魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

今年もお世話になりました-2019アウォーズ

2019年12月31日 | ワイン ~2019年

みなさま、本年も大変お世話になりました。

 

今年も相変わらずワインバカでした。どーでもいいであろう記事をお読みいただき、

30秒でも、1分間くらいでも、現実から心を解放していただいたとすれば、それはそれで

十分にお役に立っているような気がします。

 

私個人も当店もみなさまに支えられております。

このブログも閲覧数も徐々に増えてまいりました。

大体毎日同じ程度ですが700~800人台の方に読んでいただいております。

ページビューも2000台です。もちろん多い時は3000台以上の時も結構あります。

とても安定していて、読まれる方が大体決まっているのでは?と推測します。

 

 

年明けは数日間のお休みをいただきまして、また来年もワインバカ、ワイン愛に燃えたい

ところです。もちろん美味しいもの探索(B級ですけど)、マイナー探訪など

心のままにテキトーにやっていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

本日、年末になってはた!と気づきました。

そういえば、今年の抱負を決めてなかった!!!

 

今決めます。それは今年を振り返ること!

そんなわけで2019年アウォーズいきましょう。

 

 

 

さて、まずワインから。

 

2019年のベストワイン白は

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

1998 ムルソー ペリエール(ルロワ) でした。(上の写真の一番右)

その1か月前に飲んだ 1996 ピュリニー・モンラッシェ 1er(ルロワ)も壮絶で、飲んだ何日も

あとまでずっと印象を引きずっていました。やはりルロワは本物で、圧倒的です。ブルゴーニュの本質を

しっかりと現す造り手です。長年飲まないでいましたが、あらためてその抗えないすごさを感じました。

 

 

 

2019年のベストワイン赤は
 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

2000 ミュジニー(ジョセフ・ドルーアン)でした。(上の写真の一番右)

何と言っても美しい!とろけそうなくらいです。やはり二度と飲めないワインでしょう。

 

 

でもこんなのだとミーハーですよね。

 

 

そこでもうひとつ、総合的な観点に立ち、ワイン・オブ・ザ・イヤーをいきます!

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

2014 カーサ・シスカ (スペイン、イエクラ地区、モナストレル種)

これでしょう。圧倒的なパワーと旨味、価格も5000円を切って最高です。

超重量ボトルがそのステータスを現しています。

鉄板中の鉄板。誰が飲んでも美味しく幸せになるワイン。

 

 

 

 

続きまして2019年のマイナー探訪編MIP。

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

西海市大島町のパークゴルフです。

 

 

この記事(クリック)にその楽しさを書いてあります。

 

これはぜひとも友達同士で楽しみたいと思います。

次回行く時は同行する方をfacebookで募集したいと思います。

 

 

 

そして印象に残ったグルメMIGはこちら

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

福岡市早良区高取にある「フォレスト・スパイス」。(長崎でなくてすまそ)

この時の記事はこちら(クリック)です。

 

スパイシストにとってかなり訴えかけるカレーでした。

またぜひ行ってみたいお店です。普段行けないところをあえて選んでみました。

 

 

 

最後にこれをお聴きいただき今年の締めといたします。

 

元気にしとかんばぞ(ラリラリピノ、オリジナル曲)

画面をクリックorタップしますと直接のYoutubeサイトにいけます。

田舎から出ていった子供を思う歌。長崎弁ソングね。

 

 

そんなわけで今年も楽しく何とか乗り切った1年でした。

2020年もまたよろしくお願いいたします。    ラリラリピノ

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひいらぎ-ブラックコテージSB-そして誰も考えたことのない謎に挑戦する

2019年12月30日 | ワイン ~2019年

当店は明日12/31まで営業しております。

お正月に飲むワイン、ぜひお求めください。

 

 

さて、やはりラーメンの食べ納めをもう1軒行っとこう!
 
