魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2014年アウォーズ

2014年12月31日 | ワイン ~2019年
今年もお店ともども、このブログもお世話になりました。

バカみたい、アホみたいなこともたくさん書きました。
それは本人がそうなので否定は致しません。ご迷惑をお詫びいたします。

お店は本日も31日、大みそかまで営業いたしております。

お正月用のワインも、まだの方はぜひお求めください。


お正月休みは1/4(日)までです。1/5より営業いたします。


さて、2014年での総まとめです。
あくまで個人的なことですので、まずはそこのところお断りしておきます。




まず今年のベストちゃんぽんから発表いたします。

ダダダダ・・・・・・・ダン!

蘇州林の伊勢海老ちゃんぽん、1100円。



ちゃんぽんが美味しいのか、伊勢海老が美味しいのかはよく分かりません。
伊勢海老が強力過ぎました。




続きまして「嬉しい話題」いくつか。



千々石のげんこつ家の復活!写真はチャーシューメン。



そしてカレーでは・・・



「フォルピーズカフェ」を知ったこと。宝町に「なんば」がオープン。
「チャイ屋マドゥバニ」が賑町から中町に移転。行列の出来る人気店になったこと。




V・ファーレン長崎関係では成績不振が続き・・・



高木監督のゴール裏サポーターへの謝罪。とても印象的でした。
その分2015年に期待しましょうか。



さて、ベストワインですが悩みどころです。でもやはりこれ。

ダダダダ・・・・・ダン!




1990 Ch.モンローズです。
子供の生まれ年のワインをリリース時に買って、ずっと保存。
子供が大人になってから、一緒に飲むこと、それはワインバカ(マニア)の王道、夢です。
それを実現出来たことはワインバカ冥利に尽きます。



そしてワイン・オブ・ザ・イヤーの最優秀コストパフォーマンスワインは・・・

ダダダダ・・・・・ダン!




2011 ソラネラ(スペイン)です。もう言葉は要りません。飲めばその高級感は分かります。
まだ在庫はありますが、残っても私が飲むのであまりおすすめしなくてもいいのです・・・???



そして今年のワイン・オブ・ザ・イヤーです。

ダダダダ・・・・・ダン!

それはCh.ラトゥール。






1988年と1985年を飲みましたが、やはり素晴らしい。
完璧な夜を求めるのでしたら、Ch.ラトゥール。これ以上はもはやありません。
今年は再認識いたしました。 ラトゥールの夜は最高です。

生涯、ボルドーワインをひとつしか飲めないとすると何が良い? と問われれば・・・
ラトゥールかペトリュスと答えます。でも実際に飲めるのは、ほんの時々だからこそ
有り難いのかもしれません。
「なんでピノじゃなかと~?!」と突っ込まないでください。



最後に今年のベストピノ・ノワール。(ほら、ちゃんとピノのコーナーがあります)




ドイツのピノなんて・・・と美味しいのに当たったことがなかったので驚いた
このワイン。2011 シェルター ピノ・ノワール。これはまだ在庫もあります。




ピノの特に印象深かったのはこの日。



この日のワイン会は素晴らしかったよ~。大赤字のワイン会。
でもパッと咲いてパッと散る。それでもいいんです。DRC手持ち最後の1本でした。


2015年も素敵なワインと、素敵な方々と、素敵なことと、たくさんの出会いがあり
ますように。またよろしくお願いいたします。


コメント (2)
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銅座-その脳内と実際

2014年12月30日 | ワイン ~2019年
昨日のブログで、長崎市の「ムガル・マハル」並びに十八銀行本店が「銅座町」に
あるという感覚が、長崎っ子にとって微妙に違うように感じるという話題が
facebook上でコメントされました。

どう考えても十八銀行本店は出島町、もしくは西浜町(電停にあるだけで正式にこの
町名はない)が妥当です。百歩譲って江戸町ならまあ納得します。


「銅座」という語感は長崎っ子にとっては「飲み屋街」「飲むところ」というニュア
ンスが非常に強いんです。

福岡なら「中洲」を意味し、宮崎なら「ニシタチ」を意味します。

「銅座に行こうで~」と言うのは「飲みに繰り出そうぜ~」と言うことです。



これはあくまで私の感覚であります。最初に申しあげておきます。


私の「脳内のイメージ銅座」というのはこんな感じ。(青で囲ったところ





これに対して、実際の「銅座町」はこちら。(赤で囲ったところ





かなり違いませんか?

みなさんの「銅座認識」ってどんなもんでしょうか?
お聞かせいただけたら違いがあって面白いかも。

実際私はそんなに飲みに出ません。
だって酒屋ですから、不自由なく家に酒はあるんです。
そんな私の認識ですから、一般的ではないかもしれません。




さて、今夜はこれ。




2013 ミュスカデ セーヴル・エ・メーヌ(ドメーヌ・ポワラーヌ)
  (仏、ロワール地区、ミュスカデ種、白、千円台、人工コルク)


輸入元からのおすすめでしたので試飲です。

香りはミネラル、レモン、青い柑橘、タタミ、ハーブ、セルロイド、石灰など。

味わいはとてもすっきりとして整った辛口。お値段の割にはやや厚みやミネラル感も
あって良いと思います。青リンゴや青いミカンの果実味がとてもきれいに、バランス
よく整って、ある程度の厚みと共に広がります。樽は感じません。悪くありません。

これは使えるかもしれません。別の輸入元のミュスカデといい勝負です。

ちょっと検討してみましょう。

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2度目のムガル・マハル

2014年12月29日 | 美味しいもの
銅座町(なんか違うんです西浜町と言った方がしっくりくる)にある「ムガル・マハル」。


2回目の出撃です。


ランチのメニューを探したのですがないよー。

店員さんに「今日の日替わりは何ですか?」と尋ねたところ
「土曜日はランチやっていない」とのことでした。

ショック・・・かなりショックです。700円の日替わりランチのつもりだったのにー。













ちょっと悩んで普段のランチだと食べないメニューをいきました。

セットの方が良かったかもなあ。


オーダーはラムカレー、辛さは15倍で。

ちなみにライスやナンは付いていないし、別料金でした。(320円)
最近ランパス価格に慣れてしまっているので、後遺症でどことなく割高に感じてしまう。





小ぶりのラム肉が入っていますし、味はとても美味しかったです。
辛さもちょうどいい。

肉と思ってすくって食べたら・・・カルダモンを2粒、ガリっとやってしまったよ~!

ちょっと大変だったけれど、美味しくいただきました。

そうそう、優しい味のスープがサービスで出ました。まっいいか。

そのうち日替わりランチを仇討ちせねば~。

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ランチパスポート長崎版 第2弾 総まとめ

2014年12月28日 | 美味しいもの
長崎版の第2弾となりましたランチパスポート。

行けた範囲で感想を書きたいと思います。


私の住むのは長崎市の中心部~やや南部よりの大浦地区ですので、行ける範囲は
限られます。その中での感想です。行けていないお店は除きますので、あらかじめ
お断りしておきます。


今回とても満足したのは・・・
順不同で




「ミラン」。アミュ店、大波止店と9回行きました。(夫婦で2冊本を買っております)

奥さんもアミュ店に3回行ったのでコンプリート!
これはひとえにカレーが大好きというのもあります。結局カレーよね。
中でもチキンと茄子、チキンとホウレン草は良いですねえ。10辛~15辛がいい。



