さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

鈴鹿ネット句会・12月「波」

2020-12-31 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・12月>

「波」 (石橋 芳山・橋倉 久美子 共選)

  波立ったこころなだめてくれる酒 (石橋 芳山 選)




   
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川柳すずか 324(2年12月)号掲載句

2020-12-15 | 川柳すずか

<すずか路>

  パレットの色惜しみなく秋の筆

  晩秋の音符奏でて吊るし柿

  年輪も皺も年経たうつくしさ

  道草も楽しむさきの長いみち

  ぼちぼちと言い聞かさねばすぐ転ぶ


<課題句>

 「期限」 (橋倉 久美子 選)

  いのちにも期限あることすぐ忘れ


 「邪魔」 (芦田 敬子・吉崎 柳歩 共選)

  家事の邪魔されても犬はにくめない (吉崎 柳歩 選)

  隙間からお邪魔しますと咲いた花 (吉崎 柳歩 選)


<自由吟> (青砥 たかこ 選)

  やわらかくなるのに少し酒が要る


<誌上互選> 

「微妙」

  微妙な間でしたね嘘が下手ですね (7点)

  サンデーとパフェの違いはちと微妙 (1点)


  


   
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川柳つばさ150号・第9回入来温泉川柳大会

2020-12-12 | 誌上大会
「川柳つばさ」創刊150号おめでとうございます。
第9回入来温泉川柳大会に参加させていただきました。

表紙、干支の動物たちが描いている題字が楽しいですね。
自分の干支は、どの字を描くのに参加しているかな。。。
あたたかで元気の出る赤も、冬の寒さを吹き飛ばしてくれるようです。


 温泉でちょっと素直になる家族 (和才 美絵 選)

 母の背を流したかった湯にひとり (石神 紅雀 選)




      
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静岡たかね 2020年12月号掲載句

2020-12-07 | 静岡たかね

<前月号推選句>

  亡き母の祝いたかった誕生日 (若芽抄・佐野 由利子 選)


<せんりゅう広場 富岳抄>

「秋の夜長」

  令和二年の後半戦もまだカオス

  市民権得て堂々とひきこもり

  いそいそとウチ飲みコロナ以前から

  満月のうさぎと語り明かす酒


<10月句会>

「前」 (山田 浩則 選)

  少し前まで母のぬくもりあった家(五客)


「降る」 (川村 洋未 選)

  老犬と歩こう雨が降る前に(五客)


「浴衣」 (松田 タ介 選)

  選外でした


「自由吟」 (互選)

  まだマスク外した顔を知らぬ仲 (4票)




      
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川柳展望ネット句会・11月「武器」

2020-12-07 | ネット句会

<川柳展望ネット句会・11月>

「武器」 (吉崎 柳歩 選)


入選句は以下のとおりでした。


武器にするにはすっかり枯れている色香  森 廣子

アメリカは簡単に銃買える国  北田のりこ

最大の武器サイレントマジョリティー  宮川令次

武器を持つ理由にふりかざす正義  澁谷さくら

日本語を半沢直樹武器にする  森下博史

シンプルを武器にしているミドリムシ  笹田しま

貧乏という武器ならば持っている  甲斐良一

錆びる前に使わなくてはならぬ武器  平尾定昭

ペンよりも強し総理の人事権  綾女

佳句 薬にも武器にも変わる国語力  寺井一也

佳句 ときどきは武器にしている生卵  柴田比呂志

佳句 新しい武器を欲しがる自衛隊  西山竹里

佳句 楯持って矛は持てない自衛隊  天根夢草

秀句 面接へ武器を見せびらかしに行く  加藤当白

秀句 蓮根と交換される機関銃  安藤なみ




      
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豊橋番傘 令和2年12月号掲載句

2020-12-07 | 豊橋番傘

<近詠>

  しんみりの気分は秋のせいにする
    
  たかぶりをもうたやすくは信じない
    
  ほかへ気をそらせば治る気のやまい
    
  長生きし土産ばなしをためておく


<課題句>

 「役目」 (波多野 律子 選)

  母ねむる役目を終えたかのように


 「たかが」 (須崎 東山 選)

  たかがお金などと言ってはみたいけど


 「スリル」 (池谷 英子 選)

  選外でした


<10月号(9月句会吟)から推薦句>

  生きるため飲み干す苦い水もある  (藤森 ますみ 推薦)




   
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