまだろくに使っていない頃から(ついこの間も書いたが、10月購入でメイン使用は2月からなのである)、毎日のようにmutaさんのサイト(muta's mac scribbling)にお邪魔してOSX用のオンラインソフトを物色していた。WindowsからMacへスイッチするということは、「今までWindows(Me)でやっていたことを全てMacでもできるようにしなくてはならない」ということである。そのため、Winで使っていたフリーソフトに代わるものがMacでは存在するのか、存在するとしたらそれは何なのか、ということを徹底的に下調べしていたわけだ。 
 
 そんな折、mutaさんのサイトの「ユーティリティ1~メニューエクストラほか」でいくつかのカレンダーソフトが紹介されているのを見た。「おおー、こいつぁ便利そうだ!」と興奮したのも束の間、読んで頂くとおわかりのように紹介されている「PTHClock」は後日シェアウェアになり、「Calenderclock」は「MenuCalnedar」に統合されてこれまたシェアウェアになり、結局紹介されているソフト全てがフリーウェアでは無くなってしまった。

 ここで、珍しくWindowsを褒めておきたい。Windowsでは右下に時刻が表示されているが、マウスポインタを当てると日付がポップアップ(?)で表示されるようになっている。私はHPの日記に掲示板を利用しているのだが、日付を入力する際「あれ、今日何日だったっけ?」と、瞬時に日付が確認できるのは非常に便利だった。いや、便利だったということが、Macを使ってみて初めてわかった…

 …

 …

 と、ここまで書いて、試しに今(Macでは)右上にある時刻をクリックしてみたら…色薄いけど一応Macでも日付出るじゃん…(自爆)。どうやら、使い初めの頃マウスポインタを当てても無反応だからと諦めてクリックを試さなかったらしい。

 ま、まぁいい、どうあっても「日めくり」の便利さが損なわれるわけではない(と気をとり直す)。話を元に戻すと、mutaさんの紹介していた「PTHClock」というのは私にとってBestカレンダーソフトだったのだ。私がカレンダーソフトに求めていたのは、

 ・普段はメニューバーに日付だけが表示されること
 ・クリックするとポップアップでカレンダーが出てくる事


 この二点のみ。高機能多機能なソフトが欲しいわけではなかったし、数ヶ月前/後のスケジュールを見たいのならばOS付属のiCalがある。いちいちiCalを起動するまでもなく単に一週間前後の日付を確認したい、という状況がネットオークションをしていると度々あるので、クリック一発でその月のカレンダーがポップアップで出てくるような、低機能かつ動作が軽いカレンダーソフトが欲しかったのだ。

 そこで色々と探しまわった結果見つけたのがこの「日めくり」である。このソフトは上記の二点を完全に満たしていた上、更に嬉しいオマケが色々と付いていた。

 まず、なんと言っても制作者が日本人なので「日本の祝祭日に完全対応」している。これがとにかく便利で有り難い。更に「誕生日」の設定が可能で、誕生日になると祝ってくれるらしい。「OSXになってMacが誕生日を祝ってくれなくなったからつけた」機能だそうで、誕生日が来るのが楽しみだ。土曜日は青色、祝/日曜日は赤色表示になったりと芸が細かく、クラッシック環境起動ランチャーが付いているのもクラシックアプリ愛用者には有り難いはず。「日めくり」以外にも色々と試したのだが、やはり日本の祝祭日がデフォルトで設定されているのが便利なので海外のソフトは使う気にならなくなってしまった。

 このソフトに対する小さな不満が二つだけある。一つは三ヶ月分のカレンダーが表示されてしまうこと。三ヶ月分見れると便利な時もあるのだが、一月のみと三月分の切り替えが可能ならよかったのにと思う。

 もう一つはカレンダーの位置で、Jaguarだと可能だった「メニューバーの右端に表示」という機能がPantherだと使えない事。私の場合前述のように「TigerLaunch」と「MailPeeper_Menu」と「日めくり」を起動項目に入れているため、メニューバーには「MailPeeper_Menu」と「日めくり」が並んでしまう。そうすると(今ではもう慣れたが)、月初め(一日や二日)だとメールが一件二件来たように見違えてしまうのだ。しかし、これはAppleがPanther以降メニューバー周りの仕様を変えてしかも開発者に非公開にしてしまったこと(mutaさんのサイトで知った情報です)に原因がありそうで、作者にはどうしようもないのだと思われる。
 
 この二点が改善されれば私にとって完全無欠完璧無敵カレンダーソフトになるのだが、そこまで言うのは贅沢というものだろう。今のままでも不満と言うほどの不満ではないし、右端に表示できたり一月分の表示が出来たりすることと引き換えに他のソフトを使う気には到底なれない。

