さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳塔WEB句会(2月)「白」

2018-02-26 | ネット句会

<川柳塔WEB句会・1月>

「白」 (くんじろう・居谷 真理子 共選)

  白い手のままの神など信じない (居谷 真理子 選・天)

  一点のシミもゆるさぬ白の罪 (居谷 真理子 選・人)




職場のナーススタッフのひとりが、
ご主人の転勤のため東京に引っ越すことになりました。
一緒に働けたのは1年ちょっとでしたが、
小学校と保育園に通うおちびさんふたりを育てるおかあさんでありつつ、
いつも明るく可愛らしい彼女に、元気をもらっていました。

横浜からの転勤で、西宮に住んで5年。
そしてまた東京へ…
4~5年おきに転勤がある生活はたいへんでしょうが、
転勤族ならではの楽しみも見つけてほしいと思います。

関西に5年住んでいながら、
いまだ京都を訪ねたことがないという彼女。
職場の送別会を、京都でしましょうということになりました。




   
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鈴鹿ネット句会~豊前境句会

2018-02-24 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・2月>

「飛行機」 (米山 明日歌・吉崎 柳歩 共選)

  伝言の飛行機が飛ぶ授業中 (米山 明日歌 選) 


<豊前境句会・1月>

「新鮮」

  いつもとは逆から歩き見る景色 (楠根 はるえ 選、互選46票・佳句3)

  新鮮なさかながあれば進む酒 (楠根 はるえ 選、互選7票?かな)


わたしが秀句に選ばせていただいたのは、


  前向きの人の鮮度はくすまない (春爺)


  新鮮な自分を探すひとり旅 (わこう)


でした。


互選での秀句2句は、佳句に選ばせていただいておりました。


  採れたてに訛りを添えて道の駅 (柳 茂)


  吹っ切れて空気も美味い左遷の地 (甲斐 良一)




敬称略で失礼しております。

句をつくるのもむずかしいですが、
選をするのもおなじくらい(もっと?)むずかしい~
毎回、うーんう~んと悩みます。

このところ、
仕事ではイレギュラーが多く、
毎日何かしらで落ちつかず、バタバタが続きます。

3月の歌の本番も、2週間後に迫っています。

その日のやるべきことを、ひとつずつ…
は、毎日おなじです。
予定がちゃんと終わるのか??
と、ヒヤヒヤする日もありますが、あせらずいきましょう~!

風はまだ冷たいですが、
ひざしのある日は、ちょっと春めいてきたかなと感じます。 




   
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川柳すずか 290号(30年2月号)掲載句

2018-02-12 | 川柳すずか

<すずか路>

  毎日の散歩は犬がいるおかげ

  生きている証のゴミや洗いもの

  こたつからつい手が伸びて剥くみかん

  福笑いすこしくずしてみる自分

  ぬくい酒冬には冬のお楽しみ


<課題句>

 「引き分け」 (橋倉 久美子 選)

  おあいこにされた喧嘩がおさまらぬ

  引き分けでいいと勝負を避けている


 「払う」 (北田 のりこ、吉崎 柳歩 共選)

  支払いの記憶あやしいふつか酔い (北田 のりこ、吉崎 柳歩 選)


<自由吟> (青砥 たかこ 選)

  健康に酒と笑いが欠かせない

  食べ過ぎる残すどちらも罪ですね


<すずか路前号鑑賞・289号から> 柴田 比呂志
  
  知らぬ間にゆっくりと効くいいくすり


<誌上互選>

 「頂上」

  頂上をめざす途中もいい景色 (9点)

  頂上の風が苦労を忘れさせ (3点)




自宅から歩いてすぐのところに、ちいさな映画館があります。
むかしからある古い映画館ですが、きれいに改装して、
新作ばかりでなく、ちょっと前の、いい映画も上映したりして
ミニシアターながら、がんばっています。

この映画みたいなあと思っても、
日々をあくせく過ごしているうちに
上映期間が終わってしまうということが多いのですが、
最近、ひさしぶりに2作品みることができました。

「ユダヤ人を救った動物園」

「ゴッホ 最期の手紙」(こちらは日本語吹替版で)

感想を書き始めると、またとんでもなく長くなってしまいそうなので
ここで書くのはやめておきますが、
どちらも、観に行けてよかったと思える映画でした。

「ゴッホ…」は、画像の好き嫌いはあるかも知れませんが、
作り手のすごい情熱を感じる、画期的な映画です。
わたしも最初は目が疲れて、さいごまで大丈夫かなと思ったのですが、
次第に入り込んでいきました。
最初ちょっとつらかったのは、目が悪いので、
かなり前の方の席を選んだせいもあるかも知れません。

