殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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第20回 東京ジャンプステークス

2018-06-23 22:16:17 | 馬~

林満明騎手、障害レース2000回目にして最後の騎乗。
第20回 東京ジャンプステークス。


胸に手をあてる仕草も今日が見納め。


林騎手を送り出す騎手の皆さんの笑顔が多い、
温かい空気を感じるパドックでした。


後で林騎手は「今日はずいぶんパドックで声がかかった、と思って」と仰っていました。




勝ったのは10番人気、サーストンコラルド、北沢伸也騎手。


喜びの大きな声とともに、笑顔がはじけました! おめでとうございます!

レース後「後ろ見たら、リンちゃん(林騎手)がいない、と思って」というコメントが数人から聞かれました。

林満明騎手騎乗、1番人気に推されたアスターサムソンは最後の入線。


林騎手は歩いて検量まで戻って見えました。
JRAの発表では「競走中に右後肢跛行を発症」とのこと。 大きな怪我ではありませんように…。

東京ジャンプステークスの表彰式の後。
2000回騎乗セレモニーが行われました。


林満明騎手のご家族、怪我で休んでいらっしゃる石神騎手、他にもたくさんの騎手が集まりました。
胴上げでは


「重い(笑)」「重い!(笑)」
と声が上がり(笑)

終わってからカメラマンさんから
「もう一回!(胴上げ)」
の要望が(笑)

セレモニーの後。
林満明騎手は初騎乗の頃を振り返ってから
「終わってほっとしました。最近は乗るのが怖かったから。G1を勝って辞めてもいいと思ってから、怖くなった。今年はできすぎだよね。もう満腹です(笑)33年頑張った。半年以上勝てないこともあったし。今後は、どこかで助手をやりたいね。就活がんばります!」
そして
「地味にゆっくり過ごしたい」ともおっしゃいました。
お話の途中で、今までのケガのことを振り返り
「肋骨は骨折に入らない!痛くても」
と力強い?お言葉も!
最後のレースが終わって、今、一番したいことはなんですか?と尋ねたら
「一杯飲みたいね」と笑顔で答えてくださいました。

後輩に、先程まで使っていた馬具を渡すシーンも有りました。
本音を言えば、もう一度、オジュウチョウサンに挑む姿を見たかったです。
きっと林騎手の後輩たちが、頑張ってこれからの障害レースをもりたてていくことと思います。
障害レースの魅力、沢山の人達に知ってほしいですね。

林満明騎手、今まで本当に本当にお疲れ様でした。

…いらっしゃるのが当たり前…の存在がいなくなるのは、本当に寂しいですね…。

他にもいろいろ!

5レース新馬戦を勝った、エメラルファイト(父クロフネ、母セトウチソーラー)

帰ってきてからも、いなないていました(;´∀`)
おめでとうございます!
地方競馬にもたくさん馬をお持ちのオーナーさん、今日は船橋の佐々木清明調教師もお見えでした。

船橋の「セトウチケープ」は真っ白さんで人気がありましたが、
オーナーさんのお話では「セトウチ」の冠号は今は使っていないそうで、
所有馬はすべて「エメラル」をつけているそうです。
多分、セトウチケープで最後?かもしれません。

3レース。
3着カグヤヒメ(父エスポワールシチー、母パラダイスフラワー)


そろそろ勝たせてあげたいなぁ…スタートがねぇ…

お顔も、

尻尾の付け根が白いのも、とってもかわいいのよ…

代理だったのか、カグヤヒメに付き添っていた小桧山調教師。


何故か走る!
「あ、ちょ…待って!待ってー!」 なカグヤヒメさん(妄想)
騎乗合図がかかってもパドックでジョッキーは騎乗せず。
そして検量前でも乗らず。

最後の入場でした。 …武士沢騎手、なぜに右手と右足が一緒に出ていらっしゃるのだ…(謎)


8レース前からポツポツ降り始めた雨。メインでは本降りでした。
この雨、日曜まで残りそうですね。
明日は阪神競馬場で、宝塚記念!


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1 コメント

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レポート (いつものおやじ)
2018-06-25 00:48:38
ありがとう〜 (^人^)

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