長崎市銅座町にある「柊(ひいらぎ)」。
 
このお店はホント人気店で、特に中国や韓国などからのインバウンド客がすごい。
しょっちゅう行列が出来て諦めてしまう。でも今日は3人くらいだった。
 
 

さあ、あおさラーメン!

あおさのおかげでさわやかな豚骨だ。ちょっと変化球だけどこれが好きなんだよなあ。
 
 

 

そしておにぎりでなく、ちょっと贅沢に鶏皮めし。

ちょっと脂多かったかも。軽くもたれる。
もう年やっけんねー。
 
 
 

 

 

そして夜はこれ。
年末でも試飲です。
 

2018 ブラックコテージ ソーヴィニョン・ブラン
   (NZ、ソーヴィニョン・ブラン種、白、2千円程度)
 
香りは青い柑橘や青リンゴ、モモ、そしてぺトロール(石油香)、青草、汗、セルロイドなど。

香りの時点で一瞬リースリング種か?と思わせます。
 
味わいはさっぱりとキレがあり、さわやかです。レモンや青草を思わせる果実味と、

奥の方にどこか石油を思わせるオイリーで微かに、ほんの微かに甘露的要素。

リースリングとの混醸じゃない?といった趣きを感じます。

ドライで美味しいです。

悪くはないですが個人的に何かもうひとつ欲しい。
 

 

 

さて、年末なのでお遊びでちょっとというか10年以上も前に書いた記事をご紹介。

誰も考えたことのない謎に挑戦する(クリック)


このブログは実はかなり昔の方が面白かった気がします。


 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クワイ(Quwaii)-アーケードにラーメン新店?!

2019年12月29日 | 美味しいもの

当店は31日までやっております。よろしくお願いいたします。

 

ということで久しぶりにやって来ました。長崎興善町にある「クワイ Quwaii」。

二郎系ラーメンです。

濃厚ラーメンとか、ローストビーフ丼とかあるけど・・・結局普通のラーメンなのさ。

 

 

味の濃さ 普通、 油 少なめ、 野菜 多め。

そしてやって来ました。

 

 

横からのアングル。

野菜多めのちゃんぽんみたいなもの?

ただし野菜はキャベツともやしばかり。

 

量的には満足なのでご飯は必要なし。途中からニンニク入れ、唐辛子かけ~など味変。

このニンニクがまずかったのか、家に戻ってから奥さんからニンニク臭いとダメ出しを食らう。

 

そう言われても、この二郎系はニンニク入れないとそれ風にならない。

醤油味ベースのもやしちゃんぽんになってしまう。(汗) 

お客さん、大丈夫だったかなあ・・・心配。

 

 

 

ところでだ、浜町アーケードの思案橋側にラーメン屋さんの新店がオープンと聞いていたのだけど、

行ってみたらこれでした。

ラーメン亭長崎 そして「まるよし」の文字が!

看板がかかり、オープン間近のようです。

 

 

え~! 何でここに~??? と驚き。

 

歩いて100m程度の場所に「まるよし本店」があり、違う方向には「チャコール イチノセ」

(元かんしゃく魂)と、同系列の味のお店があるのに、その中間地点あたりにこれ???

そうなるとまるよし系とは違うテイストのメニューを出すのかも?!

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末年始営業日程-J・マイヤーRies-マドゥバニ

2019年12月28日 | ワイン ~2019年

年末年始の営業日程を書いておきます。

12/31(火)まで無休です。
10:00~21:00まで営業です。
 
2020年は
1/1(水)~1/3(金) お休み。

1/4(土)      営業

1/5(日)      お休み

1/6(月)~ 平常通り となります。
 
我ながらがんばるな~とは思いますが、生きていくためには仕方ありません。
いい加減でルーズな私ですが、案外真面目なのかもしれません。
???と、ふと思うけれど、やっぱり結局ダメ人間でしょう。はぁ~。
 
でもそれでもご愛顧くださるお客様のためそれなりにはがんばります。(えっ?!)

 

 

さて今夜はこれ。

 

2018 J・マイヤー リースリング

   (独、リースリング種、白、千円台前半)

 

最近ドイツのこのシリーズばかりですが今回で最後。

ちなみに私は生産国にはまったく、まったくこだわりません。常にワイン自体が基準で、

国はどこでもいい。それは私のワイン選びの信念でもあります。

 

 

さて、香りは洋ナシ、青リンゴ、ミネラル、石灰、白い花など。

 

味わいはとてもきれいでクリア。とても良い酸を伴って果実味がすっきりと新鮮です。

ただ、ちょっと甘い。甘すぎるところまではいきませんが、やっぱり甘い。

切れのいい味をお求めの方にはちょっと違うと思われることでしょう。

エキス分が弱くもあります。それでもすっきりとした味わいゆえ、多くの方々には

許容できる味わいだと思います。

採用しませんが、ちゃんと甘めなワインとして飲めることでしょう。

いろんな料理とも相性は良いかと思われます。

 

 

 

そしてカレーの食べ納めか?!

マドゥバニも1/1がお休み以外は月木がお休みだそうです。

帰省された方はぜひ一度食べてみることをおすすめします。

かなりぶっ飛びます。

 

おっと、ラーメンの食べ納めもしておかないといけません。

ワインの飲み納めは・・・いいか、毎日飲んでるし。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルカン-Bランチ

2019年12月27日 | 美味しいもの

長崎市勝山町の「ルカン」へ。

ここは鉄板のお店。

 

PAYPAYが使えるみたいなのでやって来ました。

もっと多くのお店で使えるとありがたいと思う。

 

 

 

なになに、本日のランチは・・・

木曜日だからロースカツ定食 or ロース肉&ピーマン炒め定食みたいだ。

 

 

たいていAランチばかり食べてきたので、今日は違うパターンBランチで攻めよう。

というわけでロース肉&ピーマン炒め定食。

 

 

美味しい。やはりこちらのお肉はいけてます。

ただ、このメニュー、野菜がかなり多いぞ。

スライス肉以外は全部野菜!味噌汁も漬物も。

 

女性用メニューだったかー。という感想。

もちろんそれでもちゃんと美味しい。

おぢさんしっかり野菜摂取しました。

 

 

このお店はもう何度も来ているけど、こだわりを書いたこれ(下の写真)は初めて発見。

 

そうか、なるほど。

 

かなり前にこだわりがいろいろ書いてあったお店で食べたあと、そこのシェフがタバコを

吸っていたという悲しい出来事がありました。しかしこのお店は昔からひたむきに

がんばっていらっしゃるようでさすがです。

 

 

 

昨晩のワイン、2日目もやはりあんまり変わりません。

やはり採用はなしです。でもピノ・ノワールは愛しております。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J・マイヤーPN-政つけ麺

2019年12月26日 | ワイン ~2019年

ほぼ毎日更新していますが、昨日は挫けました。

きつかったとー!

そんな日もあるけんね。

 

実は本日は年賀状書きをせっせとやっております。

結構大変で、毎年悩む作業。

今年のワインはね、こっそり教えましょう。コシュ・デュリです。

意味がわからない人にはわからないかもしれませんが、ジャン・フランソワ・コシュ・デュリです。

 

ブルゴーニュの造り手で誰が一番すごいか?と問われると、たいていルロワかコシュ・デュリか・・・

と筆頭に出てくるビッグネーム(ドメーヌ)です。

で、ワインがあるということは・・・そうワイン会で飲むことになるでしょう。

 

 

 

さあ、今夜はこれ。

 

2018 J・マイヤー ピノ・ノワール

   (独、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

 

香りはイチゴやフランボワーズ、明るく淡いフルーツにセルロイドやミントなど。

 

味わいは軽やかで、軽やか。(笑)

あっさりとしています。エキス分、粘度も弱く、余韻も軽い。軽いけどきれいではあります。

グラスに注いだ色を見た時から、言葉は悪いですが、おもちゃっぽいイメージでした。

案の定がっちりしたブルゴーニュのピノ・ノワールと比べると軽過ぎます。複雑味も弱い。

上に書きましたコシュ・デュリに遥か及ぶべくもありません。もちろん価格も違い過ぎ。

 

しかしそれなりには飲めてしまう、というか私が飲兵衛さんなので許してしまうのです。

もちろん採用はないのでしょうけど、ピノが大好きな人間ならこれは許すのです。

これはピノ・ノワールが好きかどうかを問われるワインかもしれません。

ピノ・ノワール好きはルーズかストイックか? 多分両面あるのでしょう。

 

 

 

連チャンのようにラーメン家 政へ。

 

ありがたい650円の幸せ~。

 

許す、許す、許す~~~!

いろんな世の中の理不尽さを、これ食べてると許せる気持ちにさせてくれる1杯です。

 

 

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YAMADA再入荷-政-J.マイヤー・ゲヴュルツトラミネール

2019年12月24日 | ワイン ~2019年

まずはお知らせです。

好評で品切れしておりましたザッカニーニ「YAMADA ヤマダ」が再入荷いたしました。

このワインはペコリーノ種で特に女性受けが良くて、こちらがビックリするほどです。

華やかな香りが素敵です。お求めください。

 

 

 

年末でどことなく慌ただしい中、行くべき所には行っております。

ラーメン家 政の今月のクーポンはキャベチャーと生ビール。(ビールは仕事中は飲めない

 

 

もちろん完食してフィニッシュ!

それにしても650円はありがたいなあ。昨今どこも800円以上が多い。
世の中何かが変わったよね。

で・・・苦しくてちょっとだけ動けなくなる。

 

 

 

 

それでも夜は飲みます。

今夜の試飲はこれ。ドイツで。

 

2018 J・マイヤー ゲヴュルツトラミネール

   (独、ゲヴュルツトラミネール種、白、千円台半ば程度)

何でもアルザス地方との国境の地ファルツで、アルザス産ヴァラエタルワインに対する

挑戦として生まれたブランドみたいです。

 

香りは定番のライチ、洋ナシ、ミネラル、白い花、僅かに石灰など。

クリアできれいです。

 

味わいはとてもきれいな酸味とすっきりとした果実味がバランス。ミネラリーで

後味もさわやか。甘い風味も立ち上がりますが糖度は残らず、中口程度の辛口にも

甘口にも寄らずってとこです。言われればスパイス感も僅かに感じます。

 

この品種は結構料理に合わせやすく、初心者でも喜んでいただける品種です。

このシリーズをもう少し飲んでから採用を決めたいと思います。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーハPN RSV-えびラーメン

2019年12月23日 | ワイン ~2019年

今夜はこれ。

派手なワイン会の後でもまた飲みます。美味しいお仕事です。

 

 

2016 ハーハ ピノ・ノワール レゼルヴァ

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

先日飲んだ上のクラス、レゼルヴァ(リザーヴ)になります。

 

香りはカシス、ブラックチェリー、ブルーベリーなど赤系のみならず黒いフルーツも

しっかりあります。レゼルヴァでない通常のピノ・ノワールよりもかなり深いです。

あとは揮発性、コショウやハーブ、肉や革系も含みます。

 

味わいはNZらしく果実味よりもミネラルやハーブみたいな風味が強い目ですが、

軽やかな中にも落ち着きと余韻の長さがあります。

はっきり言ってリゼルヴァ表示になると、かなり美味しくなります。通常のピノだと

物足りないでしょう。7~800円程度の差ですが、かなりデカイと感じます。

それはリピートするか、しないかの差です。ワインって美味しいよね、ピノ・ノワールって

美味しいよねって入門者(初心者)が言うか言わないかの差でもあります。

 

そして私自身も、あらためてNZのピノ・ノワールの特徴を捉えようと向き合っています。

ブルゴーニュともUSAとも違った個性があると感じています。

ソムリエ試験のブラインド問題でそのうち出たりしているかも。

 

 

 

 

さて、えびラーメンです。

 

年末はご来店の上、ワインを3000円お買い上げいただきますと1個サービスしております。

6000円以上ですと2個サービスです。トマトラーメンもあります。

 

実はこれえびのエキスがちゃ~んとしっかり出ていて結構いけるんですよ。

もちろん単品でも販売しております。税込み155円。ほんのささやかな気持ちで熊本の

復興支援を兼ねて。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘年ワイン会

2019年12月22日 | ワイン ~2019年

「忘年ワイン会」を行いました。

父の入院、介護などの影響もあって、今年の半ばはワイン会もできませんでしたが、最近は落ち着いて

きたので10月、11月、12月と連続で開催出来ました。当店のペースとしては奇跡的。良かった~です。

今回は少し怪しい?ワインを飲んでみようとリストアップをし、スリリングな気持ちで臨みました。

 

 

まずは白から。

1  NV コラン プルミエクリュ ブランシュ・ド・カスティーユ(シャンパーニュ)

目が細かく、格調高い。これは美味しい!

 

2 2015 シャブリ キュヴェ・テット・ドール(ビヨー・シモン)

特級ブランショと1級モンテ・ド・トネルに挟まれた区画。きりッと引き締まり整った味。

 

3 1998 ムルソー ペリエール(ルロワ)

最初の難関。ムルソー村のトップクラスの畑。さすがはルロワ。厚みと深みずっしり。圧巻。

ルロワを飲むとブルゴーニュワインの本質を見せつけられる。やはり本物の造り手だ。

ただし今やたらと高いワイン。

 

 

ここから赤へ。

4 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)

基準値の赤を1本。きれいで若々しい。

 

5 2014 ヴォーヌ・ロマネ(レシュノー)

鉄板の赤をということで選びました。しかし2014年はまだ少々硬い。時間があると良かったかも。

あと2年くらいは待ってやりたい。もちろん味わいはさすがのヴォーヌ・ロマネ。

 

6 2001 ヴォーヌ・ロマネ レ・ラヴィオル(ジャン・クロテ エマニュエル・ルジェ)

第2の難関。この年は神様アンリ・ジャイエの引退年。彼が手掛けた、関わった可能性あり?という

わけでしたが、若干のセメダイン。しかし時間が経つとある程度は消え、ちゃんとお花畑が出てきます。

 

7 1997 クロ・ド・ラ・ロッシュ(アルマン・ルソー)

第3の難関。しかしこれは大丈夫。果実味MAXからはピークは少し過ぎているもののしっかりと獣臭。

黒々とした重い風味と重厚感。さすがのルソーでした。これ今かなり高い。

 

8 2014 ジャイアントステップ ヤラヴァレー ピノ・ノワール(豪)

Yさんよりの差し入れ。甘くジャミーで優しい果実味。フランスとの違いが良くわかります。

こうやって勉強もできます。

 

 

最後に追加で飲んだのがこちら。

2012 サントネ― 1er レ・グラヴィエール(ブリュノ・コラン)

やはりこの造り手はがっしりとしています。堅固で力を蓄えタンニンもしっかり目。

そしてコストパフォーマンスがすごく良く、味わいも充実。4千円台。

グランヴァンのあとでもちゃんと美味しく飲めました。

 

やはりワイン好き同士わいわいと飲むのは楽しいひと時。

ネタがある限りは来年も集って飲みたいものです。V・ファーレンの天皇杯は残念だったけど

鬱憤を晴らせました。

今回は忘年なので贅沢でした。次回は質素にやってみようかなあ。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーハPN-マドゥバニ

2019年12月21日 | ワイン ~2019年

今夜はこれ。

 

2017 ハーハ マルボーロ ピノ・ノワール

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)

 

色はうすめ。香りはイチゴやフランボワーズ、ミネラル、少し揮発性を伴ったセルロイド、

ハーブ、草、シナモン、いかにも冷涼地のピノ・ノワールらしいイメージです。

 

味わいは明るく軽やか。ボディがちょっと物足りなさもあるけど、とてもきれいな酸味で

チャーミング、ミネラリー&セルロイドな果実味。NZらしいのかもしれません。

飲みながらよくよく感じてみるとエレガントでもあり、これはこれで良いのかも。

 

コストパフォーマンス的にもちょっと弱い感じ。フランスのブルゴーニュほど力や

特有の風味に満ちているわけでもなく、ニューワールド的旨味満載でもない。

しかし、なぜだろ??? NZらしく、その個性はそれで良いような気がしてくる。

おお、不思議なピノ・ノワール。これを愛し始めたらもうNZピノ・ノワールがどんどん

好きになってしまうのかもしれない。

 

今晩は忘年ワイン会。弾ける予定です。(笑)

 

 

そしてカレーだが、しっかりと日課を。

 

 

もちろん中毒の定食だ。

疾走し荒ぶるスパイス。もうーーー美味すぎて話にならない!

あとはPAYPAYが使えると嬉しいなあ。

 

 

さあ、天皇杯に浸ろう!

元日までが任期の「現社長」が持ってる人だから奇跡で鹿島を破りそうな気がする。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時が止まるよ-グリルはやしだ

2019年12月20日 | 美味しいもの

仕事のついでで久しぶりに長崎市江里町にある「グリルはやしだ」へ。

 

入ると相変わらずのシブさ。

そしてお昼時は混んでいます。客層もそこそこ年配の方々が多いようです。

ある意味天然記念物的?とでも言いましょうか、時代が変わってもこの店内だけは

ずっと時が止まった感覚のまま。いいね~。 すごく貴重です。

前に行った時の写真はこちら。

今日はもっとお客さんが多くて、ほぼ満席に近かった。

 

 

 

さて、メニュー。

やはり10月の増税を境に上がっているようだ。

 

 

前にこちらの記事を書いた時に、コメントで゛おすすめは牛シチュー定食”と聞きましたので、

それをオーダーしたら「今ないとよー」とご年配のおばちゃんに言われてしまい、牛かつ定食に

してみました。

 

 

味の方も相変わらずな感じで、きっと昭和からずっとこの調子なんだろうなあ・・・と思う。

でもそれがまた良い。時が止まる店なのだ。

そういうお店でこれからもあって欲しいと思う。

 

 

メニューを再度見て思うに、牛シチュー定食へのリベンジと、さらに宿題はビジネス定食

そしてチキンライス。そしてなぜか惹かれるカツ丼。さらにはいつの日かスペシャルランチ!

を夢見ています。

 

お~、通わんばですね~。(笑)

 

こういったお店は経営者がご年配なため、行ける時に行っておかないといけません。(シャレですか?!)

うまくタイミングを見て行くことにしましょう。

 

 

 

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カシミールまぜそば-2017アンブロワーズV.V

2019年12月19日 | ワイン ~2019年

スパイシストは見た瞬間に「買わねばならぬ!」というものがあります。

 

例えばこれ。

カシミールのまぜそば。

カレー大好きとして、ラーメン大好きとしてこの合体技は試さないわけにはいかない。

で、これは結構良かったと思います。カシミール味は良い!

 

 

一方、こいはいかんかった。

これはまあひねりの少ないカレーラーメン。ちょっとスパイシーなだけ。

特におすすめは出来ない。でもいずれにせよ試さないわけにはいかないとさ。

 

 

 

そして、今夜のワインはこれ。

やっと飲めます。いろいろ飲まないといけない宿題が多かったので遅くなりました。

このワインも宿題ではあったのですが、まあ鉄板なので。

2017 ブルゴーニュ ルージュ V.V(ベルトラン・アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、2千円台後半)

V.Vとはヴィエイユ・ヴィーニュの略です。古樹のブドウの木から造られます。

V.V表示のない通常のACブルゴーニュのひとつ上(ちょっとだけ上)になります。

 

 

香りはチェリー、カシス、赤い花、奥の方にシナモンやスパイス、絵の具、動物系旨みが

ありますが開けたては十分に出てきません。

 

味わいは軽やかな中にしっかり感があります。特にタンニンがしっかりしており、少し待った方が

良いよ、と呟かれているようです。酸味は程良いので十分ですが、全体的には閉じ気味です。

もちろんかなり美味しいですよ。それを分かった上でのタニックで閉じ気味。

 

今飲むならV.V表示のない通常のACブルゴーニュが良いでしょう。V.V表示は確かにひとクラス

上で地域名や村名に近い品質です。そしてこのヴィンテージが愛想の良い優しい年ではなく、

ちゃんとシリアスに味わう価値のあることを示しています。2017年はハズレで2018年こそ

買うべきだと思っていましたが、さにあらず。やはり良い造り手はちゃんとした仕事をしています。

 

輸入元の争奪戦で入れた在庫がもう少し残ってはいますが、今飲むのなら、意図的に1日目は

ほんの少しだけ飲んで、メインは2日目にお楽しみいただきたい。

 

販売は通常のACブルゴーニュに切り替えても良いかもです。

もちろんお買い上げになられたお客様は、今飲むのなら2日目をメインで。もしくは1年ほど待って

来年の夏を過ぎてから飲まれることをおすすめいたします。多分ぐっと親しみやすくなって

いることでしょう。でもこのワインは今買わないと買えないんですよねえ。

どうしても愛するアンブロワーズのワインだからこそそう思います。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 BrgBマルク・コラン-長崎スタイルの広島お好み焼き-ルアン選手加入

2019年12月18日 | ワイン ~2019年

輸入元の担当の方がこれをお奨めしてきた。

 

はい。試飲します。

 

 

2017 ブルゴーニュ シャルドネ(マルク・コラン)

   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、3千円程度)

 

最初はとにかく閉じていました。

香りは柑橘のフルーツがありますが、閉じ気味でむしろミネラル、青草、白~黄色い花など、

やはり鉱物っぽいです。

 

味わいはしっかりとした厚み、ボリュームを感じますが、開けたては旨味や華やかさが埋もれています。

即戦力ではありませんが、内に秘めたポテンシャルはあるのでそのうち時間が解決してくれると

思います。やはり待つべきワインでしょう。2017年、案外しっかりしてるということです。

 

 

 

そういえばこれを食べたのでした。

鍛冶屋町にある「3匹の子ぶた」。

広島お好み焼きの長崎スタイル。

長崎か広島かよくわからなくなるやつ。

 

中がこんなの。

皿うどんの細麺にかまぼこが入って、皿うどんスタイル。

全国でもかなり珍しいと思います。

 

 

 

ところで、おいおい、V・ファーレン長崎にブラジル、アトレチコ・ミネイロよりルアン選手が加入だ!

正式には ルアン マドソン ゲデオン デ パイバ(Luan Madson Gedeão de Paiva)というらしい。

 

最近は大村のホテルに泊まっているだとか、路面電車に乗っていただとか、街中で見かけただとか・・・

そんな噂が飛び交っていた。やはり長崎に来ていたのは事実のようだ。期待しましょう。

我らの輝ける星となることを祈ろう!

