麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

2.0

2009年08月21日 | 増設改造の予定&記録一覧
 一週間後にMac OS X 10.6 Snow Leopard発売を控え、Mac mini購入を真剣に検討しているさなか、今更ながら玄人志向のカードを購入し、USBを2.0化致しました。miniでも使うことを考慮して、内蔵ではなく外付けの1テラHDDを買ったまではよかったんですが、60Gのパーティションをフルバックアップするのに25時間かかりまして、いくらなんでもこりゃー不便すぎるだろうということで。
 いやー流石に1.1とはスピードが全然ちゃいますね。ロジックボードがボードなだけにフルスピード出ちゃいないんでしょうけど気分的には超爆速で快適快適。なお、USB2.0カードは商品説明に大抵「スリープ非対応」とか書かれているのでスリープは諦めるしかないかと思っていたんですが、私の購入した外付けHDD(IO-DATAのHDCS-U1.0)は電源をコンセントから取るタイプでして、外付けHDDの電源がオフになっていればUSBケーブルは刺しっぱなしでもスリープ出来ちゃいました。

 ホントに今更っちゃあ今更なんですが、PCショップのパーツコーナーで異彩を放つ「玄人志向」の名前とパッケージに実は昔からなんとなく惹かれていたので(笑)、これを利用出来たのは個人的に結構嬉しかったりします(Macにスイッチ後は、Mac用でないPCパーツとはもう縁が無いと思ってましたんで…)。

Sawtooth 移行記録 - 外部編

2007年01月17日 | 増設改造の予定&記録一覧
 やっとデジカメが修理から戻ってまいりましたので早速、新生 Marine ちゃんをご紹介。どどん。





 はい、皆様ご期待通りの展開です。G3とG4の二個一で「Power Mac G4 Blue & Silver」モデルを制作。ここで唐突にぶっちゃけたことをぬかしてしまいますとですね、ワタシはそもそもあまりG3の半透明カラーって好きな方ではなくて(えぇ~)、このクリスタルブルーなポリタンク筐体を作りたいというのは長年の悲願でもあったのですよ。どのくらい長年かというとこのくらい(笑)。その他に kero さん(下記リンク参照)という方ももう随分前にこのB&S筐体を制作しておられますし、かなり今更感はあって恥ずかしいんですが、いやーやっぱりやってよかったです。実にカワイイ。それに、オークションで見かけた奴は(うろ覚えなのですがたしか)銀色の塗装も剥がして完全クリスタルだったように記憶していますし、 kero さんのモデルは中身はクイックシルバーなうえに今はフロントアクセスのため前面が改修されていますから、実質この外観を持ったG4/AGPは世界に一台この Marine ちゃんのみっ!と言ってしまいましょう。「私の知る限り」という但し書き必須ですが(笑)。それに世界中には過去にこんなことした人があと10人くらいはいそうですけどね。

 さて、ちょっとだけ制作記事っぽいものをば。何が一番大変だったかってそりゃもうリンゴマークの移植。こいつがとにかく厄介でした。最終的には割と楽にできる方法を発見できたのでラッキーでしたがそれでも葉っぱ部分はしんどかったですね。ホントは分解途中から写真を撮りまくってきちんとした制作記事を細かく書きたかったんですがデジカメ修理中につき出来ませんでした & 文章だけだとイマイチ面白みがないということで、このリンゴマークの移植については詳細は企業秘密とさせて頂きます(笑)。今更いないとは思いますがもし移植方法を知りたい(自分もやってみたい)という方がいらっしゃいましたらご連絡くださいませ。

 フロント部分について。Pioneer のDVRシリーズ(のリテール品)をお使いの方はご存知だと思いますが、前面パネルが光学ドライブの取り出しボタンに干渉してほんの少しパネルが前に浮き出してしまいます↓。



 これを解消するにはパネルの裏を削るかボタンに何か手を加えるかしなければなりませんが私はどっちもイヤだったので(笑)「ちょっとだけだからこれでいいや」とそのまま使っていたんですね。しかしG3からG4への移植作業の際、光学ドライブキャリアをそのまま丸ごと替えるのではなくていちいち律儀にドライブを外して付け替えてみたところ、なんと↓



 G3で使われていたドライブキャリアより更に干渉度合いが激しいではありませんかっ! G3とG4のドライブキャリアは外観上全く違いがなく完全互換に見えるのですが、光学ドライブをネジ止めするための穴がほんのちょっとだけズレていてG4の方が若干(むちゃくちゃ微妙に)前の方にセットされるようでした。ま、ネジを外しちゃえばいいんですが(爆)それもなんだかちょっとコワイので↓



 結局ドライブキャリアもG3から移植しました(側面に貼られたシールがグラファイト色ではなくて青いでしょ)。そして↑この写真のご注目ポイントはそのドライブキャリアの下っ! そう、G3はこんな目立たないスピーカー部分にまでスケルトンブルーのパーツが使用されていたのですっ。というわけで、ただただ自己満足のためにこのスピーカーパーツもG3からコダワリの移植。しかしケーブル長がG4と違うためG3は前面スピーカーから音が出せなくなってしまいました(笑)。

 背面ももちろんG3から移植。



 しかし、この背面パーツは外すのが非常に大変で残念ながら無傷で取り出せませんでした(涙の破損箇所↓)。




 最後に、これまた予想通りの展開ですが、じゃじゃん。



 当然のことながら半透明グラファイトなG3も制作しましたですよ。可愛く並んでツーショット♪




 その他細かいことはまた写真を撮り直したりして後日芸館の方にきっちりと、制作物として(爆)アップする予定です(追記:6月現在まだできてません…)。本日の更新はこの辺で。

<参考サイト様>

浅慮断行
 「Prof.ギルの悪魔の笛」のコーナーに Yosemite の組立手順が丁寧に解説されたページがあります。

Welcome to Kero Mac Mod.
 G3 の筐体に QuickSilver の中身を移植するというスゴイ改造をしてらっしゃいます。

Sawtooth 移行記録 - 内部編

2007年01月11日 | 増設改造の予定&記録一覧
 G3からG4、すなわち Yosemite から Sawtooth へと移行してから変わったこときづいたことのメモです。

 基本的には変わりません(爆)。OSを変えたわけでもなく、環境以降の際システムを一からインストールしなおしたりしたわけでもなく、ロジック以外の増設パーツはほぼ全て移植し、クロック数に至っては以前より下がっている始末(苦笑)ですから、マシンが変わった気が全くしません。あまりにも変わらないのがしゃくなのでこれまでオフにしていた Quartz Extreme をオンにしてみたり。あ、因みに以前(同リンクページで) Quartz Extreme を OSX 10.3.6 以降で使う際のDVD視聴におけるトラブルについて書きましたが、あれはどうやら Yosemite 特有の問題ではなく Radeon/PCI カードのトラブルだったようで、G4/AGP でも同様の現象を確認しました。

 で、大きくは変わらないんですが些細な点でちょこまかと嬉しげなことが。

・熟睡(ディープスリープ)できるようになりました♪
・起動の際 Option キーを押し続けることで起動ディスクを選べるようになりました♪
・(試してはいませんが)外付けディスクから起動出来るようになりました♪
・(どうせ持ってないけど)AirMac カードを挿せるようになりました♪

 え? Apple が社名を変更したり TV がどうこうとか言うてるこの時代に今更何を言っているのかって? ふんっ、そうさ、今や当たり前とされていることが Yosemite ではできなかったのさっ!(男泣)
 いやぁそれにしてもディープスリープはいいですね。前面ランプがぼわーーぼわーーーっと蛍のように点滅しいかにも寝てるって感じです。ま、ついついくせで Mac の前を離れる時はシャットダウンしてしまうんですけど。それから、システムプロフィールでメモリ情報がちゃんと表示されるようになりました。これはOS側の問題で、例えば Tiger なら表示されたりするのではないかとか、あるいは得体の知れないバルクメモリだから表示されないんだろうとか思っていたので(こんなところが改善されて)ちょっと驚きました。

 ハード面。G3 と比べるとあまりにもデカイCPUヒートシンクに思わず笑い転げました(いや転げたってのは大げさだな)。写真なんかで見るのと実物で見るのとはやはり印象が違いますね。いかにも「G4 は発熱激しいんだぞこの野郎」って感じです(笑)。それから前回書き忘れましたが、ZIP ドライブだけでも邪魔なのに更に SCSI カードがくっついてきやがりました。G3 買った時にもついてたんですよねー。SCSI 機器一切持ってないからぜーんぜん要りません。仮に今後 SCSI 接続の激安ペンタブレットなんかを買うことがあるとしても、それでも一枚あれば充分です。うーん、SCSI に縁があるんだか無いんだか。

 移行記録・外部編はデジカメが帰って来てからじっくりと。既に皆さん予想されていることと思われますが(苦笑)、久々の大ネタです。

そういえば Terragen があった

2006年05月30日 | 増設改造の予定&記録一覧
 久しぶりの更新です(汗)。画像合成用に風の吹きすさぶ砂漠の背景が欲しくなり久しぶりに「Terragen」を起動してみました。Windows時代から「ちょっと使ってみてはなんだかよく分からずすぐ挫折するソフト」なんですが(爆、いや馬鹿)、今回も使い方をさっぱり忘れていたためTipsサイトを駆け巡りかなり苦労しました(↓これはとりあえず作った叩き台)。



 因みに「Terragen」とはお気軽に↑このような3D景観が作れてしまうスグレモノソフトなのですが(←そういう説明は先に言えよ)、Mac用もWindows用も存在するこの手のソフトは結局「多数の論理」というか、Windowsで使う方が何かと楽ですねぇ。GIMPもそうですが、Windows用の方が日本語化が楽だったりTipsサイトが充実していたり。TerragenMacは日本語化パッチのようなものが今のところ無いようなので、とにかく英語表記になっているソフトに著しく拒否反応を起こすオバカちゃんな私にとってはなかなか辛いものがあります。

 とはいえ、これでやっと Radeon 9200 を増設した意味がありました(嬉涙)。前回起動したのがもう一年以上前(多分スイッチしたてくらい)の話でその頃の体感速度なんかもはや忘却の彼方なのですが、今回は以前使ってみた時よりはプレビュー操作等がかなり軽く(早く)なっている気がしました。因みに上の画像(800×600サイズ)を最終的に吐き出すのに1分30秒ほどかかりました。うちの子は G3/450Mhz ですから、今時のMacユーザーの方であれば(苦笑)あっちゅーまでしょう。

 …でも、もっとバリバリ使うようにならないとやっぱり意味がないんだけど。

Terragen for macintosh


P.S muta さん
 なかなかコロニー計画についてカキコしに行けず申し訳ありません…。

PCI Extreme! を使ってみる(Radeon 増設記録 4 ~そして伝説え?~)

2006年05月01日 | 増設改造の予定&記録一覧
 遅くなりましたがRadeon増設記録の最終章、「PCI Extreme! を使ってQuartz Extreme をオンにする」です。

 Quartz Extreme というのは、(たしか)OSX10.2 から採用された機能(技術?)です。詳しくはAppleのHPをご覧下さい(Quartz Extreme)。CPUにやらせていたグラフィック処理をGPUに肩代わりさせることで、CPUの演算負担を軽くするというようなことらしいです。

 この機能が有効になっているかどうかは、「Quartz Extreme Check」という思いっきりストレートなネーミングのソフトを使う事で確認出来るのですが、実はこのソフトを使わなくても有効かどうかのチェックが出来ます。ヘルプに書いてあったのですがこれはちょっとした豆知識かも。

(下の画像は「Quartz Extreme Check」を使ってみたところ。起動すると上の窓が出てきて、チェックボタンを押すと下の窓が表示されます。有効になっていない時は「~is not accelerated」と出るわけです)、



(下はヘルプに書いてある、有効かどうかのチェック方法)



 で、この機能は基本的にはAGPバス仕様の(AGPのグラフィックカードが搭載されてから以降の)Macでないと働かないらしく、当然うちの機種もこの機能はデフォルトでは非対応になっております(註:AGPモデルでなくても Intel Mac等の最新機種であれば当然対応しているはずですが)。

 しかし、AGPのRadeonシリーズならば Quartz Extreme に対応しているわけですので「PCI接続のRadeonでもこの機能をONにすることは可能なのではないか?」と考えた人がおりまして、実際それは(一応)可能だったのですね。AGPバスモデル以前の古い機種でも、Radeon のPCIバス用カードを増設し、とあるシステムファイルを書き換えてやる事でQuartz Extreme はONにすることが出来るのです。ONにする方法については、「Old Friends」さんが詳しく紹介しておられますのでここでは省略。

 当初私もこの方法を試してみるつもりでしたが、この方法は起動システムが二つ以上ないとファイルの入れ替えが出来ないためちょっと面倒なんですね。しかもうちの子は現在OS8.6インストール分のパーティションが丸ごと消失状態(涙)。というわけで、お手軽にシステムファイルの書き換えが出来る「PCI Extreme!」というソフトの出番です(なお、PCI Extreme! を使わず書き換える方法を「Old Friends」の BBS にて koto さんに教えて頂きました。この記事の最下部に追記しておきます)。

 現在のバージョンは 3.1 でありまして、これは Tiger 対応版。DL して解凍すると中に「Old Version For 10.2.x and 10.3.x」というフォルダが入っており、この中に「AGP and PCI Install.pkg」があります。私の使用OSは Panther(10.3.9) なのでこれを使用します(Tiger の場合はどうするのか不明ですごめんなさい)。pkg ファイルでのインストールはどこに何のファイルがインストールされたのか不明なので基本的にあまり好きではないのですが、「unpkg」というソフトを使うとどこにどんなファイルがインストールされるのかが分かります。で、ちょっと調べてみたんですが当たり前と言うか何と言うか、ホントに単純に「Configuration.plist」が一つ入っているだけでした(「AGP and PCI Install.pkg」をダブルクリックして指示に従い、再起動すると Configuration.plist が交換されることで Quartz Extreme がオンになります、元に戻したい時は「Restore.pkg」をダブルクリックして再起動するだけです)。因みにこのファイル、前述の「Old Friends」さんではこのファイルの IOAGPDevice という部分を IOPCIDevice に変えるように指示されていたわけですが、「PCI Extreme!」を使って取り替えられるファイルには<string>IOPCIDevice</string>が次の行に書き加えられている、という違いがありました。



(「PCI Extreme!」を使って書き換えられるファイルの記述。有効になっていることがわかるよう「Quartz Extreme Check」の窓を左下に重ねてみました)

<追記>つまり「書き換え」でも「書き加え」でもどちらの方法でも出来るということです。


 さて。いよいよ Quartz Extreme を有効にした際の使用感及び不具合についてです。「PCI Extreme!」に付属の説明文を私の拙い英語力で頑張って読んでみたところ、「Quartz Extreme をオンにするとウェブブラウジングやEメールやワープロ等の比較的軽い作業におけるパフォーマンスが向上するが、ビデオのエンコード等の重い作業についてはパフォーマンスが下がる」というようなことが書いてあるようです。

 結果は…まず、ジニーエフェクトの処理が「キレイに」なりました。前回DVD再生のキレイさについてフォントのアンチエイリアスを例にして云々言いましたが、ジニーエフェクトについても比較的同様のことが言えました。別にエフェクト自体のスピードが速くなるわけでは無いのです。というか既に Quartz Extreme オフの状態であってもスムーズだったのでこれ以上スムーズになることは想像出来なかったのですが、エフェクトそのものにアンチエイリアスがかけられたというような感じでしょうか。滑らかでキレイになりました。思わず「こ、これが Quartz Extreme の実力かっ!」等とアニメ声優並に呻いてしまいましたが、Core Image がどうたらとか言ってるこの時期になんとまぁ時代遅れな話だ…と我ながらちょっと情けなくもなったりして(苦笑)。

 また、ウィンドウを10個以上開いて Expose の動作をチェックしたり、シイラのタブ Expose の動作等も(同じくタブを10個以上開いて)チェックしました。流石に Quartz Extreme オフの時やRadeon 増設前と比べると動きがスムーズでスピードも若干早いようです。

