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杉原千畝・・・という人

2005-10-20 06:21:55 | et cetera
主人のすすめで先日放送された「終戦60年ドラマスペシャル 日本のシンドラー 杉原千畝物語六千人の命のビザ」を観ました。

私は不勉強もいいところなので当然知りませんでしたが、リトアニアではよく知られているそうです。

話としては、第二次世界大戦中の1940年夏、リトアニアに赴任した1人の外交官が、悩みぬいた末に最終的には独断で、多くのユダヤ人をナチスによる迫害や虐殺から救った、というものです。

命令でリトアニアを退去せざるを得なくなった日、列車のホームで、また列車が動き出してからも、窓から身を乗り出して1人でも多くのビザをとサインし続けるシーンは圧倒されます。

また、杉原千畝の奥さんの、ユダヤ人が迫害を受けていることについて「私は思わす『ユダヤ人に生まれなくて良かった』と思ってしまった。これは、迫害しているナチスと変わりがない。直接手を下しているかいないかの違いだけ」というセリフがあり、考えさせられました。

うちの息子は障害をもち、社会的にマイノリティで、なかなか理解されないという歯がゆい思いをしていますが、もし我が子が障害を持っていなかったら、「うちの子供は障害がなくてよかった」と思ったことでしょう……。

ドラマ(よみうりテレビ)サイト(サウンドあり)
杉原千畝(Wikipedia)
日本記念館

12月にはDVDの発売とレンタルが開始されるそうです。

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