麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

光プレミアム導入記・暫定解決編(3)

2006年11月18日 | 雑記
 さて、接続サービスの変更をした際に大多数の人がまず真っ先に行うであろう速度測定に関してです。NTT西日本ではフレッツ会員のための測定サイトというのが設けられておりまして、これがまたリファラブロックがあるためURLをアドレスに打ち込まないと飛べないという厄介なページなんですが、更にこれはNTTのサーバーと直接繋げて(通常のネット回線を経由せずに)測定を行うというもの。つまり、ここで測って出た速度が最大限度速度になり、実際のネットサーフィン(もはや死語ですな)時にはこの速度よりもパフォーマンスは下がります(#)。また試してはいませんが、Windowsマシンにインストールする設定用のツールにも速度測定機能がついており、工事のおにーちゃんが自前のノートPCで計測していったのもこのツールによるものだったんですが、おそらくこれも上記の測定ページと同様NTTとの直接続による測定方法のツールだろうと思われます。

#専門的な詳しいことは分かりませんが後述するようにうちの環境下では明らかにこのページでの測定速度が他の測定サイトでの数値より高いので、これが最大限度の数値であると言っていいんじゃないかと。

 でもって、工事の際におにーさんがツールで測った時に出た値は三回測って三回とも(下り)約59Mでした。その後私が上記の測定サイトで計測すると最高で57M程度、50Mを下回らず60Mにはどうしても達せず、と言ったところです。光ファイバー接続とはいえベストエフォート型サービスであることはアナウンスされているわけで、また上記の会員用ページにある説明によると光接続であってもやはり距離による伝送損失(1msec/200km程度の伝送遅延)というのは存在するんだそうです。贅沢を言えばキリがないんですが、それでもここでの数値は70Mくらいは言ってくれると嬉しかったなぁという感じ。

 さて、50M台のスピードが出ると言ってもこれはあくまでNTTと直結での数値。次に実際の速度測定サイトを色々と試してみました。結果はおおよそ平均して下り20M台といったところ。ただ「光は意外と速度が不安定」だという情報を事前に得てはいたのですがまさにその通りでありまして、測るたびにころころ結果が変わるという感じです。同じサイトで同条件で、一度目に10Mだったのがその直後再び測ると40M台になったり、ということもそれほど珍しくはありませんでした。秒刻みで10~50Mの数値が変動しつつ接続しているような感じとでも言いますか(プロバイダも関係してるのかもしれません)。とは言え、これまではADSL50Mサービスでありながら(NTTとの距離・伝送損失のせいで)実質0.6Mのスピードしか出ていなかった身には5M程度でもそりゃもうべらぼうな速さなのです。それが一応どんなに遅い時でもまず10Mを下回ることがないわけですから気分はウハウハ(これも激しく死語だなぁ…)です。Yahoo!BB 12Mサービスにおける理論上の最高スピードが最低限確保されているわけですから文句のつけようが無いくらいです。

 で、次。速度速度と言ってもこれまではあくまでも数値上のもの。今度は実際の使い勝手・体感的な速度についてです。先日のiTunesのアップデート、27M程度の容量だったかと思いますが実はあのアップデートを行わずに光が開通するまで実験用に取っておいたんです(苦笑)。因みに開通前はおよそ10秒で1M(一秒ちょっとで0.1M)程度のスピードでした。それがまぁなんと、ものの2秒もかからずに落ちて来てすぐさまインストール作業に入ってしまいました。驚愕。やはり大容量ファイルのDLをすると光のありがたさが身にしみますねぇ。

 最後に、通常のネットサーフィンについて。フラッシュが置いてあるようなサイトではもちろんこれまでよりずっと表示が早くなっておりますが、ごく普通のブログやサイトの表示に関しては意外なほどこれまでと体感速度は変わりませんでした。特にバナー広告が多くアクセス解析をつけているブログに関しては表示速度は全くと言っていいほど変わりませんでした。WindowsからMacへスイッチした時に「OSやブラウザが変わるだけでこんなに表示速度が変わるものか」とビックリしたんですが、つまりサイトやブログの表示スピードは接続速度とはあまり関係がなく、むしろCPUのパワーやHDDの回転速度及びバッファサイズ等のハード面だとか、ブラウザのレンダリングスピード等の方に比重があるんだなということがよくわかりました。「普段はテキスト系のサイトくらいしか見ない、フリーソフトを落としまくるようなこともない、大容量ファイルを落とす必要があるのはアップデータくらいで、毎日のことでもないしある程度時間がかかっても我慢できる」というような方はADSLサービスから無理に光にすることはないのでは、とすら思えました。まぁ速いに越したことはないとも言えますが。

 余談としてちょっと細かいことを。私の環境特有の話かもしれませんが、うちの「Mail(Pantherなので1.3です)」とGmailって非常に相性が悪くて、受信ボタンをクリックしてメールチェックをするまでの時間がやたらかかっていたんです。なんというか、Gmailのサーバーにアクセスするのにずっと「ひっかかっている」ような挙動とでもいいますか(因みに「Mail」と最も相性のいいのは @yahoo.co.jp アドレスで、受信送信とも瞬時にスイスイです)。それが光接続に移行して以来改善され、他のアドレスと何ら変わらない受信(チェック)スピードになりました。これは個人的にちょっとオイシイ出来事でしたね。

 もう一つ予期せぬ幸運が。CTUの電源を入れなおすだけでIPがころころ変わります。まぁIPの数字が変わるからといってリモホが変わるわけではありませんしセキュリティ的にそれほど神経質になることでも無いかもしれませんが、やはり変えたい時にぱっとIPアドレスの数字を変えられるのは気分的にちょっと嬉しいんですよね。Yahoo!BBではIP変えるのがひじょーに大変だっただけに(笑)。

 
 さてさて、次はひかり電話についてです。「固定電話並の音質」とか言ってますが、なんとですね。これまで使用していた固定電話(というかBBフォン)よりむしろクオリティ上がってます(爆)。ってか、BBフォンの場合通話がわりとぶちぶち切れたり聞こえにくくなったりという現象がわりと(特にネット接続中には)よく起こっていたのですが、ひかり電話だと(今のところ、という条件は付きますが)それがありません。通話は非常に安定してます。10月末に大規模なトラブルがあったばかりなので特に最近はきちんとしているのかもしれません。

 た・だ・し。そうはいってもやはり、固定電話を持っている人が無理にひかり電話にする必要はないかなと思います。基本料金は確かに500円とべらぼうに安くはなりますが、メリットはほとんどそれだけ。ナンバーディスプレイだのキャッチホンだののオプションをつければどんどん高くなって行きますし、あたかもメリットであるかのようにアナウンスされている「固定電話と同等の音質」「110番や119番にもかけられる」というのはよく考えてみればメリットでもなんでもありません。「ひかり電話でかけられない番号一覧」みたいなものを見ると、そうか固定電話ってこれだけの番号に当たり前にかけることが出来ていたんだとむしろ逆にビックリするくらいです。

 更に大問題なのが災害時。これを事前にちゃんとチェックしていたらひかり電話にするのはうちは避けたでしょう。なんと停電時にはひかり電話は使えません。VoIPアダプタ(モデムみたいな奴)を介して通話するのでVoIPアダプタに電力が供給されていない停電時、あるいはVoIPアダプタに何か(水をこぼして壊しただとか落として壊しただとかファームウェアの更新に失敗して壊しただとかファームウェアの更新してる最中に雷が鳴って壊れただとか)あった場合、ライフラインが途絶えます。普段あまり意識しませんが、電話というのは電気無しで使える有り難いものなのでございます(工事のおにーさん、うちの電話に電源アダプタがついてないことにビックリしてました。最近はファックスはともかく留守電くらいつけてるのが当たり前ですからねぇ…)。既に一億総携帯電話所有状態の現代にあっては固定電話さえ必要としない家庭もあり、停電時にIP電話が使えないことくらい特筆すべき事柄ではないかもしれませんが、しかし少なくとも我が家は(下宿中の姉以外)誰一人携帯電話を持たずに生活が成り立っているというかなり希有な家庭ですので(爆)、停電時(というか災害・緊急時)に電話が使えないっちゅうのはかなり怖いんです。まぁいざとなったらお隣さんに携帯貸してもらえばいいんですけどね…。そんなこんなで、ひかり電話に関しては自身の家庭環境をよくよく考えた上で「それでも年間にかかる費用が安くあがるんなら」ということであれば結構ですが個人的にはせっかく固定電話があるなら無理に切り替えるものではないなと思います。強いて言えば、将来的には固定電話は全てIP電話に切り替わって行くなんて話をどっかで聞いたので、時代遅れになる前に最先端技術を導入したいという理由もアリかなと思いますが(笑:まぁ今更最先端ってほどでもないか)。

 これで一応「暫定解決編」はおしまいです。何故ずっと「暫定」の文字をつけてきたかって? そりゃもちろんこの後に皆様お待ちかね注目度ナンバーワンの「Yahoo!BB解約手続き編」が控えているからですよ(笑)。


<速度に関して追記>
 「RMAC」というフリーソフトでMTUやRWINの設定が出来るんですが(というかPanther以降ならMTUは環境設定から変更出来ますが)、ADSLでも光接続でもやはりRWINの設定を弄ったところでなぁんにも変わらないという感じです。というか、前述のとおり光の場合数秒事に速度がころころ(しかも大幅に)変わるので、RWINの値を変えて多少速度に変化が現れたからと言ってそれがRWINの値を変えたせいであるのかどうなのか判断のしようが無いんですよこれが。

光プレミアム導入記・暫定解決編(2)

2006年11月16日 | 雑記
 翌日書くなどと言いつつ一週間放置してしまいました…。まず、非常に細かい突っ込みをいくつか。

 電話で契約したのが先月の8日だったのですが、その時「連休明けの火曜日にパンフを送ります」と言われたのに金曜になっても届かず。流石に一度連絡してみようかなと思いつつあった土曜日に本人がやって来て「都合で送るのが遅くなったが月曜には届く」と言われました。それがまぁ強いて言えばちょっとかちんときたかなと。それと「申し込みが殺到しているので開通までにはプラン2になるでしょう」と言う話だったんですが、工事のおにーさん曰く「(プレミアムの登録は)ここが三件目ですね~」とのことでした…。ただ、おにーさんが「前の奴は加入者がもっといるんですけど」ということを言っていたのでおそらく「光プレミアムではなくBフレッツの加入者はこの住宅にも多くいる」ということなんだろうと思います。で、たった今調べてみたらBフレッツにもプラン1とプラン2があるようなので両方まとめてうちはプラン2の料金ってことになるのかしらん(のびた語)。ううむ、「たった三件じゃプラン1じゃないかっ!」ってことを突っ込む予定だったのになんだか話がずれてきたのでプランについてはとりあえずここまで。請求が来ればそのうち分かるでしょう。

<追記>
 やはりプラン1でした。ちくしょう。


 それと、「開通三日前くらいに接続用の機器を送ります」ということだったんですが送られて来たのはひかり電話用のVoIPアダプタだけで、あとの二つ(CTUとVDSLモデム)と設定マニュアルは工事のおにーさんが持って来てくれました。もしかすると私が聞き漏らしていたのかもしれませんが、送るのはVoIPアダプタだけだとは言っていなかったと思うんですよね。CTUとモデムをおにーさんが持って来るということは事前に調べてわかっていたので特にうろたえませんでしたが、ちょっと不親切だったかなと。そして邪推するならば、VoIPアダプタだけが先に送られてくるのはきっと、10月末に起きたひかり電話の不具合による解約をなんとか食い止めようとする作戦ではないかと(苦笑)。ひかり電話導入は見合わせようかと迷ってる人に、有無を言わさず先に送りつけちゃえみたいな。

 タップはやはり三つでOKでした。ただ、「みっつとむっつの聞き間違いではないか」と何度確かめてみてもおかんは「いや、六個って言った」と言い張りますので真相は謎です(笑)。

 それからもう一つ謎だった点について。プロバイダは「@nifty」にしたのですが、ニフティへの登録も全てNTTがやってくれるという話だったんですね。ネット経由で直接ニフティのサイトから契約するとまず最初に会員登録をするようなのですがその手続きが省かれてしまうわけなので、IDやメールアカウントについてはどうなるんだろうとちょっと心配しておりました。で、これに関してはまぁ予想通り、まずニフティ側から郵送でIDとパスワードが送られて来て、メールアカウント(「@nifty.com」より前の部分)は後で自分の好きなものに設定が可能になっておりましたです。

 とまぁこんなわけで、開通そのものについては特に腹が立つようなトラブルはありませんでした。強いて言えばCTU設定がIEじゃないとできなくてうろたえた、というその程度。基本的に私はあんまりこういう分野でトラブルに当たること無いんですよねぇ。でへへ。マニュアルとCDロムが改訂されて(一応Tigerには)対応するようになっていたということも分かりましたし、わりとNTTに対する好感度は上がっているといったところです。

 次回は、接続スピードとひかり電話についてのお話の予定です。
 

光プレミアム導入記・暫定解決編(1)

2006年11月09日 | 雑記
 無事に開通致しました~。とは言うものの無問題ですんなり接続出来たかというとそうではなく、やはりそれなりにネタが出来てしまいましたです(苦笑)。

 まず、前回調べた時には「フレッツ光プレミアムにはマニュアルにMacのための記載が一切無い(改訂する気もなさそう)」「しかもその事実をNTTの人は一切教えてくれない」らしいということだったのですが、ぬぁんと! 今ではしっかりマニュアルも改訂され付属CDもMacに対応しておりました。Macユーザーの怒りの声(笑)はちゃんとNTTに届いていたのでありますっ! えらいぞNTT! ちょっと見直したぞ、ぱちぱちぱち。というかですね、前回調べた時は主に「水曜通信」(現在リニューアル準備中)や、後述する Sunnyside feelin' というサイトさんを参考にさせて頂いたのですが、昨日最終的な下調べをしていたらその他にも ALL About にて木下幹司さんがレビューをしているのを発見致しまして、現在では一応マニュアルやCDがMacにも対応してくれていることを知ったのでありました(この「一応」がポイントなんですよ実は…)。

 Macと光インターネット  All About

 
 「水曜通信」さん等ではブラウザのアドレスバーに「https://210.247.16.1/」と入力する事でCTU内部にアクセスする方法が紹介されていたのですが、この木下さんのレビューからもわかるように現在ではCTUへのアクセスは「https://ctu.fletsnet.com/」に変更になっています(というか付属CDにあるHTMLファイルをブラウザで開けばよし)。「Sunnyside feelin'」さんによると8月以降にこちらに切り替わっているようです。

 それから工事ですが、壁に穴を空けて光ファイバーをどこかから引き込んだりするような大掛かりな作業は全く無く、工事のおにーさんが機器を繋げたり外に出て何かやったりした(特に見に行ったりしなかったので詳細は不明)だけで開通しちゃいました。マンションタイプだと回線の切り替えが外部から簡単に可能だったりするのでしょうか? よくわかりませんが、とにかく工事と言えるほどの行程はなく比較的スムーズに開通致しました。また、このおにーさんは持参したノートPCでネット接続を確認&速度測定をしてくれたり、ひかり電話がちゃんと繋がるかどうか確認してくださいます。このことは事前(というか直前)に知っていた情報ではありましたが、少なくともここで接続確認しておいてもらうとこの後自分で設定をミスしていた場合それは自分が悪いはず、という問題の切り分けができるので非常にありがたいことであります。因みに余談ですが、作業中におにーさんの携帯から着信メロディ「残酷な天使のテーゼ」が鳴り響いた時は、この人とは気が合いそうだと思いました(爆)。初めに我が家に来た営業の方もこのおにーさんにも不快な点は特に無く、というかむしろ好印象だったので、よい人に当たってよかったなァとしみじみ。

 
 さてさて、おにーさんも去り、いよいようちの子を接続する時がやってまいりました。前述したとおりマニュアルにはMacによる設定方法も書かれており、この時点ではもう接続は楽勝だと思い込んでいたのですがなんと、トラブルの神(というかネタの神)はやはり機を逃さず舞い降りてくださるようで…(苦笑)。このマニュアル、「Mac OS 10.4/Safari 2.0 で動作確認しております」と書かれているのですが、まさかまさか、よもや 10.3/Safari 1.3 では問題があろうとは思いませんでした。付属のCDロムからHTMLを開き(前述の木下さんのレビューを参照して頂ければと思います)、さぁCTUへログインだという段になってなんとびっくり、エラーでログインができませぇ~~~ん!!!  「戻るを押してもう一度やりなおしてください」というメッセージが出るのですがその「戻る」ボタンが効かず、しかももう一度やりなおそうとすると「すでにログインしています。二重にログインはできません」と言われてしまいます。この時点でやや焦るワタシ。

 再度IDとログインパスワードを確認。この時、NTTから送られるこのパスワードやIDを、プロバイダから送られたものと勘違いして間違えて入力する人がおそらくいると思うのですが、私はそこら辺抜かりはないという自信がありました。しかし一字一句確かめながら何度入力してもエラーが出てログインできず。そのうちにこのブラウザ特有の動作から「ははぁ~ん、これはどうやらIE仕様(というか特有の)変わった JavaScript を使っているからに違いない」と検討をつけたまではよかったのですが、ブラウザをIEにしようが Firefox 2.0 にしようがダメ。Macを再起動して数回試してもやっぱりダメ。この辺りでもう心臓ばくばく冷や汗タラタラ、焦りまくり状態です。まっ、まさかTigerを買わない限りMacでは接続不可能なのかっ??? Macに対応したとぬか喜びしていたらそれは単にTigerに対応しただけだったとでも言うのかぁっ!!!???

 しかしです。とにかく我が家にはこの愛すべきMacのMarineちゃん以外にも一応 Windows Me の入った互換機があることはあるわけです。どうしてもダメならとりあえず Windows に繋ぎかえて接続を試み、それで接続できるのであれば後はネットで対処法を探せばよいではないか、と気を取り直してやや冷静になったところで思い出したのが前回Macにおける接続について下調べをした時に見つけておいた前述の「Sunnyside feelin'」さんの「Mac OS 9とフレッツ光プレミアム」という記事。私はOS9は使わない(というかそもそもクラシックOSは8.6しか持ってない)ので別にOS9における設定方法は分からなくても問題は無くこのページもざっと読んでいただけだったのですが、それでもとりあえず念のためにとしっかりちゃっかりこのページもPDF保存しておいたのですよえぇ。OS9で接続できるならTigerじゃないOSXでもできるはず! ただ、ログインが不可能な理由というのがもしも先ほど書いたアドレスの改変によるものであるならば、「昔は出来たけど今は(「https://ctu.fletsnet.com/」にアクセスするタイプのCTUでは)Tigerでしか接続できない」という最悪の可能性はこの時点では残っておりました。そしておそるおそる保存しておいたPDFを読んでみると…

 まさにビンゴでした。やはり原因はIEの JavaScript っ! しかしそれでも Safari 2.0 では大丈夫なのに1.3では何故ダメなのだろうという疑問は残りますが、Script の詳しい知識なんぞ私は持ち合わせておりませんので(威張るなよ)疑問は疑問のままとりあえず放置。結局のところ

・正式な手続きでログアウトしていないのでもう一度CTUの電源を入れなおす
・Macも再起動する
・起動したら他のブラウザには目もくれずすぐさまIEを使って設定する


 という方法で接続が可能ということが分かりまして、ようやくCTUにログインすることに成功致しました。使わないからいらねぇやと思いつつ、やはり持っててよかった Internet Explorer 5.2.3! そして Sunnyside feelin' さんのページを保存しておいた数日前のオレよ、よくやった!!! 偉いぞオレ! …いやそうじゃなくて、有益な情報を公開していてくださった Sunnyside feelin' の shun さんに大感謝です。この場を借りて一言お礼をば。本当にどうもありがとうございました。

 さて、「マニュアルにMac用の記事が掲載されるようになったまではいいけどこれでは片手落ちだなぁ、10.4 以前のOSの場合にはブラウザはIEをお使いください、と一言書いておいてくれたら完璧だったんだけどなぁNTTも…」とか、「でもこれでブログのネタには困らないな、てへ」などと思いつつ次の行程に進んだとたん、またしても予期せぬ悲劇が…

 今度はニフティから送られて来たIDとパスワードを入力して設定するのですが、ここでまたしても撥ねられました。今度はもうブラウザのせいでは絶対にありません。ここまでが苦労だっただけに、もうこれで接続できるんだと思い込んでいただけにこの衝撃は大きく「え? えぇ?? えぇえええええ?????」状態。もう半べそです。

 しかし、今度は結構単純なミス。ネットのページ等でログインする時など大抵こーいうもんはIDを入力すれば済むので、IDの後には「@nifty」を付け足さなくてはいけなかったということに気がついておりませんでした。ちょっと冷静になってマニュアルを確認したらすぐ分かりましたが、まさか二段オチが待っているとは思わなかったので正直かなり焦りました(笑)。

 とにかくこれでようやくネットに接続出来るようになりこの連載もめでたしめでたしで終了なわけですが、実際の速度についてとかNTTの対応に関する細かい突っ込み等ネタがまだまだあるのでまた後日(できれば明日にでも ←ごめんなさい無理でした)もう少し続きを書く予定であります。本当は今日全部書いてしまう予定だったのですが、接続するまでの話がこんなに長くなるとは思わず(笑)。

 
 あ、因みにタップはやはり三個でオーケーでした。お騒がせして申し訳ありませんでした。