そして「グリーンペッパー」。



やはり食べ応えがあり、味自体は強くて、濃いものの満足感はしっかり。



もうひとつ挙げるなら「ルカン」でしょう。



さくっと特製のパン粉の食感。チキンとは感じさせないほどの魔法の食感です。
ランパス期間が終わっても普通にランチを食べたいお店です。


第1弾も登場したこの3店舗でした。



噂の「うしのや」(葉山店)にも行ったのですが、多くて入れませんでした。
あまりの人気で諦めたところもありました。



あと遠くて一度しか行けませんでしたが、









これだけ出て540円の「からこ野」。



そして





「ボーノ・リーソ」。(こちらも遠いので1回だけ)

満足度が高かったと思います。





逆に残念なお店もありました。
せっかく行っても満席、貸し切り、改装中、営業しているはずなのにお休み、など
お店の事情もあるのでしょうが、期待を裏切られ続けたり、ランパス期間内に閉店して
しまったお店など、とても残念なケースも。


あと、例えば限定数20食?とか貼り出す、とか本に最初から記載してくれればいいのに、
行ってみて、「ランパスはもうありません。通常メニューならあります」と言われた時の
(材料は同じでお店にはたくさんあるはずなのに)ショック等ありました。

土日祝がダメパーターンもがっかりポイント。遠征したくてもダメだし、遠くからのお客
さんをターゲットにしたかったらそこはがんばってほしかったところ。

せっかくのお店の心意気、情熱でランパスに参加されたのですから、出来るだけ満足
させていただきたかった部分を書いてみました。


以降、第3弾も出ることでしょうからまた期待したいところです。
(5、6月頃かな?)

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不沈空母を撃沈せねば

2014年12月27日 | 美味しいもの
ランチパスポート最終日。泣いても笑っても今日でおしまい。

いや~、よくこの3か月頑張りました。


最後はどこのお店にしようかと悩みましたが、今まで5、6回くらい振られたお店へ
最終の運命を賭けてやってきました。

いつも、満員です、改装中です。休みです。貸し切りです。と断られ、そのたび近所の
別のお店へと向かっておりました。

相当あったまに来ておりまして、「こんなお店ランパスに参加したらダメやっか」と
諦めておりましたが、最終日となった今日・・・

「不沈空母を撃沈せねばこの戦いは終わらないんだ!」
そう自分に言い聞かせました。

まあ正直、ダメだったらまた別の近所のお店へ行くつもりでしたけど。

・・・

そしたらすんなり入れてしまったので、逆に拍子抜けです。
巡りあわせなんでしょうか。お店は「エ〇ペ〇ンサ」です。


メニューはこちら。



一番右上の「エ〇ペ〇ンサランチ」(トルコライス風)です。

でもランパスの本には「イタリアントルコライス」と載っておりました。

イタリアン? トルコ?

ふざけてますよね。


さて、やってきました。こちらです。



スープとアフターにコーヒーも付いています。

チキンカツの揚げ方がとても良くて、さくさくっとクリスピーです。
スパゲティーサラダも、もうちょっとだけ甘さが欲しかったけれど、それなりに美味し
くて、さらにトマトソースがとても美味しくて、ガンガン食べました。
量もかなり多くて満足です。撃沈されたのはこちらだったりして。

何でもっと早く食べられなかったのだろうと悔やんだくらいです。


今回のランパスは結構お店側の都合で、振り回されたところが多くて、それなら最初から
ちゃんと本に記しておくべきだったでしょ、と言いたくなる時もありました。


しかし最後に何とかなって良かったよ。ランチの神様が救ってくれたかもね。

明日か明後日か総まとめを書きましょう。


そうそう、今年の総まとめ、ベスト〇〇もやらんといけんよね。
そんなわけでお楽しみに。


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ピカピカ塗装

2014年12月26日 | ちょっと怪しい
長崎市内のとある町。


恵比寿神社と書いてあります。







誰が塗ったのか、すごいですね。楽しくさえなります。

黄んなか塀もなかなかやしー。


って安全で楽しい年末を。

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クリスマスイブの夜

2014年12月25日 | Weblog
24日、イブの夜、まだ仕事だった。


街中へ配達。


ノーベル賞を獲った3人の日本人の功績は素晴らしいと思う。
青色のLEDランプが夜を照らしていた。

その青さは決してチープではない。冷たく深い夜が呼吸をするかのごとく、点滅している。
街中はそんなイルミネーションがたくさん溢れていた。
見上げる星空にも輝きはあるのだけれど、今夜は街中の方が暖かくて人間臭い。


インドカレー屋さんは開いているし、お客さんもいる。ラーメン屋さんだってチャン
ポン屋さんだって開いている。当然クリスマスイブにラーメンやチャンポンをを食べる
人々はいるのだ。

多くの人がイタリアンやフレンチの洋食店で料理とワインを楽しんでいるわけでもない。
「マック」だって「すき家」だって、こんな夜にもきっと食べる人はいる。


配達も済ませ、帰り際に私のバイクはタクシーの後ろに付けた。

タクシーの後部座席でカップルがイチャイチャしていた。

さらにキスまで始めたので思わず叫んだよ。

おい、まだ7時半やろっ!

しばらくの間、そのタクシーの後ろを走る。

・・・・・

やっとこさ別方向に分かれ、こみ上げたイチャイチャのストレスも収まる。

さあ、帰って温かいご飯だよう。


お店に戻ると数人のスパークリングワインのお客さん。

まあ、みんながみんなワインばかりではない。

「子供用にガラナシャンパン」とかもあるわけさ。


店を閉め、夜も深々とする中、ひとりぼっちの店内でギターを抱え演奏をしてみる。

観客もプレーヤーももちろん私ひとり。

透明な時間。


その後帰宅し、ビールを飲む。安アイリッシュも。



そんな安っぽい人生の自分が嫌になりながらも、酔いはやってくる。


テレビをつける。ニュースを見る。


CMが入る。

           ・・・
おいおい、「メットライフ生命」って変じゃないかぁ???

頭痛が痛い状態じゃないか、とひとりごと。


イスラム国やパキスタンのタリバンに心を痛め、“彼の常識は世界の非常識”というどこぞの
首相の世界に通用しない内閣の発足を聞き、「もう憎しみ合うのはやめてくれ!」と
願っている、ずっとずっと願っている。そんな静かな叫びの夜。


来年のクリスマスイブは、こんな思いを共にする方たちとささやかにご一緒したい。

これを覚えていたらひと声かけてくださいな。
いじめっ子でない、弱者の立場を慮れる人と飲みたいな。

優しい夜がいい。

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悩ましげなクリスマスのワイン

2014年12月24日 | ワイン ~2019年
本日はクリスマスイブです。


このブログはとても長くて、実は2006年にこんなお話を書きました。
楽しいので、ぜひお読みください。

「クリスマスとボジョレー・ヌーヴォー」(クリック)


サンタさんもお疲れ様です。なぜボジョレーヌーヴォーは赤で、白がないのかが
わかります。



当店も年末まではお休みなしで営業しておりますので、クリスマス用やお正月用、
年末年始の休暇用に、美味しいワインをお求めください。


昨日はワインをほとんど飲まれないお若い方が、プレゼント用に古酒(多分生まれ年)
をお求めになられました。

味の説明もしたのですが、ブルゴーニュワインなのですごく心配です。
販売した後もずっと心配してしまって・・・。売らなければよかったかも???とか
つい思ってしまうんです。

ワインってホント悩ましいですねえ。




さて今夜はこれ。試飲です。




2008 Ch.ロック・モーリアック
  (仏、ボルドー、CF50、Me40、CS10、赤、千円台)


今まで2006年ものでしたが、2008年ものへとチェンジしたので試飲。

香りはボルドーらしいプラムやカシス、井戸の苔や鉛筆の芯、シガーボックスや
菩提樹、麝香、ジビエ、どこかにマシュマロなど。ボルドーらしい香りです。


味わいは熟成感のあるフルーツは最初優しそうですが、しっかりとウェイトがあり、
沈んだちょっと地味な味わいと、こなれてはいるもののやや気持ち荒目のタンニンが
同居しています。