 さて、ここで補足が一つ。この差はあくまでも「ほんのちょっと」です。流石に窓を10個以上も開いて動作確認すれば違いがわかるかな?という程度であって、実際に多くの窓を開いて作業したりする人でなければまず差は体感できませんし、ジニーエフェクトについても「オンとオフで違いがあるかな?」と注目して観察しているからこそわかるという程度の違いです。

 そうそう、前回エフェクト処理について補足すると書きましたのでそれも。実はATAカード増設&HDD交換でそーいう分野での2D性能は意外なことにむちゃくちゃ改善されるのです。ATAカード増設後にドックやジニーエフェクト処理がむちゃくちゃスムーズになってビックリしたのですが、その反面「これ以上このエフェクトが早くなることなんてありえるの?」とも思ったんですよね。実際に Quartz Extreme をオンにしてみたら確かに見た目は「よりキレイに」なりはしたのですがやはり体感的な処理速度そのものについてはほとんど変わりませんでした。ATAカードを経由していないデフォルト6G のHDDに緊急起動用の 10.3.5 が入れてあるのでそちらで検証してみれば「HDD性能に依存しない状態でのRadeonのパフォーマンス」がよりはっきるすると思いますが、単純に体感速度を向上したいのであればグラフィックカードの増設よりまずHDD性能を上げることを優先する方がいいと思います(既に何度も書いてはいますけど)。

 続いて3D性能。前回の記事で「CINE BENCH2003」での結果をアップしましたが、オンにするとこうなりました。

Shading (CINEMA 4D) : 57 CB-GFX
Shading (OpenGL Software Lighting) : 146 CB-GFX
Shading (OpenGL Hardware Lighting) : 150 CB-GFX

OpenGL Speedup: 2.62

 数値としては一応、もの凄く微細ながら向上が見られますね。

 さて、今度は動画性能です。DVDを見たところでは、なんだかちょっと汚くなったかなぁ?という気がすることはしますが気のせいかもしれません。また、「Yosemite の問題点」をまとめた際に気になっていたことについても判明しました。「DVDプレイヤーで、ほかのウィンドウがかぶさると再生画面がブラックアウトする(10.3.6 以降)」に関してですが、これはやはりRadeonがらみの不具合で、「Radeon シリーズを増設した上で、更に Quartz Extreme を有効にすると生じる現象」です。



 このように↑、他のウィンドウが重なるとブラックアウトします。そもそもこの不具合が無くてもDVD再生画面のキャプチャーをしようとすると(著作権保護のため)失敗してこんな風な画像しか出来ませんけれど(苦笑)。また、これはウィンドウだけでなく、フルスクリーンにした時にDVDコントローラーを表示させただけでもブラックアウトします。少し経つと戻りますが、非常に不便でうっとおしいです。

 その他、動画ファイルの再生については特に問題になるようなことも無ければ、性能が向上しているように思える現象も起こりませんでした。

 最後にちょっとした疑問。Quartz Extreme をオンにすることの是非についてなのですが、「Old Friends」さんでも言われているようにグラフィック処理をビデオカードに負担させその分CPUに別の仕事をさせることはそれだけ機器に負担をかけ、マシンの寿命を縮めることになるのだそうです。しかし、実際どの程度マシンを痛める事になるのか、そもそも「Quartz Extreme をオンにしていたせいでマシン(マザーボードやCPU)が壊れた」と明らかに言える事例は果たして存在するのか? これがちょっと謎なのですよね。もちろん理論的物理的に考えて寿命が縮むということは(私には正直ちゃんと理解出来てはいないのですが)おそらく正しいことであり、万全を期すなら Quartz Extreme を有効にすることは控えた方が望ましいと思います。とは言え、Yosemite(等の旧機種) にパーツを増設して使い倒そうとする人のうち、私のようにそれがメインマシンでなおかつ代替機が無いなんていう人は皆無でしょうから(苦笑:まぁWindows機はありますがMacのサブマシンは持って無いという意味です)、「いつかは壊れるものだろうし、Quartz Extreme を有効にしたせいで壊れたかどうかなんてこともわからんしなー」と言う事で思い切ってオンにするのもまたアリかな、とも思います(もちろん自己責任で、ですけれど)。因みに私は、DVDを快適に見たいということを第一目的に考えて通常オフにしています。


 さて、いよいよ結論です。

 今回私は、この「Radeon 9200 PCI」を15500円(+振り込み手数料)で購入しました。送料無料セールの時期でもあり、その時最も安い通販ショップを選んだこともあり、本体そのものの値段が低い時期だったこともあり、おそらくこれは 9200 の新品購入価格としては最も底値だと思われます(現在では少し値上がりしています)。

 さて。この資金投入でうちの子はどうなったか。まず、

・マウスポインタに影がついた。

 これは増設後、少しして気づきました。Radeon を増設すると影が付くようになることは知っていましたが、具体的にどうなるのかイマイチ想像が出来なかったので気になっていました。で、影が付いていることに気づいた時の私の第一声。

 「うわっ、きも!」

 でした…。今はもう慣れましたが、無い方が好みです。

 その他、(プログレスバーが出てからの)起動がちょっと速くなったかなぁ?という気がそこはかとなくしますが、トータル時間は変わっていない気も。また、スリープ復帰の際、一瞬ディスプレイがオフに(画面が真っ暗に)なるようになりました。

