● 兵庫・城ブロガー
● 香美町観光大使
● 妙見社
● はばタンに遭遇
● 余部鉄橋「空の駅」
● 絹巻神社(但馬五社)
● 城崎温泉の夜
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● 兵庫・城ブロガー
このたび「兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」のブロガーとして、兵庫県にご招待いただきました。
私の担当エリアは、但馬地方。
兵庫は、神戸や西宮など、南の方しか行ったことがなく、但馬地方を訪れるのも初めて。
楽しみです。
今回は、鳥取の方から旅の友・花音と車で但馬に入りました。
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● 香美町観光大使
ジャジャーン!ここで発表します。
実は、花音と私は「香美町観光大使」なんです。
今回、香美町を訪れる前に、任命していただきました。
これが観光大使証明書です。キラキラリーン☆
使命を帯びたからには、きちんと大役をお勤めしないと!
そう思って、但馬牛や但馬大仏などをプランしていたんですが、予定が変わってしまいました~。
若桜方面からの道路が通行止めだったため、鳥取方面から、香美町に入ることとなりました。
「本当なら、町役場に表敬訪問でもしないといけないところよね!」
「でも今日は、土曜日だから役場はお休みね!」
「じゃあ、外から見るだけ!」
そう言いながら、役場の前を通り過ぎました。
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● 妙見社
浜坂海岸の辺りから、道は少し内陸側に入りました。
と、運転していた花音がおもむろに車を停めます。
「神社を見つけたわ」
鳥居には「妙見社」という扁額がかかっていました。
その奥に続く石段のエンドレスさに、二人とも寺社好きながら、少しためらいます。
「どうしようか?」
見るからにきつそうですが、やっぱり気になるし、観光大使として(?)登ってみることにしました。
登り口に「登る際には十分ご注意を」との注意書きがあるくらいですから、石段を登り慣れていない方は、やめておいたほうがいいかもしれません。
登りだしてみると、やっぱりきつかった~!
古い石段は狭くて急で、後ろを振り返ると、急な勾配にヒヤッとします。
でも、足場の不安定な段はなく、無事に登りつきました。
そこには、小さな小さな祠がありました。
お参りします。
二人でお祈りすることといったら、「この石段を無事に降りれますように」・・・
これしかないでしょう。
帰りはもっとこわいものなんですよね。
下への勾配がよく見えるから。
時間をかけてなんとか降りた時には、ホッとしました。
小さな、ネットでも紹介が乗っていないような神社。だからこそご利益ありそうです。
これでさっそく、観光大使の面目を果たせたかしら?(なにか違うような?)
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● はばタンに遭遇
不意に海岸が見え、目の前には高い鉄橋が見えてきました。
余部橋梁です。
これが、かの有名な余部ですかー。
子供の頃、母と一緒に見た『夢千代日記』に、この橋が出てきたのを、ぼんやりと覚えています。
「あまるべ」という不思議な響きの地名を知ったのも、その時でした。
今では、映像で見たものとは違う、新しい橋に作り替えられていました。
(「余部鉄橋」という言葉が馴染んでいるけれど、もう鉄橋とは呼べなくなったのね)と、コンクリートの橋を見上げて思います。
昔の赤い鉄橋も、旅情たっぷりで雰囲気がありましたが、今の橋は、モダンですっきりしており、頑丈そう。
エクストラドーズド橋を見るのは初めてで、橋好きとして嬉しくなりました。
休日ということもあってか、かなりの人出で、駐車場も混んでいました。
橋の下には転落事故被害者追悼の観音像がおり、二人でお参りしました。
余部鉄橋の展望台「空の駅」は、ぜひとも行きたかった場所。
今年5月に完成したばかりの、まだ半年の新しい名所です。
あれ、向こうから歩いてくる黄色いゆるキャラ、あなたはもしや・・・
「はばタン」だー!!
五本の指に入る、好きなキャラクターです。
まさか会えるなんて思っていなかったので、小躍りしました。
なんてラッキーなんでしょう。
観光大使らしく(?)はばタンと一緒に写真を撮りたかったのですが、ここは大人らしく、子供たちとの触れ合いを温かい目で見守ります。
子どもたちの次には、おばあさんがうれしそうに2ショットを撮っていました。
お、おばあさんになったら、私も一緒に撮ってもらうんだい。
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● 余部鉄橋「空の駅」
どんどん坂を登って、空の駅に向かいます。
手前の赤い鉄橋が、3本残されたかつての橋梁、奥の白いコンクリート橋が平成22年に新しくできたものです。
ちょうど電車がやってきた音がしましたが、前の人達でつかえており、登りついた時には、一瞬しか見えませんでした。(でも見えた!)