少し暗めで、落ち着きがあるといえばそうですが、華やぎは弱いです。
でもじわり、じわりと旨味が湧いてくるので美味しく飲めます。
ちょっとストイックで無骨な感じもありますが、この価格でボルドーのちゃんと熟成
したそれなりの風味は出ています。

5~7年寝かせろ、と裏ラベルに書いてありますが、その通り状態でしょう。

2006年ものの方がより分かりやすかったとは思います。
ちょっとだけストイックな2008年もの、どーすーかなー???

こちらの採用も悩ましげなのです。


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最後のあがき

2014年12月23日 | 美味しいもの
「ランチパスポート長崎版 第2弾」もいよいよ最終日が迫ってきました。

追い込みのお店たちです。


「鶴天」。ぶっかけうどんですが、熱いのと冷たいのと選べます。
こんな寒い時には冷たいオーダーはあり得ません。



長崎でも屈指に美味しいうどん屋さんでしょう。
(でもうどんにはそんなに萌えない)



中にはちょっとショックを受けたところもありました。



建物の中ですが、どこからか隙間風が吹いていたような・・・そんな気がしました。



でもくじけない。


そうなるとガチなところで仇討ちです。「ミラン」ね。



10辛ですよね。15辛と言いたいところですが、まあまあ。


仕事の外回りを兼ねていろいろと行きました。

あと1回か2回ですね。

長い間楽しませていただきました。終わったら普通の食生活に戻ることにします。
ちょっと外食が多過ぎでしたからね。反省です。


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シンプル忘年会

2014年12月22日 | 美味しいもの
本当はワイン会でもやりたかった夜。


エネルギー充電のためにちょっと出かけました。


賑町にある「百貫」。


やはりここは百貫セット(1500円)で。





ビールに牡蠣、ミニおでん、そして絶品お刺身。
このお店の刺身は本当に美味しい。


だし巻きもいきました。





お魚ばかりでちょっともの足りないので・・・

とあるお店で


おでんには牛スジね。これが入ってないのは長崎ではおでんとは呼ばない。
これ1本でかなりの満足感。
あと串揚げも何本か。


デザートに・・・



私は2口、3口で十分。残りは女性の分ね。


ささやかなクリスマスナイト&忘年会でした。


帰宅後、続きは自宅でデイリーワイン。

「2013 ミシェル・トリノ ピノ・ノワール」で幸せになれる。



そんな豪華版でなくても、幸せはある。歩きながら信号機に出合うくらいの感覚で
ささやかな幸せは発見できると思う。

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年末年始の営業案内です

2014年12月21日 | ちょっと怪しい
年末年始ですが、

まず年末。

本日12/21(日)も休まず営業です。

23日(火、祝)も、28(日)も営業いたします。大晦日31日まで営業いたします。


1月は1~4日(日)までお休みさせていただきます。

1/5(月)よりの営業となります。

よろしくお願いいたします。




さあ、うっかり見落としてしまいそうな風景いきます。




「ハマ」ってなんだろう?





まさか浜さんちとか。




もうひとつ。

大通り(長崎の大動脈の国道)の側にある路地。



本道からちょっとずれるとこんなもん。


でも当店のワインははずれません。(汗)ブショネさえなければね。

そんなわけで今年の残りもがんばって乗り切りましょう。

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新入荷案内

2014年12月20日 | ワイン ~2019年
先日書いておりましたワインが入荷しました。



2013 ムーチョ・マス カベルネ・ソーヴィニヨン
  (チリ、カベルネ・ソーヴニヨン種、千円台前半)
充実したフルーツ、濃い割にタンニンは優しく、酸もほどほどで、きれいに寄り添っています。



