ろらぶろぐれっしぶ

2娘の母で国語教室の先生のろらんがたあいのない暮らしを綴ります

病気の思い出2【終業式】

2010年02月19日 | 日々の出来事やネタ
また病気の話。



子供のころに私があこがれたもの。




鼻血を止めるティッシュ
包帯や松葉杖
学校の集会での貧血や気絶





なんか「脆い」「弱い」「はかない」そんなものにあこがれるお子様だったわけですよ。


で、そんなある冬。
小学校低学年くらいの学期末のこと。
私はめずらしく風邪で熱を出して学校を休みました。
病欠の翌日は終業式。
おかんは私の様子を見たり熱を測ったりして、休ませるべきか迷った挙句
「まあ熱も平熱だし、今日行ったら明日から冬休みだし、行って通知表もらっておいで」
と言いました。
私もわりとケロンと元気だったので、言われるままに出席しました。



で、かったるい終業式の最中にふとよぎったのです。
気絶とか貧血ってことはちょっと難しいかもしれないけど、でもまわりのみんなは私が病み上がりだってことを知ってるわけだし。
これは・・・。










あこがれの集会抜けのチャンス








よし!




と、決意した私は「元気がない様子」をめいいっぱい演じながら、ふらふらよろよろと先生のところに歩み寄り





「せんせい、なんだかエライ(つらい)です」






先生はすぐに私を体育館から連れ出してくれました。
同級生たちの視線をうけて、私は誇らしい気持ちでいっぱいです。
しかも連れて行かれたのは保健室のベッド。
これまたあこがれてやまない場所です。

体温計を渡されてベッドに横になりながら





「けけけ、うまく騙してやったぞ」







なんて上機嫌で「はかない自分」なシチュエーションを堪能していました。
すると保健の先生が私のわきから取り出した体温計を見て声をあげました。






「39度2分!!」




それがどのくらいの高熱なのか、当時の私にはよくわからなかったのですが、その驚く声を聞いて







あれ?


あれれれ?





とか思ってる間に親が迎えに来てくれて、結局家で









こうなりました。

にょ-ん

2010年02月15日 | 娘たち
私のおっぱいにタッチしながら




お母さんのおっぱいはおやまみたいね-

山道だね-

長いもんね-

だからさわれるんだね

コロランのおっぱいはひくいから、ちょっと違う

でもコロランがおっきくなったら、



にょ-ん!!



て、なるんだね-。









どこもかしこも、訂正したいようなそのままでいてほしいような。

病気の思い出1【気管支炎】

2010年02月12日 | 日々の出来事やネタ
先日1歳のメロンが気管支炎に罹りました。
40度の高熱が何日も続くわ、咳き込んでは泣いて眠れないわで、私も娘も相当疲れました。
コロランも私にほったらかしにされてかわいそう。
子供の病気ってほんとに大変だね。


それで思い出した記憶があります。
あれは小学生のころ。
記憶のはじまりは夕暮れの公園です。

私はみんなが帰った後の公園で、ひとりぼんやりブランコをこいでいるのです。
そろそろ帰ろうかと思いながら、遊んでいたときには気づかなかった事実に気づきました。






なんか、だるい。








そしてなまけものの私はさらに考えます。



これは、学校を休むチャンス!




ふだん健康だっただけに、風邪引いて休むという行為にあこがれがあったんだよね。
そこからはもう夢中で





全力疾走!!!




このだるさを我慢して走れば、確実に熱があがる。
そしたら学校をサボる絶好のチャーンス!


はしる

はしる

はしる



夕暮れの公園を

少女はただひたすらにはしる

消えうせそうな希望(病欠)を、確かなものにするために






で、














ちょっとやりすぎた








そのときの病名が、メロンと同じ気管支炎でした。