さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

豊前境句会~川柳塔WEB句会

2018-06-23 | ネット句会

<豊前境句会・5月>

「誘う」

  誘われてみたいあなたに見せる隙 
   
    (甲斐 良一 選、山中 あきひこ 選、互選22票)


両選者さんに、かろうじて選んでいただけましたが、互選では選外でした。
選者選でも、互選でも選外になってしまった、もうひとつの句のほうが、
実は自分では気に入っていましたが…あれれ??^^;


わたしが秀句に選ばせていただいたのは、


  母さんを花見に誘う車椅子 (柳 茂)


  青空に誘われている途中下車 (古俣 きそ)


でした。 



<川柳塔WEB句会・6月>

「年」 (青砥 たかこ、石橋 芳山 共選)

  ときめく恋はもう心臓に悪い年 (青砥 たかこ 選)



敬称略で失礼しております。


明日は鈴鹿の大会です。
わたしはなかなか遠出ができず、今回も参加できませんが、
熱く盛りあがる1日になることでしょう。

お天気も回復するようで、よかったです♪ 



   
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第18回春はくろぼこ川柳大会

2018-06-22 | 大会
<第18回春はくろぼこ川柳大会>

欠席投句で参加させていただきました。


「台」(橋岡 進一 選)

  言い訳はいっさいせずに立つ舞台


「自由吟」(小島 蘭幸 選)

  あっけない花もしぶとい花もいい

  それぞれに神あり終わらないいくさ (客)



あれから、今のところ地震はおさまってくれています。
ぶじに過ごせる日常がありがたいです。
被災された方々も、早く安心して暮らせる日常が戻りますように。

  

   
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川柳すずか 294号(30年6月号)掲載句

2018-06-19 | 川柳すずか

<すずか路>

  普通ならとうに終わっている仕事
      
  おまもりの傘が重荷になりはじめ
      
  役割があって紛らわせる憂い
      
  夢のため現実的な策を練る
      
  青空は雨のむこうでスタンバイ


<小休止> 前月号より推薦句

  なだめねば我が身の内のモンスター (竹口 みか子 選、福村 まこと 選)


<課題句>

 「眼鏡」 (吉崎 柳歩 選)

  度のゆるい眼鏡で楽に生きている


 「下がる・下げる」 (鈴木 裕子、坂倉 広美 共選)

  ハードルを少し下げればまだ跳べる (鈴木 裕子、坂倉 広美 選)

  分の悪さ声のトーンが下がりだす (鈴木 裕子、坂倉 広美 選)


<自由吟> (橋倉 久美子 選)

  こんなかおだけどだいじに手入れする


<誌上互選>

 「唸る」

  見限った掃除機ふいに唸りだす (3点)




昨日、地震がありました。
こちらあたりは震度5弱とのことでしたが、
阪神淡路大震災の記憶がよみがえるような、大きな地震のように感じました。
とてもこわかったです。

阪急、JR、阪神も夕刻まで不通だったので
昨日はとうとう出勤できずじまいでしたが、
今日は行けそうです。

さいわい、
うちは食器棚の食器がいくつか落ちて割れたくらいで
今のところ、マンションの建物じたいにもライフラインにも大きな異常はなく、
通常の生活ができています。
ありがたいことです。

この地震とは無関係に、
先月、階下のお宅への水漏れがあったため、
破損のあることが判明した、うちの床下の給湯管の本格的な修理工事は
まだできていませんが…
このため、キッチンでの給湯は使えないままです。
工事は大がかりなものになりそうで、
日時、予算ともにまだめどが立たずにいるのが現状です。
お風呂が問題なく使えるだけしあわせですし、
キッチンの方もまだなんとかなります。
冬でなくてよかったです。

地震で亡くなられた方々を思うと心が痛みます。
そして、被害の大きな地域の方々は、今もこれからもたいへんですが、
どうかくじけないでください。

明け方も、朝もまた震度1くらいの揺れがありました。
不安が続きます。

どうかもう大きな地震が来ることなく、
おさまってくれますように。



   
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川柳展望5月「魂」

2018-06-11 | ネット句会

<川柳展望ネット句会・5月>

「魂」 (吉崎 柳歩 選)


入選句は以下のとおりでした。


  1 ビル街の墓霊魂は縦に飛ぶ (岸田万彩)

  2 禁酒禁煙たましいまでが逃げ出した (澤井敏治)

  3 命名の筆入魂の墨を磨る (青木みずえ)

  4 魂を売った日もある宮仕え (光畑勝弘)

  5 魂が水浴びをする熱帯夜 (岸井ふさゑ)

  6 たましいの色が似ていて魅かれあう (澁谷さくら)

  7 魂の抜けたボールではぐらかす (甲斐良一)

  8 魂をなだめるために床に就く (青砥たかこ)

  9 魂をゴシゴシ洗う日曜日 (光畑勝弘)

  10 魂の原点にあるカルメ焼き (森下博史)

  佳 魂に聞こえるようによく笑う (真田義子)
  
  佳 足に合わぬ靴に魂奪われる (三村舞)
 
  秀 魂を入れて丸木橋を渡る (大木雅彦)

  秀 魂を少し酔わせてついた嘘 (加藤吉一)



   
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静岡たかね 2018年6月号掲載句

2018-06-11 | 静岡たかね

<せんりゅう広場 富岳抄>

「メランコリー」

  表情のみえぬメールがすれ違う

  すっぱりと切られあとから出る疼き

  じわじわと止血できないままの傷

  よこしまな気持ちをはらうおまじない


<4月句会>

「軽い」 (飯塚 澄人 選)

「えんぴつ」 (川村 洋未 選)

「小遣い」 (荒牧 やむ茶 選)

「自由吟」 (互選)

すべて選外の、全没でした~トホホのホ。





      
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豊橋番傘 平成30年6月号掲載句

2018-06-11 | 豊橋番傘

<好句往来> (4月号から・東川 和子)

  ひかえめな花が香りで告げる春


<近詠>

  なるようになるさと浮かぶ空の雲
    
  ゴールまでビール我慢のウォーキング
    
  二度とないきょうの夕陽をともに見る
    
  ゆっくりとこころの凝りをほぐす酒


<課題句>

「ラジオ」 (高柳 閑雲 選) 

  受験生ひと息入れる深夜便

  ムードある語りに聴きほれるラジオ

  名曲はみんなラジオで知りました


「微妙」 (鈴木 順子 選)

  体型が微妙に変わり合わぬ服


「疼く」 (小田 善作 選)は、選外でした。


今月号と一緒に、
川柳作家ベストコレクション・鈴木 順子さんの句集を送ってくださいました。
ありがとうございます^^




   
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川柳マガジン 2018年6月号掲載句

2018-06-08 | 川柳マガジン
<川柳マガジン6月号 掲載句>

  その愛はむくわれたかいごんぎつね
     (川柳道「狐」 岡崎 守 選・佳作)

  個人情報と秘密はどこからか洩れる
     (時事川柳 川柳瓦版の会 選・佳作)

  城に住む王の孤独をみな知らぬ
     (印象吟 土橋 旗一 選・佳作)

  待つことをやめれば終わる物語
     (全国誌上句会「雑詠」 井上 信太朗 選・佳作)

  回転の輪を抜け走りたい木馬
     (第17期1回 川柳マガジンクラブ誌上句会「回転」
       植竹 団扇 選・七十秀)



何やらバタバタしているうちに、ずいぶんと間があいてしまいました。
何度ものぞいてくださったかた、ごめんなさい。

今月号では、愛読者アンケートの抽選に当選して、
書籍の割引券と、2018年の川柳手帳をいただきました。

くじに当たることは、めったにないわたし。
うれしいです~ありがとうございます^^♪


   
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