それと

2014 エル・ヴィエホ・デル・ヴァレ
  (チリ、ソーヴィニヨン・グリ種、白、千円台前半)

特にこの白は桃を思わせる風味がとても素敵です。ぜひお楽しみください。


それから年末にワイン会をしようかと思っておりましたが、いろいろと多忙で
気も休まらず(だからこそやった方が良いのですが)、パワーが出ませんでした。

年内はほぼ休みなく営業いたしますので、年が明けてから新年ワイン会にしようかと
思います。1月にやりましょうね。




さて、今夜はこれ。




2011 C カラ(Chara)
  (伊、アリアニコ種100%、赤、千円台半ば~やや後半)

カラって読むそうですが、チャラですよね。
ちゃ~ら~ へっちゃら~って歌が頭をよぎります。

香りはイチゴやカシス、明るいベリー系、ジャム、ほんの少し革も。

味わいは濃いけれどジューシーで重くはありません。ほぐれるような、多いようで軽めの
タンニン、明るい果実味と調和しています。

濃いのに、タンニンも多めなのに、なぜか明るく飲みやすさがあります。
微かにラムネ菓子のほんのりとした甘さに似た美味しさが気持ち良いです。

このタンニンの感じは長くは保ちませんが、若々しい数年はそんなアクセントで
楽しめるでしょう。とても美味しいですよ。

このワインも数日中に入ります。よろしくお願いいたします。


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突然の訪問とラーメン

2014年12月19日 | ワイン ~2019年
ある輸入元・・・I社の営業の方の突然の訪問がありました。


この年末にすごく頑張っていらっしゃるんだな~と。
高速道路が雪で交通規制があり、そのさ中をかいくぐりつつの営業。すごい。




このオーストラリアの4アイテムを試飲です。

やはりシラーズが一番面白いです。

この国はやはりシラーズだもんね。


ところで、広島あたりで物流が止まってしまっているみたいです。

宅配便にも影響が出るみたいで、発注のワインの到着が遅れているようです。

困った! 間に合わないものも出るかもしれません。ちょっと心配。




そして禁を破って行って来ました。突然のラーメン。
「ラーメン家 政」ね。




今月のfacebookクーポンは生ビール+キャベチャーです。

もちろん仕事があるのでビールは飲めません。


630円でラーメンにごはん、キャベチャーに生ビール。全部いけたら無敵のコスト
パフォーマンスでしょう。ランパスどころではありません。

また1キロ太ったので、大人しくしましょう。


年が明けたら食べ初めはもちろん例のお店へ行くばい!


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続々とカレー店が

2014年12月18日 | 美味しいもの
どうやら新しいカレー店がまた出来るようです。

小江町にスープカレーのお店らしい。

島原半島から進出とのこと。食べに行ってみたいですが、微妙に遠いですね。
年内は多分無理でしょう。



さて、最近はまっている長崎市宝町の「なんば」。


いろんなメニューをお試し中だ。



カキのスープカレー。(イエローカレー仕様)

イエローカレーはほとんど辛くない。ポテト増量(無料)すればよかったかな。
ちょっと量が少ない感じがします。それともご飯を大盛りにしてもらおうか。
味は個人的に、スパイシーで優しく包んでくれるグリーンカレー仕様の方が好きかな。



カレー以外にも挑戦。


こちらは「エビ玉焼きそば」。
麺はビーフン。少し大人しめか。個人的にはもっとワイルドでもいいんだけれど。
緑がたくさんで全体のバランスも良い。



そして、中町の「チャイ屋マドゥバニ」のチキンコルマ2。



ちょっとだけ久しぶりです。やはりドーンと核心を突いてきます。
鋭さと深さのあるスパイス攻撃にやられてしまいます。

いくつもカレー店が出来ようと揺るぎない個性あふれるカレー。
堂々としています。価格も600円は良い感じです。

さあ、長崎市にカレーのムーブメントはやってくるのでしょうか。
だんだんと食べて回るのが楽しくなりそうです。

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痛ましくて許せない!