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らあめん花月嵐にて丸星ラーメンを

2019年12月17日 | 美味しいもの

ラーメン歴は長~いけど、このお店は初めて入ります。

「らあめん花月 嵐」長崎市住吉店。

 

普段は基本的に行かないチェーン店ですが(街の個性を奪うから)、久留米の「丸星ラーメン」を

期間限定でやっていると聞き、それならば一度は!と思ってやって来ました。

 

 

丸星ラーメンは650円で、ごはん120円を付けて770円(税込み)。

 

こちらです。

これで770円です。

 

久留米や福岡の人なら・・・?(笑)

でも長崎市内には久留米系ラーメンがないのです。久留米のお店まで行く思いをすれば仕方ないのかも。orz

福岡人ならいくらくらいに見えるでしょうか?

 

見た目はちょっとしょぼいですが、味は丸星です。多分。

 

 

ただね、ラーメン花月はテーブルの上が面白かった。

賑やかでしょう。

いろいろ味変しましたよ。価格の分いろいろ遊んでみましょう。

 

 

こちら見てください。

面白そうじゃありませんか?!

 

 

なかでも「激辛壺ニラもやし」は楽しかった。 

ただ、これは本気で辛いし、味も強いのでスープに入れると、味、バランスを崩してしまう。

食べる方はぜひ別皿でね。

 

 

 

そして何だかんだで完食です。 

丸星は大人しい味なので、こちら花月のラーメンの方が味が強く派手だと思います。多分。

若い人は丸星よりも普通の花月ラーメンの方がきっと好きかもね。

結局ラーメンは人それぞれ。嗜好は好み次第。

 

長崎市内にもぜひとも久留米系ラーメン誕生して欲しいと思います。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BrgBアンブロワーズ2017-先日の打ち上げ会

2019年12月16日 | ワイン ~2019年

今夜はこのワインを試飲。

 

 

2017 ブルゴーニュ ブラン(ベルトラン・アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、シャルドネ種、白、2千円台半ば程度)

 

香りはいきなり結構蜜っぽさ、柑橘の他に青リンゴやバニラ、カシューナッツ、ミネラル、

黄色い花、などが来ます。

 

味わいは輝きを感じる熟した果実味がとてもきれい。開けたてはややオークの風味が強め?

と感じましたが、徐々に開いてまろやかになりバランスが取れてきました。

そう強くなく、きれいな酸味とピチピチとして魅力あふれる果実味、何よりも価格としては

とても良く出来ている気がします。きっとお好きな方多いんじゃないかと予想します。

この先どう熟成していくのか?と問われると、そんなに長命ではないけど5~7年程度は

とても美味しく飲めることでしょう。愛想の良いヴィンテージだと感じます。

 

ちなみにこの造り手の赤はACブルゴーニュとACブルゴーニュV.Vの2種類がありますが、白は

これだけです。

 

 

 

 

さて、本日は先日の水辺の森でのメンチカツ&ワイン販売をしたメンバーで打ち上げ会がありました。

 

行きがけに長崎駅でバスを乗り換えたのですが、その時間にちょっとだけかもめ広場を見学。

長崎屈指のワイン店、M酒店さんのワイン販売です。

お昼過ぎでしたが、もうお客さんも飲んでます。その後もきっと賑わったことでしょう。

長崎っ子はもっともっとワイン楽しんで欲しいと思います。きっと人口に対してのワイン消費は少ないと思われ

ますので、いろんなアプローチがあってもいいので、ワインが身近なものになって欲しいと常々思っています。

 

 

 

さて打ち上げ(反省会?)はカウベルさん宅にて。

中でもローストビーフは最高です。さすがカウベルさんです。

これメンチカツを凌ぐ名物になる可能性を秘めています。みなさん絶賛!!!

 

 

ごちそうといろんなワインたち。

それぞれが集う人たちのキャラクターのようで、楽しいひと時。

こういった楽しみのためにがんばっているのかもしれませんね。

1杯のワインはいろんなものごとを受け止めてくれます。人間もワインも私にとってかけがえのないもの、時間です。

 

長年ワインに従事してきましたが、あらためて巡り合った人たち、ワインたちに感謝でいっぱいです。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする