林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

奈良「熟成肉カレーうどん専門店・KAIUN本店」

2018-12-19 | 飲食店

2018年夏は青春18きっぷを使って1泊2日の旅を、
土日に3回行ったが、その2回目は8月4日土曜日から京都を旅した。
1日目の4日土曜日は京都丹後鉄道・家族お出かけきっぷを使い、
西日本豪雨の影響でバス代行になった西舞鶴から東雲の区間を除く、
全区間を乗り潰して福知山で宿泊、
2日目の日曜日は京都に移動して京都鉄道博物館を見学する。
予定では見学あとに梅小路公園に保存されている京都市電の車両を取材、
そのまま徒歩で京都駅まで歩くこととして、
その途中でネットで見つけたとんかつ店で昼食を喰うことにしていた。
しかし朝食を喰うのが思ったより早く、早めに梅小路公園に到着したため、
先に市電ひろばなどを取材したため、
残りはすざくゆめ広場のちんちん電車だけとなった。
更に猛暑で京都までの徒歩移動は熱中症のリスクもあり、不可能だと判断した。
そこで全ての取材を終了後、京都市営バスで一気に京都まで戻った。
そのため予定していたとんかつ店には寄れなくなったため、
夕食に予定していた洋食店「グリルアンドバー東洋亭」に行くことにした。
京都駅の地下にあり、行ってみると待ち客が長蛇の列となっていた。
店に行ったのが、正午くらいでちょうど昼食の時間だったのだ。
時間は十分にあったのでこれに並んでも良かったが、
折角の京都まで来て行列に並ぶのは面白くない。
京都で12時代に昼食を喰う場所を探すのは至難の業だと考え、
このあと奈良線稲荷に行くことにしたので、
取り敢えず奈良線に乗り込んで考えることにした。
奈良線全線の駅チカの飲食店を検索すると、
終点の奈良駅から約300mの「熟成肉カレーうどん専門店・KAIUN本店」である。
12:33に京都発のみやこ路快速に乗り込み、13:18に奈良に到着した。
ランチタイムの営業は2:00p.m.までで、
うどんはなくなり次第終了となっている。
駅からスマホを見ながら行くと、大きな垂れ幕のある店を見つけた。

 

奈良カレーの店として「三十五年の歴史を引き継いだ・・・」と書かれている。
更に店の横壁には、

 奈良カレー「熟成 肉カレーうどんのこだわり」

 「このカレーは甘いねっ」KAIUNのカレーを食されたお客さまは、
 一口目に一様にそう感じられます。
 そう油断したのもつかのま、すぐ後から、
 「気持ちの良い」辛さが口の中から喉の奥までじわじわ広がっていきます。
 「辛さ」と「甘さ」という一見相反する味を見事に調和させることによって、
 改めて「奥深い」「余韻の残る」カレールーが仕上がったのです。

と書かれている。
店構えだけではなかなか入りづらい高級感のある店舗だが、
店内は意外とアットホームであり、券売機で食券を先に購入するシステムである。
閉店間近であったが店内はまだかなり混んでいて、その人気が窺える。
オーダーは特選・奈良カレーうどん1,000円にした。
えび天カレーうどんにやみつき卵かけごはんが付いてくる。
待っている間にカウンターに置いてあった誕生秘話を読んでみた。

  ~KAIUN(奈良カレー)誕生の秘話~

 私がこのカレーうどんと出逢ったのは10年前。
 初めて食べた時の感動が忘れられず、
 奈良から高速を使って毎月のように通い続けていました。
 頑張った自分へのご褒美として愛し続けた老舗の深い味です。
 昨年、大将が大病をわずらい、調理場に立てなくなりました。
 この味がなくなるかもしれない!という事になり、
 居ても立っても居られない気持ちで
 「この味を私に引き継がせてください!」と申し出ました。
 そして35年の歴史を引き継ぐにあたり本気で修行に通い続け、
 何度も何度も失敗を繰り返しました。
 ようやく大将から合格を頂けまして
 【奈良 熟成肉カレーうどん専門店 KAIUN】が誕生しました。
 私の愛し続けた35年の歴史・老舗の深い味を
 みなさまにも堪能して頂けると幸いでございます。
 この日本トップクラスの味を奈良県の新名物【奈良カレー】として
 全国へと広げていきたいと考えています。
 きっと大将も喜んでくれます。
 是非とも皆様の温かい応援を宜しくお願い致します。

  奈良熟成肉カレーうどん専門店
  KAIUNオーナー

ふむふむとこれを読んでいると最初にやみつき卵かけごはんが出てくる。

 

料理名に「やみつき・・・」とつけて自分でハードルを上げているなと思っていたが、
食べてみると確か見やみつきになる味であった。
醤油の代わりにダシを使っているようで、
これだけ喰いに奈良まで来てもいいくらいである。
卵かけご飯を喰い終わる頃にカレーうどんが出てくる。

 

確かに最初食べた時にはカレーの辛さはそれほど感じなかったが、
二口目には辛さが口の中に広がり、さらにシコシコのうどんとカレーが良く絡む。
カレーうどんに煮込まれた肉が乗り、関西らしく刻んだ青ネギ、
天ぷらはエビ天に海苔、しその葉などである。
カレーうどんはボリュームも十分で腹持ちも良く、
結局京都で夕食を喰う予定だったがそれほど腹が減らず、
帰りの新幹線で喰おうと駅弁を買ったものの、
結局自宅に到着するま喰う気にはならなかった。


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