さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

第9回松江市川柳大会

2016-08-16 | 大会

欠席投句で参加させていただいたこの大会の発表誌が届きました。
ありがとうございます。

お題は「裸」(当日参加のかたのみ)と、「岸」「狂う」「祭り」「うさぎ」「鬼」

作者、選者のかたがたのお名前敬称略で失礼いたします。

わたしは「祭り」の2句だけ選んでいただけました。

  祭り好きさびしがりやの人でした (野島 全 選・佳作)

  祭りあと微熱を今も持てあます (野島 全 選)


大会での天位の句をご紹介いたします。

  裸木になっても父という巨木 (両川 無限)

  待てという右岸告白する左岸 (斉尾 くにこ)

  蛇行する濁流岸は食いしばる (斉尾 くにこ)

  発狂の一歩手前にある無言 (両川 洋々)

  お祭りぐらいあんぽんたんになりなされ (仲村 陽子)

  手料理と酒でうさぎにされている (新家 完司)

  ルビコンを渡れと鬼がそそのかす (斉尾 くにこ)


天位の句、どれもさすがですね。唸らされます。

ところで、おまけの一句を。

  バンダナを着けて徘徊してる鬼 (丸山 進)


松江川柳会会長である、海賊さんのことですよね。。。

参加した数すくない大会のひとつで、今年の春ご一緒させていただいたのでわかりました。
思わず笑いが♪

まじめな深い句もすきですが、遊びごころのある句にも大いに魅かれます。



   
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コメント
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