新幹線の男子専用トイレのアサガオ中央の三角マーク。この印刷は「サーモクロミズム」だということに最近気づいた。ここに御疾呼をかけると体温で色が変化するという仕掛け。一歩前に出てやりたまへという遊び。それなら広い範囲をマスクしておいて、温度変化で透明になると下から水着のお姉さんでも浮かびあがれば面白いのにと思ったがそれでは余りにゲーム屋的発想。悪趣味低俗でセクハラ問題になる。いや、失敬失敬。せめてあなたの体温は摂氏〇〇度くらいの遊びなら許されるか。
以前、職場用として購入した卓上扇風機が故障した。今は台所の熱気対策換気用として連日のように活用し重宝していた。機種はアイリスオーヤマの「強力コンパクトサーキュレーター」(ENC-15-B)。風速は3段階切り替え。動作音も静かで安いながらも良く出来た製品だった。故障個所は風速切り替えスイッチ。症状はボタンを押し込んでもロックされないというもの。一旦内部を検証するもスイッチユニットはめ殺しのようなABSのボックス。スイッチアッセンブリを修理するよりスイッチ交換したほうが早いと判断。千石無線で同じ位の大きさのオルタネイトスイッチ(250V規格)を3個購入。配線を外して付け替えるためスイッチアッセンブリを分解する。接着はされておらずツメによるはめ込み構造で分解は思ったより簡単だった。好奇心から内部構造を検証。スイッチの押し込みで各速度の接点が端子接触するだけのシンプル機構。故障原因は押し込みをロックするスライドプレートのグリス固着。内部のロックピン折れなどを想像していたが案外直りそう。古くなったグリスをベンジンでぬぐいプレートを清掃。元の状態に組み戻すと問題なく機能した。問題なさそうなのでスイッチ交換はお預け。因みにこの製品の次の機種から風速切り替えはロータリースイッチに変更されていた。構造は簡素化されコストダウンにもつながったようだ。グリス固着の問題も解消といいことづくめ。白物家電の生産から大手は手を引いた今となってはアイリスオーヤマの製品は侮れないかも。安いながらもよく考えられています。
子供の頃、この背面の「黒い太陽」を観てギクリとした。見てはいけないものを見てしまった落ち着かない気分。はたして世間はこの背面の顔に気付いているのだろうか?という疑問と焦りにも似た感情に襲われたのを覚えている。今回の見学でも万博を知らない世代、隣の若夫婦が塔の後ろに回り込んだとき、奥さんがこの裏の顔を見て「きゃっ!」と小さな悲鳴をもらしたのを聞き逃さなかった。この意匠はアイヌ文化などに通じる太陽の塔のTATOOなのかもしれない。
スマホのカメラアプリ「Focos」をダウンロードしてみた。2眼のスマホで撮影した画像情報には空間距離情報も記録される。撮影した一枚の画像を様々に後加工できるのだ。絞り操作で背景を自由にボケさせたり、フォーカス位置を画像上の手前や奥、任意の位置にセット。更に驚くべきは画面内に写る対象物にそれぞれの距離情報から簡易モデリングされた3D空間が瞬時に自動生成される。2次元の撮影画像はその空間にテクスチャーとしてマッピングされる。また3D空間内には追加で光源を設定でき、ライティングを操作できる。光源は空間上の好きな位置に動かして調整。最後はその結果が反映された二次元画像を記録。えらい時代になったものです。数年後のデジタルカメラのトレンドは二眼レフに逆戻りする悪寒。ドローンを一周飛ばすだけで3D空間いっちょ上がりの巻。
長年履いてきたREGALのソールにクラックが入った。30年も使ってきたので仕方がない。開発職は私服通勤ということもあり革靴を履くのは年に数えるほど。だから今まで持ちこたえたともいえる。この靴は社会人になるとき自分への覚悟として買った靴だったので愛着もある。店に持ち込んで修理する価値があるかを相談してみる。ソールは痛んでいるが他は綺麗なので修理可能とのこと。新しく買い替えても良かったが試しにソール交換に出してみる。グッドイヤーウェルト式製法での修理となる。ひと月ほどで修理が上がり靴を受け取る。はたしてガッシリと綺麗に直っていた。これならまた何十年も使えそうだ。というかこれで一生ものになってしまった。折角なので受け取った靴を自分なりに丹念に磨き直す。新しい靴紐をパラレルで通して仕上げ。あとはシューキーパーをセットして完了。
みなしごのバラード
みなしごのバラード
9月三連休の日曜は閉館がアナウンスされた東京タワー水族館へ。人生三度目の東京タワーとなる。一度目は大学生の頃、80年代後半に特撮大会だかの遠征ついでに立ち寄った。二度目は90年代の中頃仕事の取材で。今回は20年振りの訪問。タワーのエントランスは小奇麗に改装されたのに対し水族館の入り口だけが地味過ぎて浮いていた。この区画だけは昭和テイスト満載。そういえば記憶にあった蝋人形館も2013年に閉館していた。250坪の水族館内部は生息地域別に区画分けされ整然と水槽が並び順路を作る。大型のペットショップの熱帯魚コーナーを見物しているような気分になる。この違和感は水族館の展示コンセプトにあった。「世界初、観賞魚専門の水族館」とのこと。単調な展示ながらも二段重ねの水槽展示や島置き展示など工夫がみられる。そして水槽の間に飲料自販機があったり「おみくじ機」までとカオスな世界が広がる。水槽ごとに掲示された魚の説明文からはスタッフの魚愛と営業努力が読み取れる。水族館の閉館原因は日本電波塔(株)への賃借料滞納と言われている。月間賃借料は370万円。通常の飲食店経営では賃借料は売り上げの1割程度が健全とされている。この図式を当てはめるなら月間で3,700万円の売り上げが求められることになる。大人の入館料は1,000円(+消費税分80円)。単純計算で月に37,000人、年間約45万人の入場を見込まねばならない計算。東京タワーの来場者数は年間で250万人という時点で既に破綻している。東京タワーの来場者は展望台、土産店を訪れはすれど水族館にまで入場する客は1割もいれば良いほうか。変動費、固定費の違う水族館の損益計算を飲食に当てはめたことはナンセンスではあるが経営の厳しさは十分に伺える。水族館のみならず60周年を迎えた東京タワー本体の経営も今後益々厳しさを増すことになる。否、東京タワーだけではない、スカイツリーでさえ同じ道を辿るのは時間の問題なのだ。
マンションの大規模修繕以来、解体していたソーラーシステムを再構築する。ちょうど車のバッテリー交換をしたことで押し出し式にソーラー用のバッテリーを交換。発電用パネルも東側ベランダから南側へ移設。以前にこちらのベランダではアナログの衛星通信を傍受しパラボラを3本乱立させて4衛星を捉えていた。TV局の中継波やCS衛星スーパーバードの無料放送が楽しめた。パネルの移設で発電効率は落ちてしまうが夜間の照明程度であればこれでも十分との判断。最近は東日本大震災のつらさを少し忘れかけていた。しかし先日の北海道胆振東部地震で札幌の友人に電池やローソクを発送していて停電の記憶がよみがえった。震災時の備えとしてカセットボンベのコンロ、灯油式マナスルコンロ、石油ストーブ、灯油ランタンにLEDライトなど機材は揃えている。車のトランクにはトイレットペーパー12ロールを3個備蓄。いざとなれば発動式発電機もスタンバっている。これでも尚、不安は尽きないのだ。
なにもせんほうがええ
今年2月のJAEPO出展に始まり、秋田から福岡までの全国販促ロケ行脚。そしていよいよ量産出荷を開始。先週末から市場で稼働が始まっております。どうか御贔屓に!
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