魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

完璧なコルク・コルクのおはなし

2016年01月20日 | ワイン ~2019年
このワインを飲みました。



前も飲んで書いておりますがとても美味しくいただきました。
千円台半ばでボルドーの一番それらしいしっかりとした味わいが出ています。
2005年が素晴らしいというのもあるのだけれど、実はもうひとつの素晴らしさがあります。


で、なにかと言いますとね・・・


それは「コルク」です。










このコルクは完璧でした。


完璧なコルクがあっての完璧な状態のワインなのです。

「DIAM」という表示が打ってありますよね。
これが素晴らしいと思います。

「ブショネ」(コルクカビ臭)の発生原因(トリクロロアニソールという化学物質)を断った圧縮コルクです。

すこぶる良い状態で飲めたのは良いコルクあってこそでしょう。

みなさまもワインを飲む時にはコルクにも注目してやってください。



そこでちょっとだけコルクのおはなし。


コルク(ワインの栓)といっても最近はいろいろとあります。

これをご覧ください。



大きく分けて4つ。

・天然コルク

・圧縮コルク

・合成コルク

・スクリューキャップ

この本には圧縮コルクの寿命は1~4年くらいしかないと書いてありました。

しかし上記のワインは2005年ものですから2006or2007年に瓶詰めされたとみると、
悠々と保っています。実際は結構保ちそうです。


大事なことはふたつです。

・ちゃんと栓が出来て、良い状態で密閉できること。

・その栓がワインの熟成に適していること。


とにかくコルク(栓自体)が良いと良い状態で保つ頃が出来ます。
コルク、スクリューキャップ、ガラス栓など・・・何がベストかはまだ結論が出てはいない
ようですが、いろいろとあるのも楽しいじゃありませんか。

影ながらですがコルクにも感謝して飲みましょう。


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