 使用感については散々述べてきたように、具体的に「もの凄くここが変わった」という部分は全くありません。Quartz Extreme をオンにしようがオフにしようが、Radeon 増設前と比べて何か変化があるかと言われると「意識を持って調べない限り全く気がつかない」程度にしか変わっていません。あくまで私の使い方では、ですけれど。

 というわけで、この Radeon 増設に関して私が金額的な評価をするならば「う~ん、1000円~2000円で売ってるなら増設してもいいかなぁ」という感じですね。マウスポインタに影をつける(しかもキモい)というだけのために1マン5千円も払えるかというとかなり辛いものがあります。まぁ、こうなるであろうことはWeb上で調べられうることから想像はついていたのですが、とりあえず自分の目で確認してみたかったので満足感はあります。それにしてもホント「予想以上に予想通り」という言葉がぴったりです(笑)。

 このRadeon 9200 を増設して恩恵を受けることが出来る人というのは、

・デュアルディスプレイにしたい人
・ビデオ端子でテレビに接続したい人
・3Dゲームを楽しみたい人
・液晶モニタに繋げたい人
・ウィンドウを山ほど開いた状態で快適に使いたい人
・シイラのタブエクスポゼを快適に使いたい人


 こんなところでしょうか。このうち、テレビに繋ぐ事が出来るというのはモニタが壊れた時に応急処置が出来るという点でちょっと心強いものがあります。また、せっかくなのでMac用の3Dゲームをちょっと買ってみようかな…とも思いますが、将来的にはこのカード、売り飛ばしてしまう可能性が私の中ではかなり高いです(苦笑)。

 ただ、「しょぼいCPUでは高価なグラフィックカードの性能を発揮出来ない」ということがありますので、G3/1.1G もしくはG4/1G を増設した時にどうなるのか、その辺りがまだ若干気になるため G4/1G 購入までは売らないかもしれません(笑)。
 
 さて、いよいよ Marine ちゃんのパワーアップも(基本的な部分では) CPU の G4 化を残すのみとなりました。妙に感慨深いというか、なんだか淋しいような気がしてくるところが不思議です(←病気と言ってもいいぞそれは)。


<追記 PCI Extreme! を使わず Configuration.plist を書き換える方法>

・他のOS起動環境がない
・rootユーザー起動が面倒
・PCI Extreme無しで済ませたい
・ターミナル叩くのはよくわからない

 という場合には、一時的に該当ファイルの Configuration.plist とそれが入っている Resourcesフォルダのアクセス権をシステムからユーザー(自分)に変更してから書き換え、そのあとアクセス権を戻すという方法があります(以下手順)。

 システム/ライブラリ/Frameworks/ApplicationServices.framework/
Versions/A/Frameworks/CoreGraphics.framework/
Versions/A/Resources/Configuration.plist
の「Resources」フォルダの「情報を見る」で、「所有権とアクセス権 → 詳細な情報」の「オーナー:システム」となっている右のカギをクリックしてロックを外し、「オーナー:(自分のユーザー名)」に変更、パスワードを要求されるので入力。読み書き関係の権限は変更しない。

 続いて「Configuration.plist」の「情報を見る」でも同様の項目を「オーナー:(自分のユーザー名)」に変更(ロックは外れているはず)。こちらも読み書き関係の権限は変更しない。

 その後「Configuration.plist」をテキストエディットなどで開いて<string>IOAGPDevice</string>の部分を見つけ、<string>IOPCIDevice</string>に書き換え(または追加)、上書き保存してファイルを閉じる。

 「Configuration.plist」の「情報を見る」で「オーナー:システム」に戻し、続いて「Resources」フォルダの「情報を見る」で「オーナー:システム」に戻して右のカギをロック。

#「Old Friends」の BBS にて koto さんに教えて頂きました。10.3.9 で確認、10.2.8 でも同様に出来るだろうとのことですが、試される方はくれぐれも自己責任でお願い致します。

PCI Extreme! を使うその前に(Radeon 増設記録その3)

2006年04月22日 | 増設改造の予定&記録一覧
 前回の予告をいきなり裏切ってしまいますが(汗)、PCI Extreme! のお話の前にまず Radeon 9200 を増設した直後の段階でやってみたことを先に書かねばいけませんね。

 一般に、わざわざ高価なグラフィックカードを買う目的はと言えばもちろんグラフィック性能をより高めるためなんですが、具体的に何をどうしたいのかっちゅー問題がありますよね。で、「とにかくベンチマークをあげたいんじゃ」というベンチマーク至上主義の方というのは流石に少ないでしょうから(笑)普通は体感速度の向上、つまり「2D性能をあげたい」とか「3D性能を高めたい」ってことになります。そこでまず3D性能が「体感上」どのくらい変わるのかテストしてみました。

 使ってみたソフトは、私が持っている数少ない 3D ゲームソフト(当然フリーの体験版:爆)である「NoLimits Simulator」であります(Windows版もあります)。3D 酔いする人や絶叫マシンがとにかくダメという人にはオススメできませんが、効果音と相まってデモを見ているだけで「その気に」なれるかなりお気に入りのソフトです。これまで CPU を300Mhz→350Mhz(ジャンパピンでアップ)→450Mhz(交換)とクロックアップしてきた際必ずこのゲームで体感速度を検証してきました。ATAカードでHDD性能を上げているので 300Mhzでも遊べないということはないのですがコースターが急激に落ちるような時にやはり描画が重くなるんですね。それが CPU のアップごとにちょびっとずつ改善され、現在の G3/450Mhz では「う~ん、やはり落ちる時にちょっと突っかかる感じがあるなぁ」というところでした。スピードが明らかに遅くて「重い」と感じるのではなくて、スピードを遅くしないように描画を端折(はしょ)っていると言いますか、「普通は1秒間に24コマのアニメを、高負荷の時には12コマに減らして全体のスピードを下げないようにしている」というそんな感じ。それが、450Mhzの今は16コマくらいに増えたかな、みたいな。

