雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

お気の毒な「駆けつけ警護」

2016年12月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

TVのニュースで見ると、スーダンの部族はトラックの荷台に取り付けた重機関銃を所有し、これは、旧式とは言え、12.7mmmの弾丸を使用する重機関銃であるから、「駆けつけ警護」なる戦闘任務を与えるなら、自衛隊も5.56mmの軽量なNATO弾を使用するちゃちなミニミ軽機関銃だけでなく、重機関銃から装甲救急車や戦車までまで用意しなくては「駆けつけ」たところで、手も足も出ません。 その程度の事はただのミリタリー・オタクでも分かります。

何故、世界並みの武装をためらうのか? それは憲法第9条の影響でしょう。 堂々と戦う軍隊であることが許されず、解釈をもってコソコソと出かけなければならない。このような状態で行かされ方がお気の毒です。危険ではないとか、リスクは高まらないとか嘘ばかりの安倍さんの立場も分かりますが、堂々と世界レベルの完全武装で出してやらねば我慢強いと言われる青森の部隊ですがお気の毒です。

世界レベルで言えば、最近は、陸海空の3軍と別の医療軍による4軍構成が世界では増えています。 軍隊では戦闘で負傷者が出るのは仕方ないことで、その負傷者を最大限に救うために、地雷にあってもビクトモしない装甲救急車が必要なのです。日本の軽装甲車など耐地雷対策もしていないオモチャのような車両ですし、地雷対策までした専用の救急車もありません。 地雷の爆風をそらすために、車両の底がボートのようなV字型で、真下で地雷が爆発しても耐えうる車両が必要なのです。 そこまでの装備を待たせずに任務だけ持たせるとは自衛隊員の命を軽く見ていると言われても仕方ありません。憲法を変えるには時間もかかる事でしょうが、現憲法でも武器の種類まで規定されている訳ではありませんので、使う使わないは別として、ありったけの十分な装備で送り出してあげるべきです。

本来、あのようなアフリカの奥地にまで日本が出向くことはないのです。内戦で傷つく人が可哀そうであるなどと言うより、派遣されて傷つくかもしれない自衛隊員とその家族の方がよっぽど可哀そうで、スーダンのことなどどうでもよいのです。 地球上の物理的な時間は全世界に等しく経過していますが、文化的な時間はバラバラで、日本で言う戦国時代の内戦は、双方に言い分があり、その国内で決着がつくまで外国勢が干渉してはいけないのです。 日本の国土を防衛するためであれば、日本人が全体で立ち上がるべきですが、自衛隊員が縁もゆかりもないアフリカの奥地にまで行って負傷されるのはお気の毒としか言いようがありません。

まあ、派遣されてしまった以上は仕方ありませんが、どうぞ無事に戻っていただきたいと毎日願っています。

〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
http://blog.goo.ne.jp/img/static/admin/editor/btn-entry.gif
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米中軍事対決 | トップ | 国連など脱退すべし »
最新の画像もっと見る

雷日記」カテゴリの最新記事