昨夕、郷里の甥に電話したところ今夏の日照不足と低温長雨でコメの収穫は5割にも満たないという。以前杞憂であればと記したが、現実となってしまった。山背のなせることには、どうにも抗うことはできないと諦めている声に、嘗ての父母の悲しむ姿を想い出した。
{語り部}
終戦とともに下の兄は直ちに除隊したが、長兄は不当にもシベリアに抑留され、数年極寒の地で過酷な労役を強いられ帰還したときは障碍者となっていた。日ソ不可侵条約を一方的に破り終戦直前に満州に侵入してきたソ連軍の仕業である。戦争とはそんなものであろう。
つづく、、、、。