林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

黒部渓谷鉄道と富山地方鉄道完乗の旅13.

2020-04-30 | 鉄道・旅行
 13.緊急途中下車の寺田と上市-富山地鉄の乗り潰し
 
立山を出発した富山行きは立山線経由で富山を目指す。
この段階で未乗車区間は立山線岩峅寺から寺田の区間である。
このまま乗って富山まで行く予定だったが、
昨日本線で帰る途中に、
すれ違い待ちで少し停車した寺田駅が気になったので、
予定にはなかったが緊急下車した。
 
 
この駅は電鉄富山から本線と立山線が分岐する駅であるが、
駅を出る前に既に線路が分岐していて、
そのため駅は駅自体が扇形になっており、
改札内にも扇の付け根に駅舎がある。
本線と立山線はそれぞれ相対式ホームとなっており、
それぞれの電鉄富山方面のホームが扇の付け根で繋がっているのだ。
改札は立山線の外側にあり、
そのため駅舎側から数えると、4番線、3番線、1番線、2番線となる。
その4番線には10020形第3編成が停車していた。
 
 
富山地方鉄道10020形は1961年から運用を開始した車両で、
これは1964年に登場した第3編成である。
第1編成は2005年除籍、2007年3月には解体、
第2編成も2006年には除籍になっているので、
10020形はこの第3編成しか残っていない。
十分に駅取材してから電鉄富山に向かおうと思ったが、
先に11:51発の宇奈月温泉方面の列車だったので、
これに乗って上市まで行くことにした。
この列車は12:00に上市に到着した。
上市は頭端式2面3線の地上ホームで全ての列車がここで折り返す線形になっている。
1番線が上り電鉄富山方面、2番線が下り宇奈月温泉方面が使用する。
そして3番線は上り始発列車が使用する。
ここに12:06始発の電車が止まっていた。
 
 
元東急8590系の17480形である。
富山地鉄オリジナル食ではなく、東急時代のカラーをそのまま使用している。
ステンレス製車体のために変更しようもないのだろう。
今度こそこれに乗って電鉄富山を目指すことにした。
コメント
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