雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

国債の真実 高橋洋一 あさ出版 / プライマリー・バランス亡国論 藤井聡 育鵬社

2017年08月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

高橋さんは、何冊もの著書の中で一貫として日本経済の実力は心配することはなく、国民一人当たりの借金が800万円もあるという赤字説には、真っ向からインチキ報道と主張する少数派です。 藤井さんは、最初は土木の事で知りましたが、土木だけでなく、多彩で幅広い見識は、大学の先生にしておくにはもったいない。 お二人とも内閣の参与をされた方です。

増税を目論む側からすれば、日本は赤字で火の車なのだから、それを助けるために増税も当然という流れを期待して国債発行額がGDPの2倍を超えているのは、月給30万円の人が毎月60万年の借金をしているのと同じのような、おかしなロジックで説明し、多くの人はその説明に納得してしまうのですが、それは全くの間違いというより、人を欺くための屁理屈で単なる「間違い」よりも悪質な[デマ」の類です。 その借金も、政府がしたものであり、国民ではないのです。いつの間にか、比喩で言ったであろう「国民一人当たり」が、本当に国民がした借金のように言われることに疑問を持たないで信じ込む方がいるのにはビックリです。 800万円もの借用証書、書いた覚えありますか? 誰もないですよね??

個人と国の大きな違いは、個人の命は有限であるのに対し、国の命は無限を前提としています。 人は借金を働けるうちに返さねばなりませんが、国の場合には、国の命が無限ということを前提にすれば、もちろん返済期限はありますから期限になったものを返しながら、一方でズルズルと返還する傍から借り受ける事を無限に繰り返すことができるのです。 あるいは永久国債ということで、償還を考えずに、毎月の利子だけでも良いのです。 支払利子の合計が元金を超えた後、利子の支払いが永久に継続すれば元金など返ってこなくても、購入する側からは十分に魅力的です。 個人の借金とちがい、国の借金など利子を償還できる範囲であれば、問題ないのです。

経営者であれば、決算期のバランス・シートは誰でも気になりますが、ここでは、借金(負債)だけでなく資産とバランスしていれば良く、借金の額だけでなく、資産の額も大事なのです。 ところが、この負債の部だけの話しかしないで、資産の部の話が欠如しているのです。 日本国の資産と共に考えれば、この負債額、取るに足りないものなのです。

プライマリー・バランス(政府の収入と支出のバランス)を黒字化するとなると、国債への依存も出来なくなります。 これは、国債依存が悪いこととしている考えで、国債が増えても問題がなければ、プライマリー・バランスなど良くならなくても問題は無いのです。 こういう負のイメージでのキャンペーンにより、国民の消費は不活発になりGDPの成長に悪影響を及ぼし、若者まで将来に夢や希望を持てないような雰囲気になってしまいます。 国の破産と言えば、誰でもギリシアを思い浮かべ、消費する事を恐れ、貯金をしてしまいます。 日本の国は大丈夫。 破産などしやしません。  安心してお金を使いましょう。 個人消費が増えればGDPも経済も良くなるのです。 

このお二人、少数派ですが、少数派の意見の方が正しいいこともあるのです。

〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
http://blog.goo.ne.jp/img/static/admin/editor/btn-entry.g

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする