3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

日本学術会議の6名任命拒否について 菅総理は説明をきちんとしなければなりません。

2020-10-11 10:30:34 | 日記
このところ日本学術会議の6名の先生方について総理大臣が任命を拒否したという話で持ちきりである。
いろいろな人がいろいろな事を勝手に発言していてなんとも日本のメディアも一般市民もだれもかれもテキトーになったのだと改めて思う。
日本学術会議と学士院の違いもわからない人もいるようである。
世の中に向かって発言するなら、それなりの立場からであればなおさら事前にかなり調査をして発言すべきなのに、何も自分では調べもしないでテキトーに者を言う人が多すぎてそれがまた大衆受けするようなものであったりすると手に負えないほどばかばかしい論調ができあがっていたりするので、どうなってしまったのかと思う。

さらに別の中国の百人計画だかの話にいつもまにかもっていってしまってそっちに6名任命拒否の問題の論点をいつのまにか移そうというようなやからもいて、何を言っているのかとおもう。
6名の任命拒否の理由を明らかにすればよいだけのこと。それでこの問題は終了するのである。しかし、それができないらしく、理由をいうととんでもない事を日本政府はやっていることになって世界のアカデミーから批判を食らう事は確かのようで、それができないということなのだとおもうのだが、とにかく理由を明らかにぜずに任命しません、というのはいくらなんでも小学生相手でも通用しないでしょう。
学級委員を子どもたちが投票で決めたのに、その子ではだめです、といって担任の先生が没にしたとしたら子どもたちはなぜと聞くだろう。理由もいわずに没にしたら子どもだって怒るだろう。

とにかく菅総理は総理なのだから、すべての国民が納得いくような説明をして6名を任命拒否した理由を述べなければならない。
先日、菅総理はこの名簿を見ていない、というような事を記者会見でのべたとのことだが、これが本当なら総理は能無しの無能力者としてこれまた糾弾されるべき問題になるだろう。
6名拒否を知っていたのか?知らなかったのか?
それが問題である。
知らないではすまされないし、知っていたのであれば理由をいわなければならないし、どっちに転んでも菅は結局総理の器じゃないってことを国民にさらす事になる。
こんな総理についていても利はないと思うまともな自民党議員は離れていくとおもうがそうはならないところが日本の病理であり、そこが最大の問題なのである
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