上映期間が短くて、1~2週間くらいで終わってしまうので、
この日に行く!と決めて、むりやりにでも時間をつくろうとするのが、
かえっていいみたいです。

ゴッホと同じ上映期間(1週間だけ)の
「ラ・ラ・ランド」は16日まで。
今のところの予定だと、どうも行くのはむりっぽいのですが…
みたいなあ。

長いこと行けずにいた映画館に、1度ふと行く機会ができると
火がついたように次々観に行きたくなるんですよねえ。



   
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立春・2月の予定おぼえがき

2018-02-06 | つれづれに

もうひとつのブログで記事を更新しました。

こちらです

こちらの川柳部屋より、さらに更新の間遠いところで
たいしたことは書いていませんが^^;
よろしければどうぞおいでくださいね。




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豊橋番傘 平成30年2月号掲載句

2018-02-04 | 豊橋番傘

<好句往来>  (12月号から・菱木 誠 選)

 発言をクールにさせたハッカ飴


<近詠>

 元気だとわかる賀状にほっとする
    
 堂々と昼酒のめるお正月
    
 祝い膳家族そろえばそれでよし
    
 愛犬と歩く今年の第一歩


<課題句>

「出番」 (白井 昭 選) 

 新調の靴が出番を待っている

 むずかしい場面でいつも駆り出され


「手帳」 (脇田 雅美 選)

 まっしろな手帳今年の夢を書く


「へとへと」 (鈴木 順子 選)

 気まぐれな人がわたしを振りまわす


<各・地・句・報>

 潜ませたナイフはとうに錆びている




寒い日が続きますが、昨日は節分でしたね。
豆まき、恵方巻まるかじりなど、されましたか。
その年の恵方を向いて、巻きずしをだまってまるかじりするというのは、
いつごろから始まった習慣なのかしら…
わがやでもいちおう、ささやかながらそれにならいましたが。
イワシの塩焼きもいただきました。
これがおいしくて、お酒がすすみました^^

そして今日、暦はもう立春。
すこし前から、早くも春野菜を売り出しているスーパーも見かけます。
山も木々も動物たちも、春に向けて日々準備をかさねていることでしょう。
もうしばらく、この寒さに耐えながら春の訪れを待つことにいたしましょう。



   
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静岡たかね 2018年2月号掲載句

2018-02-04 | 静岡たかね

<12月句会>

「愛」 (石川 柳寿 選)

  日常を愛せばそこに青い鳥

  文箱に眠る触れぬと決めた愛 (地位)


「プレゼント」 (河村 洋未 選)

  プレゼント探すサンタで混む師走 (五客)


「締める」 (望月 弘 選)

  ネクタイを締めれば締まるパパの顔


「自由吟」 (互選)

  時々はオマケもゆるす秤です (5票)




1月の新年句会では、欠席投句が不可だったので投句せずでした。
そのため、今回は自由吟「富岳抄」はお休みです。

鰹さんが旅立たれてから、もう2年。
いまだに、たかねのみなさんともおあいできず
鰹さんの句碑もお訪ねできずにいますが、
いつかは…と思っています。



      
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川柳展望1月「煽る」

2018-02-02 | ネット句会

<川柳展望ネット句会・1月>

「煽る」 (吉崎 柳歩 選)


入選句は以下のとおりで、
すずかのお仲間さんの句が、たくさん入選していました。


  パトカーを煽ると停車させられる  西山竹里

  火の粉から遠くひそかに送る風   澁谷さくら

  駅伝のランナー煽る伴走車     野平光太郎

  煽られて赤い下着を買わされる   沢田正司

  爺ちゃんをそそのかすのはお婆ちゃん  よもやま話

  風向きに合わせて煽るテレビ局   加藤吉一

  煽られることは嫌いなトタン屋根  橋倉久美子

  煽られて備長炭が怒りだす     木村行吉

  冒険しましょう豆の木が伸びる   柴田比呂志

  無理に煽られて酢飯になるご飯   樋口りゑ

佳 品格を持たぬ車が煽る道       寿々

佳 安倍晋三をおだてる二階幹事長    天根夢草

秀 煽られた旗がその気になっている   澁谷さくら

秀 「はっけよい」煽る役目もある行司   バンビ




互選でも選者選でも、なかなか入選できないでいる展望ネット句会。
今回は、思いがけず2句とも選んでいただけたうえ、
ナント1句は秀句でした。
夢みたい。

毎月のすずか誌でも、柳歩さんの「没句転生」欄で
しばしばとりあげていただいているわたしです。
そのたび、ふむふむ、と納得しては勉強させていただくのですが、
自分のワクというかクセというか、
習い性となっていることから抜け出すのは
なかなかにむずかしいことです。
進歩のなさを、柳歩さんももどかしく思っておられるかなあ。。。




   
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