3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

with Corona の時代に 8 安倍政権の迷走振りに気が滅入る

2020-07-24 17:17:29 | 新型コロナウイルス
決して感染が収束したわけではなかった。
少なくとも東京はまったくもって感染者数は減少していなかった。
一時、収束するのではないかと思わせる感染者数が抑制された時期もあったが、慎重派は決して収束なんかするものか、と思っていた。
しかし、経済を優先する人たちは、少しでも収束する気配があったものだから、
もう、痺れを切らして、Go To Travel で少しでもこのところのインバウンドの減少で減収した分を取り返そうと強欲さをむきだしにした。
ところが予想通り、決して本質的にウイルスは収束していたわけではなかったので、ものすごい勢いでこのところ増えている。悲惨だ。
PCR検査をしろ、しろ、といわれ検査を実施した。それで、これまで検査をやらずにあたかもウイルスを抑制しているような幻想を国民に与えてきたのだが、それはまさに印象操作であってそれが一時、功を奏して、日本モデルとかいわれてなぞめいていたが、国民もそういう気になっていたのだが、そんな事はありえないのである。科学は正直なのできちんと検査をやればそれに比例して陽性者をだす。検査数が増えたので比例して感染者数が増えているのである。
非常時なのにこれまでどおり忖度し続ける官僚たち、これまでどおりの厚生官僚の相変わらずの医療の削減政策。こんな事を続けていたら、日本は沈没する。
この非常時に我々はこれまでの社会保障費用のむやみやたらの削減政策を見直すべきであり、コロナショックでやってくる不況の波と失業者の群れにたいし、生活を下ささえする強固な社会政策をまともに考える必要があるのではないか。
国民も割引券で旅行に行きたいとか、子どもたちもディズニーランドに行きたいなんて言っていないで、これからのわが国の行く末を議論しどのような政権がわれわれの未来にとって必要か真面目にかんがえるべきだ。
娯楽より議論だ。ワールドニュースをみるといろいろ先進国の事例を学ぶことができる。EUの粘り強く議論を駆使して合意をまとめあげていくやり方は本当に勉強になる。へらへら、どこまでも責任感のない、だれも責任を取ろうと思っていないようなわが国の政治、行政体制は本当にひどいものである。おなかのそこから損得なしに本気になんとかしようと考えているのだろうか。疑問である。
われわれは未知のウイルスと共存する時代に生きるものとしてこれまでの経験の延長線上ではない、まったく別の発想を持つ必要がある。多角的な視点からこのウイルスと対峙し英知を結集するときである。経済が仮にまわっても死んでしまったらおしまいなのである。
これまでどおりの古い自民党のやりかた、献金してくれた業界を優先するというようなわかりやすいばかばかしいやり方はあまりに頭が悪すぎて、怒りがわいてくる。そんなやり方でこのウイルスと闘っていこうとしているのか?チャンチャラおかしいと逆にウイルスに笑われてしまうのである。
そんな政権ではこのウイルスに太刀打ちできないのである。



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