 で、Radeon 9200 の増設後はどうなったかと言いますと、その突っかかりが「微妙に」改善されたかなぁという感じです。ほとんど気にならなくなったんですが、コースターが落ちる時に画面をよ~く見るとまだ少し「突っかかっている」ということが感じられます。上の例えで言うと20コマくらい。

 因みにこれは余談ですが、実はこのソフトもう随分前にインストールしたにも関わらずこれまでずっとゲーム設定を弄らずに遊んでいたんですね。今回の検証で今更ながら実は色々設定項目があることを発見して、16ビットに設定されていたところを32ビットにとか背景を「Most」とかにしたりとかごちゃごちゃやっていたらこれまでよりはるかにリアルで細密なグラフィックになったんです。でもってその「超リアルになって明らかに負荷もこれまでよりかかるに違いない」設定で遊んでみたところ、それでも以前と体感上全く変わりませんでした。この設定のまま再び Radeon から Rage128 へカードを戻して検証すれば(そして Rage128 だと重くて遊べね~ってことになれば)Radeon のパフォーマンスがより一層明確になるんですが、面倒なのでそこまでやることは当分無いと思います(ごめんなさい)。

 体感上の3D性能に関してはこのくらいにして、ベンチテストもしてみましょう。OSX用の定番ベンチマークソフトと言えば「X bench」なんですが、このソフトはグラフィックに関してはかなり評判が悪いようで「Radeon の評価は他のソフトを使うか3Dゲームでの体感をもってせよ」というのが一般的なようです。1.1.3から1.2にバージョンがアップした際、ほとんど別のベンチアプリと言ってもいいくらいに計測方法というか出てくる数字が変わってしまったので「グラフィック関連も性能に見合った数字を出すように改善されたのかな?」と期待して一応計測してみたんですが、やはり X bench 上ではRadeon は Rage128 よりも低性能ということになっています(涙)。また、「CocoaBench」というソフトでも試してみましたがこれまた「X bench」同様増設後の方が数値が下がってます(更に涙)。

 そんなわけで今回のグラフィック性能の計測には「CINEBENCH 2003」を使用。計測終了までには相変わらず時間がかかりますが(苦笑)、Radeon 増設後は「おぉ、確かに3D計測画面(あの変な顔した変な奴が風船の豚飛ばしてる画面ね)が早く動いてらぁ」というくらいには3D性能がアップしていました。OpenGL の具体的な数値としては以下のように 1.83 から 2.62 にアップ。






 さて、3Dに関してはとりあえず向上していることが(ベンチは微妙ですがとりあえず体感上では)なんとなく分かりました。次に2D性能です。実は私が Radeon を増設しようと思った意図はコレでありまして、「グラフィックカードの性能は果たしてどこまで動画の再生に影響するのか」という事が知りたかったんですね。もちろん「動画の再生にはグラフィックカードの増設なんかより CPU 性能を上げる方がはるかに効果が高い」と思いますし、「しょぼいクロックの CPU では高性能のグラフィックカード増設したってむしろパフォーマンスは下がる」という話もどっかで読みました。しかし、それを承知であえて「しょぼいクロックの CPU に高性能のグラフィックカードという組み合わせでほんのちょっとでも動画再生の改善は得られるのか?」ということが知りたかったんです。

 で、結果。QuickTime や、Flip4mac のおかげで既に無用の長物と成り果てている(笑) Windows media player で重い動画を見てみたりしましたが、やはりというかなんというか特に体感上の改善は見られず。DVD再生に関しては、「ルーク篁 直伝 エヴォリューション・オブ・ギタープレイ(TAB譜付き)」というDVD(笑)で検証してみましたが、これも特に大きな変化無し。私はDVDを(この子で)見る時は基本的にフルスクリーンで見ますが、フルスクリーンで篁氏の顔や指のドアップを見ると、輪郭がかなりギザギザになるんですよ。あとギターの弦とか。止まっている時はキレイなのですが動くと、アンチエイリアスがかかっていないフォントとかかっているフォント(Windows ユーザーに喧嘩売るようで申し訳ないんですが分かりやすい例として、Windows の日本語フォントとMac OS X のフォント)の違いとか、昔の白黒ゲームボーイで止まっている時はキャラがはっきり見えるけど動くとぼやけるみたいな、そーいう感じなんですね。モニターの解像度なんかも関係してそうですし、まぁフルスクリーンじゃなければ気になるほど汚いってことはないんですけど。

 ここで補足説明。この Power Mac G3 にはもともとDVD再生できる機種とできない機種というのがありまして、グラフィックカード(Rage 128)にデコーダーカードっちゅーのがついている機種じゃないとDVDが見れなかった(らしい)んです、OS9までは。で、OSXになってからは「ソフトウェアデコード」だか「ハードウェアデコード」だかなんだか(どっちがどっちか忘れた)という機能(?)で、ハード的な問題でこれまで見れなかったDVDをOSの方でサポートしてくれちゃってるんで、グラフィックカードを増設したりデコーダーカードを付けたりということをしなくてもDVDは再生できてしまうんですね。ただし「デコーダーカードが付いているとより一層滑らかに再生される」という情報がありまして、デコーダーカードを付けたり Radeon を増設したりすればこの「フルスクリーンにおけるギザギザ現象」は解消されるのかな?と気になっていたんです。

 そんでもって結果。やっぱり変わらず。はじめは「う~ん、微妙にキレイになったかなぁ?」と思ったり、この前書いたように ATI Displays の設定(順応性インターレースがどうちゃらって奴)をオンオフしてみたりしましたが、「もしかしたらキレイになってるかもしんまい」程度にしか違いが分かりませんでした。

 最後になっちゃいましたが、最も注目すべき点であるファインダのきびきびさ加減とかジニーエフェクトの滑らかさ等についても特にRage 128 との体感差は感じませんでした(これについては次回補足事項アリ)。

 以上の事を踏まえて、次回は(次回こそ?)いよいよ「PCI Extreme!」の出番であります。

ATI Displays(Radeon 増設記録その2)

2006年04月20日 | 増設改造の予定&記録一覧
 Radeon 9200 のお話続き。増設後のシステムプロフィールはこんな感じ。



 Radeon 9200 と表示されるのではなく「RV280」などという聞き覚えの無い表示になる。なんか車みたいだなぁ。

 次に「ATI Displays」というソフトをインストール。以下面倒なので「ソフト」と記述。CD-ROMの中身は↓。



 インストール後はシステム環境設定の「その他」に追加されます↓が、他のものと違いシステム環境設定を終了してもこのソフトは Dock に残ります。環境設定から独立しつつ密接に関係もしているアプリって感じでしょうか。




 インストールしたら早速設定を色々と弄ります。まずはパフォーマンス。



 実はここがイマイチ悩むところです。というのは我が Yosemite はグラフィックの PCI バス速度が66Mhz。この Radeon 9200 PCI はバス33Mhzのいわゆる「G2」Mac と呼ばれる Yosemite より古い機種や、G3 であっても Yosemite 以前のDTやMTで使用している方が結構おられるんですね。で、そーいうMacだとここをオンにしてもあまり効果がないらしく、「よりバス速度の高い(速い)」機種でオンにしてこそ効果がある…らしいんですが、果たしてそれが我が Yosemite の66Mhzに該当するのかどうか???
 Yosemite 以後の Power Mac は一部(Yikes)を除いて AGP モデルですからそもそもこんなカードは使わないわけで、だとするとこのカードを必要とするマシンの中で最も新しいモデルと言ってもいいのがこの Yosemite なわけですから多分この「よりバス速度の高い」機種というのは Yosemite のことを指すんじゃないかなと勝手に思うことにしてとりあえずオンにしてます…がやはり思いとどまってオフにしてみたり、まぁ後でまた詳しく書きますがオンでもオフでもどっちでもかわんね…(略)。

 次に詳細設定の項目。



 よくわかんないんですがとりあえずオンとオフでDVDを見比べてみました。結果は…これも特にオンとオフで変わる気配無し。



 最後にディスプレイの細かい設定。画像↑はデフォルト状態です。一番上をオンに、二番目をオフにして後は変えてません。

 さて、とりあえず増設しソフトを弄っただけでは特に体感的な差は感じませんでした。次回はいよいよ「PCI Extreme」を使ってQuartz Extreme をオンにしたらどうなるか、詳細なレビューをお届けします。Radeon 9200 増設、果たしてその衝撃の結末とは!!!?

ATI RADEON 9200 MAC EDITION 到着!

2006年04月14日 | 増設改造の予定&記録一覧
 お正月に注文したRadeonがやっと入荷しましたよ~。うぅ、長かった。



 箱フェチの私にはたまらないこのかっこいい箱。これは開封前の写真ですが、開封時にシュリンク(って言うんですっけ、外装フィルム)を箱が開けられる必要最低限しか切ってないので今でもパッと見新品状態でございます。初めてこの箱(の写真)見た時に一目惚れしたんですよねー。ってかRadeonシリーズの箱はみんなかっこいいよなぁ。しかし中身の割に箱デカイぞ。こんなにデカイとは思わずオイラびっくり(あ、比較対象物も撮ればよかったな…)。



 中身の写真。静電気防止の袋は増設後にそれまで使ってたカードを入れられるのがいいですね。ただ考えたらどうせ縮小するんだしこんなよくわかんない写真よりむしろ付属物をどーんと撮っておけばよかったな…S端子ケーブルとか変換コネクタとか色々付いてるんですよ。ケーブルは早速リビングのDVDプレーヤーに使用(笑)。

 

 増設後の写真です。あ、増設前とかカード外したとことかも撮ればよかった(って後悔ばっかりやがな)。このブログで記事にしようしようと思いつつなかなか書けない、自分で取り付けた市販ヒートシンクファンがなかなかオサレでしょ(いや、おもいっきり普通すぎだぞ…)。

 それにしてもやはりハード弄りは緊張しますね。静電気除去をとにかくマメにやりつつ決して力を無理に入れないことを念頭に置けば大丈夫だとは思いますが、怖いです。根元までしっかり入らなくて「もちつけ、もとい落ち着け」と何度もくり返しながらおっかなびっくり(笑)。

 説明書にはまずカードを増設する方法が書かれ、その後にソフトウェアをインストールすることが書かれているのでその順番でいいんだろうとまず増設からやりました。で、最初の設定だと解像度800×600に設定されているみたいなんですよね。いつもは1024×768なので突然画面にでっかい林檎マークが出てきた時は一瞬ビビりました。「もちつけ…」と呟きつつくるくる回るヒマワリのようなマーク(って言えばMacユーザーにはわかりますよね)を見ていたら突然回転がピタっと止まったんです。「も、も、もちつけ…」と言いつつこれは結構焦りました。ちょっと待っていたらその後普通に起動しましたけど(笑)。因みにこのカード増設後は必ず起動時にヒマワリの回転が止まってから起動画面になりますね。ってか前からこうだったっけ?

↓因みにヒマワリマークとはコレのこと。


 で、現在各種ベンチマークなんぞをそこはかとなく取りつつ、3Dゲームなんぞを試しつつ、こちょこちょとレビューのネタを溜めております。使用感等はまた後日ということで今日はこの辺で。

新年早々…

2006年01月05日 | 増設改造の予定&記録一覧
 皆様あけましておめでとうございますです。今年もどうぞよしなに。

 さて、イキナリですが、ATI RADEON 9200 MAC EDITION PCI 思い切って買っちゃいましたー。きゃー。

 いや、もうすんごい迷ったんですが。ってそれほどでも無いですが(どっちやねん)。キットカットさんで買うとかなり安く、しかも1月5日までに頼めば送料タダっていうんで思い切って2日の夜に注文し今日振り込んできました。Macで3Dゲームガンガンやりたいなんてこれっぽっちも思っていない私にとってははっきり言って絶対オーバースペックです。ネットオークションでRadeon mac edition(俗称無印ラデオン)か、Radeon7000を買っといた方が賢かったに決まっております。というか実際何度も買いかけてはいたんですが狙っているとやたら値段が上がってしまったりノーマークで見過ごした奴は安く落札されてたり、よーするに縁が中々無かったんですな。しかも上手く行けば5~6千円台で変えるとは言えこの7000と無印、時によっては1万円前後まで値が上がることもあり、更に9200の中古だと12000円くらいはしてしまうのですよ。それならいっそ15500円ぽっきり(振込手数料はかかるけど)でお店の保証もつく9200を新品で買ってしまう方がいいかなぁと。市場全体的に在庫も減って来ているようだしこの値段で送料無しというのはどう考えても破格なので買うならもうこのタイミングしかないかと。それにどうせ7000や無印を手に入れたとしても9200が欲しくなってしまうと思うんですよね。例え体感出来る性能差がほとんど無かったとしてもOSXで使えるPower Mac G3用の(現状での)「最強ビデオカード」という勲章に惹かれまくりなので(苦笑)。それにDDRメモリ128MBですよ!いや、DDRメモリって何?って聞かれてもよくは知りませんが(爆)。ただ、現在Mac miniに搭載されているカードも同じくRADEONの9200なんですがそっちのメモリは32MBなわけで。なんかちょっとでも「miniに勝ったぜいえーいポイント」があると嬉しいという悲しいサガ。しかも「その分余計に金がかかる」という点で負けまくっているわけですけど。

 キットカットさんに現在在庫が無いみたいなので届くのはもう少し先になりそうですが届き次第、もとい、届いて取り付けてなおかつ気が向いたらそのうちインプレ(使用レポ)も書く予定です。で、特に体感できるほどの15500円分の価値が見いだせなかったらその時は(今使ってる)Rage128に戻して9200は売り払えばいいかなと(爆)。

一年が経ちました

2005年10月24日 | 増設改造の予定&記録一覧
 今日(日付としては昨日:23日)で、Marineが我が家に来て丁度一年が経ちました。先日PioneerのA07-Jの新品をオークションで落札し、これでもはや残すパワーアップポイントはCPUの更なる強化とグラフィックカードの交換くらいになりました(一年も経ってるのにまだ最強にしてないのかと突っ込まれそうですが)。

 一年前からするとパーツや本体の相場も更に落ち、今から私と同じ事をしようと思う方は私よりかなり金銭的に楽なのではないかと思います(そんな酔狂な人がいるとも思えませんが:苦笑)。いや、ほんと、今やもう4000円くらいですよPower MacG3 B&W/300Mhz/Kag1モデルの落札金額なんて。G4/400のAGPモデルもかなり安くなってきました。MarineにRadeon9200 for mac edition PCI(二万円近いカード)を載せることを考えるよりG4/400/AGPを買ってMarineに使ってるATAカードやら何やらを全部移し替えてしまい、今後はPower MacG4をパワーアップさせて行こうかしらん…等とちょっとイケナイ弱気(浮気)ゴコロが芽生えたりなんかもしてしまいますが、まぁここまで来たんだから最後までやりますです、えぇ。なんつっても安定しまくってくれてますし、どうせPower Macを二台も置くスペースなんぞこの部屋には無いし(爆)。たとえCPUをSONNET社のG4/1Gにしようがパワーロジック社のG3/1.1Gにしようが、この子では動画編集なんぞ荷が重過ぎて出来ない(らしい)ことは分かってますし、GarageBandを快適に使うのが苦しいことも分かってます。でもやっぱりMac miniやiMac G5を買う気にはなれません。ポリタンク型Power Macに魅せられたもののサガとして、今後も「ポリタンク is ナンバー1!」の姿勢を貫いていこうと思いますです。