さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

ネット句会~鈴鹿・豊前境

2018-10-26 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・10月>

「吹く」 (米山 明日歌・吉崎 柳歩 共選)

  口笛を吹きたくなったいい知らせ (吉崎 柳歩 選)


<豊前境句会・9月>

「ストレス」

  ストレスもあるからこそのうまい酒 (平松 由美江 選、互選22票)


わたしが秀句に選ばせていただいたのは、


  ふるさとの山へストレス捨ててくる (沢田 正司)

  にんげんに戻るストレスまた溜まる (萩原 道半)


でした。 


敬称略で失礼しております。




   
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咲くやこの花賞(第7回)「バリバリ」

2018-10-26 | 誌上大会

<誌上競詠・咲くやこの花賞 30年度>

第7回 「バリバリ」 (笠嶋 恵美子 選)

  フォローされバリバリはもう過去と知る

  煎餅も振った男もかみくだく




   
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川柳すずか 298(30年10月)号掲載句

2018-10-24 | 川柳すずか

<すずか路>

  不意の秋風に歩調を乱される
      
  押されても引っ張られても保つ芯
      
  過ぎるのをじっと待つしかない嵐
      
  事故よりはいいと渋滞受け容れる
      
  いくつもの選択あって今日ひと日


課題句「貫く」「河童」と、自由吟は投句できませんでした。


<誌上互選>

 「清い」

  清くてもそうでなくても欲しい票 (11点)

  清らかな百合に気おくれしてしまう (3点)

 
<小休止> 前月号より推薦句 

  エアコンに過重労働させた夏 (中川 知子 選)


すずか路前号鑑賞 297号から (寺前 みつる)

  平成のさいごの夏が過ぎてゆく




朝晩はめっきり冷え込むようになりました。
日中との気温差もあって、カゼひきさんが増えています。
どうぞお気をつけて。



   
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豊橋番傘 平成30年10月号掲載句

2018-10-05 | 豊橋番傘

<推せん句> (8月号近詠より・鈴木 順子)

  先ばかり見ていて石にけつまずく


<近詠>

  芯にある冷えを湯船であたためる
    
  輪郭はまだ曖昧なデッサン画
    
  立つ位置で声の響きが変化する
    
  言霊のちからで運を引き寄せる


<課題句>

「遠慮」 (戸沢 ほたる 選) 

  断りと遠慮区別がつきにくい

  
「こつ」 (藤森 ますみ 選)

  心得ています夫を使うコツ


「大げさ」 (須崎 東山 選)

  オーバーに血を見て騒ぐのは男




   
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静岡たかね 2018年10月号掲載句

2018-10-02 | 静岡たかね

<せんりゅう広場 富岳抄>

「縁」

  すっぴんをゆるしてくれるひとといる

  合ったのは相性よりもタイミング

  お互いのこだわり少しゆずり合う

  縁あったひとと一緒に老いてゆく


<8月句会>

「守る」 (飯塚 澄人 選)

  一線を守った酒があじけない


「じゃんけん」 (松田 タ介 選)

  じゃんけんに負けたふたりの名コンビ

  最初はグー次は手のひら見せましょう (人位)


「ひまわり」 (山本 智子 選)は、選外でした。


「自由吟」 (互選)

  目分量いつもの母の味になる (4票)




警戒していた台風24号。
被害に遭われた地域のみなさまに、お見舞い申し上げます。

前回の台風では、近辺で停電、断水が続いたところも多く、
屋根瓦が飛んだり、看板が壊れたり、木が折れたり…
友人の車は、リアガラスが割れてしまい、
いまだに修理から戻ってこないようです。

強風でゆがめられて、どちらを向いているのかわからないような信号機は、
停電のために、長らく消えたままでした。
そんな状態の道路を走る車と、渡る歩行者。
停電による二次被害で、地域によっては断水が長く続いたところもあり、
家がぶじでも、生活するうえでは不便な状態でした。

台風が逸れて通過することの多かったこちらの地域では、
これまでにはなかったことでした。
阪神間に住む者が自然災害による被害を体験、実感したのは、
阪神淡路大震災以来のことではなかったでしょうか。
今もところどころに、、ブルーシートのかかったままの屋根があります。
まだ修理もまにあっていないところへまた大型の台風が来たら、
と心配していましたが、
こちらあたりは、幸いにも大きな被害なく、ぶじにしております。

まずは、生きていることが第一。
被害に遭われた方々に、1日も早く日常の暮らしが戻りますように。



      
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