余部って、駅名は「餘部」って書くんですね。難しいわ~。
「空の駅」に着きました。ここは、かつての鉄橋線路を使った展望台です。
ここが昔の余部鉄橋。いまでは、人が歩けるようになっているのです。
かつての線路跡。こんな空中にあるなんて、なんだか実感がわきません。
40m下には、餘部の集落が見えます。寄り添うように固まっています。
海に向かったベンチに座ると、下が網目状になった場所があり、足元から下が覗けるようになっていました。
高所恐怖症の人には耐えられなさそうなほど、下に吸い込まれそう。
海からの風が下から吹いてきて、あおられるような感じ。
ふわっとした浮遊感が、ちょっとこわいけれど、たまりません!
スリリングさを堪能しました。
空の駅の果ては、こんな風になっています。999の線路みたい。
連れの花音が「今の線路、トンネルを出てからちょっとキュッと曲がっているでしょう。
前の線路がまっすぐ作られていて、その横に作ったからなのよ」と教えてくれました。
なるほど~。鉄子な先生、よくわかりました!
空の駅の果てを下から見上げると、こうなっています。
うーん、見上げるだけでも、こわいわー。
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● 絹巻神社
それから海岸線を通って、一路東へと向かいました。
目指す場所は、城崎です。
海岸から離れて峠超えをした頃にはだんだん日が傾いており、あせりながらこの日最後に向かった神社は、絹巻神社でした。
ただ、たどり着いた目的地にはなにもなく、迷ってうろうろ。
住所を間違えていたようです。
近くの人に聞いて、正しい場所に辿り着いた頃には、すっかり日が暮れていました。
闇に浮かび上がる社号標。わあ、真っ暗~。
実際にはまだ日没直後で、ここまで暗いわけではないんですが、写真だとどうしても真夜中っぽくなっちゃいますね。
電球の明かりの下、参拝狛犬チェックをします。
ここは、但馬五社巡りの一社で、スタンプをいただく形になりますが、もう5時を超えていたので社務所によるのは遠慮して、翌日また訪れることにしました。
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● 城崎温泉の夜
暗くなってから、城崎温泉に到着しました。
城崎はきれいな界隈ですが、人で大賑わい。車通りも多く、離れた駐車場にやっとのことで車を停めて、ガラガラとキャリーを引いて宿に行きました。
まずは荷物を置いて、外湯に入りに出かけます。
7つの外湯のうち、洞窟温泉のある「一の湯」に入り、ほかほかになって上がりました。
この日の宿、街山荘は、丸太小屋風の建物で、宿主一人が経営しています。
一階はバー、二階が民宿になっていました。
バーにはビリヤード台もあります。つまりプールバーですね。
宿主さんはかなり独特な人ながら、おもしろいキャラクターで、バーに集う常連さんも多い様子。
にぎわう宿で食事を取ります。
一人で旅をしているという女性と隣り合わせになりました。
名前はカルメン。
「ドラマチックな名前ね」と言ったら、「私の国では石を投げたらカルメンに当たるって言われているほど多いわよ」とのこと。
日本では「魔性の女」というイメージが濃いですが、たしかにスペインでは「花子」並みにありふれた名前だと聞いたことがあります。
(花子はもはやレアな名前ですけど)
日本が大好きで、休暇のたびに遊びに来ているとのこと。
外国人用のJRパスを持っており、「天橋立に行きたいけれど、直行の電車がないから、いったん大阪に戻り、京都から向かうつもり」と旅のプランを教えてくれました。
外国人とのふれあいは、楽しいし好きなのですが、この時は、温泉につかった直後でかなりポーッとしている時だったので、彼女の弾丸イングリッシュを受け止めるのに精いっぱい。
食事もよくわからないまま、食べ終わりました。
まあ、パワフルでタフでないと、女一人旅ってなかなかできないものですからね。
バーにやってきたほかの観光客や常連さんともお喋りをして、夜も更けた頃に休みました。
翌日に続きます。
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◆ 兵庫・但馬の旅 index
◆ 2nd day-(1) [豊岡]
◆ 2nd day-(2) [出石]
● 香美町観光大使
● 妙見社
● はばタンに遭遇
● 余部鉄橋「空の駅」
● 絹巻神社(但馬五社)
● 城崎温泉の夜
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● 兵庫・城ブロガー
このたび「兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」のブロガーとして、兵庫県にご招待いただきました。
私の担当エリアは、但馬地方。
兵庫は、神戸や西宮など、南の方しか行ったことがなく、但馬地方を訪れるのも初めて。
楽しみです。
今回は、鳥取の方から旅の友・花音と車で但馬に入りました。
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● 香美町観光大使
ジャジャーン!ここで発表します。
実は、花音と私は「香美町観光大使」なんです。
今回、香美町を訪れる前に、任命していただきました。
これが観光大使証明書です。キラキラリーン☆
使命を帯びたからには、きちんと大役をお勤めしないと!
そう思って、但馬牛や但馬大仏などをプランしていたんですが、予定が変わってしまいました~。
若桜方面からの道路が通行止めだったため、鳥取方面から、香美町に入ることとなりました。
「本当なら、町役場に表敬訪問でもしないといけないところよね!」
「でも今日は、土曜日だから役場はお休みね!」
「じゃあ、外から見るだけ!」
そう言いながら、役場の前を通り過ぎました。
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● 妙見社
浜坂海岸の辺りから、道は少し内陸側に入りました。
と、運転していた花音がおもむろに車を停めます。
「神社を見つけたわ」
鳥居には「妙見社」という扁額がかかっていました。
その奥に続く石段のエンドレスさに、二人とも寺社好きながら、少しためらいます。
「どうしようか?」
見るからにきつそうですが、やっぱり気になるし、観光大使として(?)登ってみることにしました。
登り口に「登る際には十分ご注意を」との注意書きがあるくらいですから、石段を登り慣れていない方は、やめておいたほうがいいかもしれません。
登りだしてみると、やっぱりきつかった~!
古い石段は狭くて急で、後ろを振り返ると、急な勾配にヒヤッとします。
でも、足場の不安定な段はなく、無事に登りつきました。
そこには、小さな小さな祠がありました。
お参りします。
二人でお祈りすることといったら、「この石段を無事に降りれますように」・・・
これしかないでしょう。
帰りはもっとこわいものなんですよね。
下への勾配がよく見えるから。
時間をかけてなんとか降りた時には、ホッとしました。
小さな、ネットでも紹介が乗っていないような神社。だからこそご利益ありそうです。
これでさっそく、観光大使の面目を果たせたかしら?(なにか違うような?)
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● はばタンに遭遇
不意に海岸が見え、目の前には高い鉄橋が見えてきました。
余部橋梁です。
これが、かの有名な余部ですかー。
子供の頃、母と一緒に見た『夢千代日記』に、この橋が出てきたのを、ぼんやりと覚えています。
「あまるべ」という不思議な響きの地名を知ったのも、その時でした。
今では、映像で見たものとは違う、新しい橋に作り替えられていました。
(「余部鉄橋」という言葉が馴染んでいるけれど、もう鉄橋とは呼べなくなったのね)と、コンクリートの橋を見上げて思います。
昔の赤い鉄橋も、旅情たっぷりで雰囲気がありましたが、今の橋は、モダンですっきりしており、頑丈そう。
エクストラドーズド橋を見るのは初めてで、橋好きとして嬉しくなりました。
休日ということもあってか、かなりの人出で、駐車場も混んでいました。
橋の下には転落事故被害者追悼の観音像がおり、二人でお参りしました。
余部鉄橋の展望台「空の駅」は、ぜひとも行きたかった場所。
今年5月に完成したばかりの、まだ半年の新しい名所です。
あれ、向こうから歩いてくる黄色いゆるキャラ、あなたはもしや・・・
「はばタン」だー!!
五本の指に入る、好きなキャラクターです。
まさか会えるなんて思っていなかったので、小躍りしました。
なんてラッキーなんでしょう。
観光大使らしく(?)はばタンと一緒に写真を撮りたかったのですが、ここは大人らしく、子供たちとの触れ合いを温かい目で見守ります。
子どもたちの次には、おばあさんがうれしそうに2ショットを撮っていました。
お、おばあさんになったら、私も一緒に撮ってもらうんだい。
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● 余部鉄橋「空の駅」
どんどん坂を登って、空の駅に向かいます。
手前の赤い鉄橋が、3本残されたかつての橋梁、奥の白いコンクリート橋が平成22年に新しくできたものです。
ちょうど電車がやってきた音がしましたが、前の人達でつかえており、登りついた時には、一瞬しか見えませんでした。(でも見えた!)
余部って、駅名は「餘部」って書くんですね。難しいわ~。
「空の駅」に着きました。ここは、かつての鉄橋線路を使った展望台です。
ここが昔の余部鉄橋。いまでは、人が歩けるようになっているのです。
かつての線路跡。こんな空中にあるなんて、なんだか実感がわきません。
40m下には、餘部の集落が見えます。寄り添うように固まっています。
海に向かったベンチに座ると、下が網目状になった場所があり、足元から下が覗けるようになっていました。
高所恐怖症の人には耐えられなさそうなほど、下に吸い込まれそう。
海からの風が下から吹いてきて、あおられるような感じ。
ふわっとした浮遊感が、ちょっとこわいけれど、たまりません!
スリリングさを堪能しました。
空の駅の果ては、こんな風になっています。999の線路みたい。
連れの花音が「今の線路、トンネルを出てからちょっとキュッと曲がっているでしょう。
前の線路がまっすぐ作られていて、その横に作ったからなのよ」と教えてくれました。
なるほど~。鉄子な先生、よくわかりました!
空の駅の果てを下から見上げると、こうなっています。
うーん、見上げるだけでも、こわいわー。
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● 絹巻神社
それから海岸線を通って、一路東へと向かいました。
目指す場所は、城崎です。
海岸から離れて峠超えをした頃にはだんだん日が傾いており、あせりながらこの日最後に向かった神社は、絹巻神社でした。
ただ、たどり着いた目的地にはなにもなく、迷ってうろうろ。
住所を間違えていたようです。
近くの人に聞いて、正しい場所に辿り着いた頃には、すっかり日が暮れていました。
闇に浮かび上がる社号標。わあ、真っ暗~。
実際にはまだ日没直後で、ここまで暗いわけではないんですが、写真だとどうしても真夜中っぽくなっちゃいますね。
電球の明かりの下、参拝狛犬チェックをします。
ここは、但馬五社巡りの一社で、スタンプをいただく形になりますが、もう5時を超えていたので社務所によるのは遠慮して、翌日また訪れることにしました。
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● 城崎温泉の夜
暗くなってから、城崎温泉に到着しました。
城崎はきれいな界隈ですが、人で大賑わい。車通りも多く、離れた駐車場にやっとのことで車を停めて、ガラガラとキャリーを引いて宿に行きました。
まずは荷物を置いて、外湯に入りに出かけます。
7つの外湯のうち、洞窟温泉のある「一の湯」に入り、ほかほかになって上がりました。
この日の宿、街山荘は、丸太小屋風の建物で、宿主一人が経営しています。
一階はバー、二階が民宿になっていました。
バーにはビリヤード台もあります。つまりプールバーですね。
宿主さんはかなり独特な人ながら、おもしろいキャラクターで、バーに集う常連さんも多い様子。
にぎわう宿で食事を取ります。
一人で旅をしているという女性と隣り合わせになりました。
名前はカルメン。
「ドラマチックな名前ね」と言ったら、「私の国では石を投げたらカルメンに当たるって言われているほど多いわよ」とのこと。
日本では「魔性の女」というイメージが濃いですが、たしかにスペインでは「花子」並みにありふれた名前だと聞いたことがあります。
(花子はもはやレアな名前ですけど)
日本が大好きで、休暇のたびに遊びに来ているとのこと。
外国人用のJRパスを持っており、「天橋立に行きたいけれど、直行の電車がないから、いったん大阪に戻り、京都から向かうつもり」と旅のプランを教えてくれました。
外国人とのふれあいは、楽しいし好きなのですが、この時は、温泉につかった直後でかなりポーッとしている時だったので、彼女の弾丸イングリッシュを受け止めるのに精いっぱい。
食事もよくわからないまま、食べ終わりました。
まあ、パワフルでタフでないと、女一人旅ってなかなかできないものですからね。
バーにやってきたほかの観光客や常連さんともお喋りをして、夜も更けた頃に休みました。
翌日に続きます。
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◆ 兵庫・但馬の旅 index
◆ 2nd day-(1) [豊岡]
◆ 2nd day-(2) [出石]
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