半身麻痺の状態で日々を楽しんで前進している片平智子のブログ

2011年に、左半身麻痺になり数多くの葛藤も乗り越え、本当に好きな事をやりながら、日々を楽しんでいるブログです

ヨーガカウンセリング&禅カウンセリング

2009-03-25 11:11:39 | 禅カウンセリング(愛とエゴ)

3月24日火曜日は、月1回のヨーガセラピストコースでした。

禅カウンセリングの興奮も冷めない間に、5日間睡眠時間が少なかった疲労感もありながら受けた

ヨーガセラピスト講座のテーマは、なんとカウンセリングでした。

ヨーガカウンセリングという内容を学びました。

以前、仏教もインドから中国に流れたと聞いたことがあります。

禅は仏教の一宗派のようなので

ヨーガカウンセリングと禅カウンセリングの根本的なものは同じでした。

ヨーガカウンセリングでも

セラピーのベースはカウンセリングだといっていました。

カウンセリングとは

相手に自分の答えを伝えるのではなく

相手の内側にある答えを本人に調べてもらい

見つけるお手伝いをするということでした。

自分の心をどこに結び付けていくのか?

今悩んでいる問題は、何がどこに結びついているのか?

結びついている部分が明確になると、

本人の気付きで、結びついていた部分が自然に変化し、

問題の変容が起こるようでした。

確かに禅カウンセリングでもそうでした。

カウンセラーは、クライアントの問題に対して

結びつく部分が変化するお手伝いなのかもしれません。

でもその変化を起こしていくのは、クライアント自身であり

その人自身の素晴らしい力が発揮される瞬間だから素晴らしいですね。

今日のヨーガセラピストコースで、アレキサンダー大王の話が印象的でした。

 英雄と名高いアレキサンダー大王は、10000人の軍勢を率いて次々と

 わずか10年でほぼ世界征服をしたそうですが

 途中でインドに立ち寄り、ヨーガ行者に会いに行ったそうです。

以前のラージャヨーガでブログにも書いた内容です、、、

 アレキサンダー大王「何かほしいものはないか?」と

 目を閉じて座っているヨーガ行者に向かって言った。

 ヨーガ行者「ひとつだけあります。あなたが私の目の前に立つと

 太陽の光が当たりません。そこをお退きください」

 アレキサンダー大王は、なんと無礼な奴だと、ものすごく憤慨した。

 するとヨーガ行者は言った
 
 「あなたは、多くの外からの敵に対しては物凄い力を持って
  倒してこられました。
  しかし、あなたはあなたの内側にいる敵は倒せていないのですね」

私たちの敵は外にいるのではなく、確かに自分の内側にいますよね。

それは、自分が今まで生きてきた過程で創りあげた敵です。

それが、明確に見えると戦わなくても自然に敵はいなくなっています。

目の前の人に何ができるか?

それをしっかり受け止めて、相手を信頼した愛の溢れたカウンセリングをすることが

自分自身にも愛を向けている感じがしました。

相手の話を聞いていながら、浮かぶこと、浮かぶ感情、浮かぶ想像は全て

相手のことではなく、自分の記憶から出てきているものだからです。

だから、人の話を聞いているのではなく、

人の話を聞きながら、自分の記憶を引き出しているのです。

クライアントの話を100%聞いて、解決してあげるではなく

リラックスしながら、クライアントの不明確さを一緒に整理していく

プロセスがカウンセリングのポイントだと体感しました。

理屈では全てわかっていたことを

禅カウンセリングのセミナーで徹底的に体感していったことで

心に落ちた感じがします。

カウンセリグは本当に素晴らしいですね。




コメント
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