 TigerのDashboardにはカレンダーのWidgetがあるわけだが、Winからのスイッチャーである私にはウィンドウを最大表示する癖が染み付いているため通常使用時にはデスクトップは見えていないし(大抵Shiiraが開きっぱなしなんで)、クリック一つで前面表示できるとしてもそもそもあのカレンダーはでかすぎる。「Konfabulator」のパクり感が否めないということもあるが、そもそも「本当に便利なのか?」と真剣に考えると微妙、というところが私にとってDashboardの訴求力が今ひとつな要因なんだよなぁ(あ、もしかしてWidgetの普及を促進させるためにメニューバー周りの開発環境を閉ざしたのかも…)。

 (余談ですが、先ほどこの「日めくり」にマウスポインタを当てたら日付と時刻がWinみたいにポップアップしました。日付も時刻も分かっているから無駄と言えば無駄なんですがこんな機能も隠れていたのかと今更ながらびっくりです)

#「日めくり」という同名のソフトがあるので注意。こちらは日々の実用というより暦など情報系/調べものアプリと言えそうです(mutaさんが詳しくレビューしておられます)。こちらのダウンロードはmacer's Pageさんへどうぞ。

#どちらの日めくりにもWindows版があります。

2 MailPeeper_Menu

2005年05月05日 | オススメソフト
 久々にオススメソフト紹介。前回のTigerLaunchと並んで、「これがTigerで使えないとすれば私はTigerへ移行しないかもしれない」というくらい私に取っては絶対に手放せないソフトの一つ。

 これは、mutaさん(左にあるリンク部参照)が既に御自身のサイトで紹介されているMailPeeperというソフト(制作者は電トム氏)に、Akihiro Nakamura氏がステータスメニューを追加し、バックグラウンドアプリケーション化したもの。

 基本的にオリジナルとステータスメニュー版では動作は変わらない。ただ、元々クラシックOS用だったのか、アイコンが少し地味目で寂しく、このソフトをDockに入れてしまうと「古めかしいアイコンが他の華やいだOSXアプリアイコンの中で著しく浮いてしまう」という弱点があった。しかし電トム氏が作ったオリジナルは既に開発が終了しており、今後アイコンが変更される予定は全くない。このような、アイコンに関するいちゃもん(Shiiraのアイコンはリアルすぎて不気味、だとか)は本来のソフトの利便性や安定性とは全く別個なもので、制作者のポリシーもあるのであまり突っ込んではいけない部分だとは思う。しかし、Dockに入れるアプリの「見た目」に妙なコダワリがある私にはどうしても言及しなければならないポイントなのである(余談だが、見慣れてくるとShiiraのアイコンは「これはこれでいいな」とちょっと可愛く思えてきた)。

 このソフト本来の利便性はmutaさんが丁寧にレビューしておられるのでぜひご覧頂きたいと思う。一応私もキャプチャーした画像を貼っておくが(あ~、一応断っておきますがもちろんこの真美というのは私とは縁もゆかりも無い人でやんすよ。思いっきりスパムです)、このようにこのソフトを使うと、「迷惑メールやウィルスメールを自分のHDDに取り組むこと無く」しかも「いちいちWebページにアクセスせずとも」タイトルやヘッダから判断して不要だと思えばすかさずデスクトップからサーバー上のメールを削除できてしまう。「clamXav」というフリーソフト(セキュリティのカテゴリで後述予定)を使えば手動でウィルスのスキャンは出来るのだが、やはり市販品とは違いダウンロードする時に自動スキャンをかけてくれるわけではないため、ダウンロードファイルに対しては私はまだまだ無防備な状態にあるといえる。だからこのように「必要ないメール、ウィルスが添付されているおそれのあるメールは最初からHDDに取り込まない」ということが出来るこの手のソフトは本当に重宝するのである。

 注意点、デメリットをあげると、まずメールタイトルの文字化けが多い。もっとも文字化けしている時点で(私が今まで見た感じだと、ほぼ)100%迷惑メールなので文字化けしていたら速攻削除してもいいのだが、私は一応文字化けしていた場合Webメールのページへアクセスして直接見に行くことにしている。なぜかというと、ここが注意点なのだが、このソフトでメールを削除すると「うむをいわさず奇麗さっぱりサーバーからメールを消して」くれてしまうためだ。普通WebメールをWeb上のページから削除してもそのメールはWeb上の「ゴミ箱」フォルダ等に移動されるだけだ。だから間違って消してしまっても復活できるのだがこのソフトで削除したメールは(私の知る限り、では)本当に奇麗さっぱり消えてしまう。実は初めてこのソフトを使ったとき、お試し期間中で「.Mac」のメールアドレスを使用していたのだが、そのメールをごっそりサーバーから削除してしまった。macアドレスメールはデフォルトの設定ではIMAPメールであり、POPメールと違って「サーバーにある本体のメールを、メールソフトを通して見ている」だけで、メールソフトの中にメールデータが取り込まれて(保存されて)いるわけではなかったのだ、ということを知って愕然…。もちろんサーバーに確認しに行ってもゴミ箱にもどこにもデータは残っていなかった。たいしたメールは無かったので消えてもそれほどショックは大きくなくて済んだのだが、私は基本的に「どんなくだらないものでも取っておきたがり」な性格ゆえやはり完全に消えてしまったのは悲しかった。

 そんなわけで、「タイトルが文字化けすることが多い」「文字化けしているメールはもしかしたら重要なものかもしれないのですぐに削除せずWebに確認に行かなければならない」という二点以外、特に不満もなく非常に便利なソフトである。

 メールが届いた時の「えくすきゅーずみー・ゆーがっためーる」という色っぽいオネーチャンの声を、チャイム音などに自由に変えられたらいいんだけどな、と使い始めの頃は思ったが、実はこの声は非常に耳当たりがよく、いきなり「えくすきゅーずみー」と言われてもチャイム音などよりドキッとしないのである。この辺りも気に入っている。ただし、私のように「通常ヘッドフォン端子にヘッドフォンを挿し、しかもそのヘッドフォンを着用しない(つまりほとんどの時間音無しで作業する)」場合、当然オネーチャンの声は耳に入らないため、HDDのちょっとした「カリカリ」音を聞き逃すとメールが来たことにしばらく気づかなかったりする(苦笑)。こーいう人(私だけかも…)にはメールが来た時にDock上でぴょこぴょこと知らせてくれるオリジナル版の方がステイタスメニュー版より使い勝手はいいと思うが(そりゃそうだ)、メニュー版とオリジナル版とお好みで選べるのもまたいいところだ。

 ダウンロードはAkihiro Nakamura氏のサイト「a51」からどうぞ(software→etc)。

#Windows用の同名ソフトがあるので注意されたし。

<追記>
 私はこのアプリを起動項目に入れ、巡回設定を5分おきにして使用しております。「Mail」や「Thunderbird」などのソフトでももちろん巡回設定は可能ですが、前述のようにいらんメールをHDDに取り込まなくていいのと、メールソフトを立ち上げっぱなしにするよりメモリ使用量が節約できるのがGoodなわけです。必要なメールが来た時にその都度メールソフトを起動するので面倒といえば面倒ですが、私の場合日にそう何通もメールが来たりしないのでこれで充分です(そういえば最近スパムも減ったなぁ~)。

1 TigerLaunch

2005年03月07日 | オススメソフト
 「もうこれが無きゃPanther使えないっ!」的な、スーパー優れたフリーオンラインソフトを紹介するこのカテゴリ。かなり長期間運用して「これは使える!」と断言できるソフトだけを基本的に紹介していくつもりである(あ、私が薦めてたってんでインストールして何か不具合が起きたなんて言われても当方では関知致しません。あしからず)。

 さて、栄えある第一回に取り上げるのは、リンクにもある「muta's mac scribbling MacOSXオンラインウエアテストの記録(とトラブルシューティング)」さんで紹介されていた「TigerLaunch」である。

 人間「慣れ」というものに囚われると厄介なもので、ことOSをスイッチするというのはなかなかに大変である。後ほどあらためて詳しく書くつもりだが、私はWindowsを使用する際、使い勝手を考えてちょっと変わったデスクトップ/タスクバーの使い方をしていた。考えたらOSXのDockと多少似たことをやっていたのだが、このソフトはそんな私の「Win環境」に近いものを再現してくれる超便利ソフト。よーするにメニューバーからプルダウンするアプリケーションランチャーなのだが、「アプリケーション(以下アプリ)」フォルダに入っているアプリの全てはこのソフトで管理(表示・非表示の切り替え)ができる上、メニューバーに表示するアイコンも複数から選択できるのがまた嬉しい。

 これを使う利点としては、例えば「滅多に使わないアプリは登録しない」「やや頻繁に使うけれどもDockに入れるほどでは無いアプリ(を登録)」「よく使うアプリはDockへ」とアプリを好きなように割り振れることだが、私のように「Dockには気に入ったアイコンしか入れない」という「Dockの使い勝手をまるで無視して見た目を重視したい人」には特に重宝である(爆)。そうでなくても必要以上にDockにアプリを登録したくない人だっているはずだし、「ものすごくよく使うからいちいちアプリフォルダの中から起動するのは手間なんだけど、でもDockに入れることで人にこのソフトを使っていることが知られちゃうのはいやなんだよぅ」的ソフト(なんじゃそら)を持っている人にもオススメである。

 なお、当然このソフトはMacが立ち上がると同時に起動するように「起動項目」で設定しておくことが望ましいわけで(というかそれが普通の使い方)、本来「このソフトを起動させるためにDockにこのソフトを登録する」意味なぞ全く無いのだが、単純にアイコンが激かっこいいというただそれだけの理由で私はこのアプリをDockのど真ん中に常駐させている(次期OSである「MacOSX10.4Tiger」への期待と憧れの意味も多少あったりするんだけどね…)。