3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

安倍首相が退任して菅官房長官が -大丈夫か日本

2020-09-13 16:10:02 | 日記
先日、病気を理由に安倍首相が首相職を辞することになった。
で、テレビはすでに後任として菅官房長官をというトーン一色である。
まだ、自民党内でも決定していないのにマスコミはもう菅だという。
なんという違和感。

コロナ対策が後手後手に周り、布マスク2枚、PCR検査もろくにできず、Stay Homeの動画は自宅でくつろぐ姿の安倍首相に国民が怒髪天になり、にっちもさっちもいかなくなり、首相在任期間、佐藤首相の最長を超えたんだからもういいといわんばかりで退任を発表。本当にいい加減だ。
無能なコロナ対策への国民の批判をかわそうと、そしてかわいそうな首相というイメージをつくりたかったのだろう。ユーミンがお疲れ安倍首相涙が出る、というような発言をして気の毒な安倍首相演出に一役買っていた。事前の打ち合わせどおりなんだろうね。
ユーミンというのは安倍友らしい。安倍、電通、ユーミン、というような広告会社と芸能人をつかって世論作りをするなんて汚い手である。
これで国民は、とくに若者たちはころっとだまされて、安倍が病気で退任はかわいそう、という世論ができあがった。
政治学者がユーミンのこの言動について批判的につぶやいたところ、その内容が過激であったためにこの政治学者に批判が集中。

安倍首相かわいそう、安倍の変わりは誰だ、菅でしょう、というラインがいつのまにかできあがった。
間髪をいれず、土曜日だったかの番組で石坂浩二が次は菅さんでしょう、発言、に私は芸能人を巻き込んだマスコミを動員させたできすぎたシナリオに憤った。石坂浩二なんて・・・・・・と思った。
後継者は自民党でよいかもしれないが手続きがむちゃくちゃである。
こんなやり方は恥ずかしいばかりである。
で、その後、茶番劇のような総裁候補選びショーがはじまった。
石破、岸田、菅がテレビに出てきて討論のまねごとのようなことをやっている。
かわいそうなのは、次は君といわれていた岸田である。
広島では河村アンリによって自分の派閥の何とかと言う国会議員が落選し影響力がどんどん低下した。そもそも知名度はたかくはなかったがなんか気の毒である。
それにしてもテレビ討論をみていて次期総裁の菅の歯切れの悪さに???日本国中、落胆した人も多いと思うのだ。自分のほうが話ができるなあとか、何を言っているのかわからないとか、中身がないとか勉強不足とかそもそも頭が悪いんじゃないか、とか、心底、菅を推してやろうなんて思う人は少なかったのかもしれないというのが率直な気持ちである。自民党員は違うだろうが。

コロナはその国の本当の政治力、医療、IT力などについて比較するバロメータになりつつある。
こんな茶番劇の総裁選をやっているようではすくなくとも政治力としては最低なんじゃないかと、大丈夫か日本と心底心配してしまうのである。



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