2014年12月17日 | ワイン ~2019年
痛ましいニュースが駆け巡りました。

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<パキスタン>学校で銃乱射132人死亡 タリバン犯行声明(クリック)

【チェンナイ(インド南部)金子淳】パキスタン北西部ペシャワルにあるパキスタン軍
運営の学校で16日、侵入した武装集団が銃を乱射し、一部が自爆した。生徒と教師ら
約500人がいたとみられ、地元英字紙ネーション(電子版)によると、生徒128人
を含む少なくとも132人が死亡、約250人が負傷した。国内最大の武装勢力「パキ
スタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出した。ロイター通信によると、軍部
隊が武装集団と交戦し9人全員を殺害した。

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もう言葉を失います。もどかしくてたまりません。
殺されたのは12~16歳が多かったようです。


私が宗教が大嫌いなのはこんなことがあるからです。

何かを信仰されている方には申し訳ないけれど、世の中からすべての宗教がなくなること
を願って止みません。もう古代ではないし、科学も発達しました。物事の原理も少しづつ
(まだまだにしても)解明されてきています。

神や信仰に頼らず「自分の人生に自分自身が責任を持つ」そんな意志を持っても良いん
じゃないでしょうか。死後に何が待っていようと自分の人生、自分に責任ある人生、
出来得る限りの真っ当な人生を堂々と過ごせば、何も恐れることはないのです。


人を愛することは良いのですが、逆に愛する人以外の人達を排他することにつながる
危険はないのでしょうか?

個人的に「宗教」「民族」「国家」という争いや傷つけあう原因となる枠組みが嫌いです。
差別やヘイトを生み出します。(ジョン・レノンと共感するかも)

人間の本質で、仲間で群れて強くなろうというひとつのシステムではあるものの、理性を
失うほどの愚かな感情が上回ってしまうこと、憎しみを生むこと、それら暴発してしまう
こと等がいたたまれません。憎しみの連鎖は負のスパイラルにしかなり得ません。


この記事を読んで、ずっとずっと・・・いろんなことを考え込んでしまいます。


どうしたらこんな悲劇が起こらずにすむのか、もっと上手なシステムづくり、
智恵を持つことは出来ないのでしょうか。世界中がせめて基本的な部分での道徳観、
倫理観を持ち合わせるのは困難でしょうか。


・・・・・

すみません、ちょっと熱くなりすぎたかも。

このことに関するコメントは受け付けません。書かれても無視するかもしれませんので
ご了承ください。それくらいこの事件は怒りがこみ上げます。





さて、怒りを鎮めるべく今夜はこれ。





2014 エル・ヴィエホ・デル・ヴァレ
  (チリ、ソーヴィニヨン・グリ種、白、千円台)


モノクロでうるさいラベルです。さらに「ソーヴィニヨン・グリ種」という聞き慣れ
ない品種が、どんなもんか?と興味津々です。


さて香りはピーチ! 白桃の香りがムンムン。露骨にモモ。ブドウなのにモモね。
あとはシトラスのような柑橘、白コショウ、画用紙、ハーブ、ミネラルなど。

味わいは桃の風味がとても華やかでフルーティーに出ています。さわやかで、でも
とろみ、厚みを感じることが出来ます。時間が経つと石油っぽさも出てきました。

この華やかなフルーティーさはとても心地良くて、キャラもあると思いますので、
採用してみてもいいかも?と感じました。

そのうち入ることでしょう。お時間ください。


何とか怒りを鎮めつつ、でも個人的に何も出来ないちっぽけ過ぎる自分の存在を
憂いつつ、それでもワインは体に、そして心に沁みわたっていきます。

世界のどこかで、そして私たちのこの国で、愚かな過ちがまた起きないことを心から
祈るばかりです。

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