さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳マガジン2月号の表紙~カタツムリのいる舗道

2021-01-27 | 川柳マガジン
2月号の表紙、
浜 知子さんが立っておられる背景には見覚えが。
カタツムリの這う石柱、
あらまあ、わたしのよく知っている場所だ~
とうれしく思いながら、表紙の説明文を読んでみれば、やはり!
自宅の最寄り駅、阪急塚口駅南口から少し歩いたところにある道でした。
「彫刻の道」
という名前ははじめて知りましたが、
日常よく歩いている散歩みちです。

ご自分の両親に続き、ご主人の両親のお世話を長年してこられたという
浜 知子さんが、さいごに看取られた、ご主人のおとうさまの通院のために
何度も歩かれた道だったのですね。

この道には他にもたくさんのカタツムリがいます。
お散歩ついでに撮ってきた写真を載せますね。
わたしは、かわいいなあと思いながら歩いていますが、
カタツムリが好きでない人には、ごめんなさい^^;














   
   にほんブログ村


コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳マガジン 2021年2月号掲載句

2021-01-27 | 川柳マガジン
<川柳マガジン2月号 掲載句>

  爺ちゃんのGジャンとても似合うじゃん
     (駄×洒落川柳 佐道 正 選・佳作)

  柔肌を守るざらざらした鱗
     (全国誌上句会「ざらざら」 桒原 道夫 選・佳作)

  目ヂカラがいっそうモノを言うマスク
     (全国誌上句会「雑詠」 庄司 登美子 選・佳作
                 名雪 凛々 選・特選)

  読み取ってほしい叫びがある余白
     (川柳霜月賞「白」 岡崎 守 選、鈴木 順子 選・佳作)

  薄味のおとこにあった太い骨
     (マガジンクラブ誌上句会「薄味」 佐藤 岳俊 選・九客)

  薄味の恋にもやがて出るうまみ
     (マガジンクラブ誌上句会「薄味」 たむらあきこ 選・七〇秀)

  薄味に慣れてわかったものの味
     (マガジンクラブ誌上句会「薄味」 たむらあきこ 選・七〇秀)



   
   にほんブログ村


コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴鹿ネット句会・1月「許す」

2021-01-18 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・1月>

「許す」 (真島 久美子・吉崎 柳歩 共選)

  ゆるされてゆるしてねむりたい最期 (吉崎 柳歩 選)




   
   にほんブログ村
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳すずか 325(3年1月)号掲載句

2021-01-18 | 川柳すずか

<すずか路>

  激動の年振り返るカレンダー

  説明のつかぬ痛みがたんとある

  湯に浸し浮く血管をさがす針

  密である価値をとり戻したい明日

  集えない酒でひとりをあたためる


<小休止> 前月号より推薦句

  道草も楽しむさきの長いみち (坂 茜雲 選)


<課題句>

 「嘘」「拭く」 選外でした。。。


<自由吟> 

  選外でした;;


<「すずか路」前号鑑賞> 324号から・小川 はつこ

  晩秋の音符奏でて吊るし柿


<誌上互選> 

「会費」

  年会費だけ落ちるカードを整理する (3点)


  


   
   にほんブログ村



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳展望ネット句会・12月「切る」

2021-01-07 | ネット句会

<川柳展望ネット句会・12月>

「切る」 (互選)

  年賀状やめれば縁の切れるひと (8票)

  スイッチをすべて切る日がいつか来る  (6票)


わたしが選ばせていただいたのは、以下の句でした。
 

  へその尾を切って二つになる命  戴 けいこ

  デコレーションしすぎて切りにくいケーキ  橋倉 久美子  

  切られても動く力のある尻尾  西山 竹里

  沈黙の口火を切れば役振られ  綾女

  終活にしがらみ全て切っておく 西上 遊二

  糸を切る風に心の揺れる凧  福村 まこと  

  個性見て慎重に切る足の爪  加藤 吉一 





      
      にほんブログ村


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡たかね 2021年1月号掲載句

2021-01-06 | 静岡たかね

<せんりゅう広場 富岳抄>

「冬ごもり」

  木枯らしが慣れろよと言うこのさむさ

  耐えることばかりでもない冬ごもり

  たっぷりの蜂蜜春に備えよう

  母はもう寒がらぬ常春の国


<11月句会>

「釦(ボタン)」 (伏見 みかん 選)

  もうひとつボタン外して打ちとける

  うっかりと押せぬボタンに囲まれる(地位)


「くるくる」 (佐野 由利子 選)

  くるくると巻き戻したい過去がある

  パスタくるくる探し続けている言葉


「ハンカチ」 (真島 美智子 選)

  ハンカチで作ったカラフルなマスク

  ハンカチを返さぬままでつなぐ縁


「自由吟」 (互選)

  免疫力笑いと酒でキープする (2票)




      
      にほんブログ村



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊橋番傘 令和3年1月号掲載句

2021-01-06 | 豊橋番傘

<推せん句> (11月号近詠より・鈴木 順子)

 冷静であれよ親身であれよ白衣着る


<近詠>

  あくせくと走る予定のない師走
    
  まだできることを数えて暮らす冬
    
  年末年始ことし集まる会はなし
    
  うまい酒そそげば生き返るわたし


<課題句>

 「クール」「鐘」「捨て石」は、提出できませんでした。




   
   にほんブログ村


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳マガジン 2021年1月号掲載句

2021-01-05 | 川柳マガジン
<川柳マガジン1月号 掲載句>

  ただの熱などと言えない冬が来た
     (時事川柳 井上 一筒 選・佳作)

  くすぐればおいしい酒に化けました
     (全国誌上句会「くすぐる」 桒原 道夫 選・佳作)

  晩秋の音符奏でて吊るし柿
     (全国誌上句会「雑詠」 名雪 凛々 選・佳作)

  戦争はイヤともだちが敵になる
     (川柳神無月賞「敵」 鈴木 公弘 選・佳作)

  通販でさがす孤独を埋めるもの
     (マガジンクラブ誌上句会「通販」 川上 大輪 選・九客
                      渡辺 信也 選・七〇秀)

  下見は店で買い物は通販で
     (マガジンクラブ誌上句会「通販」 川上 大輪 選、渡辺 信也 選・七〇秀)



あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

牛のような、亀のような、
ゆっくりの足取りですが、
今年もぼつぼつと歩いていきたいと思います。  



   
   にほんブログ村


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする