今日は世界遺産「唐招提寺」の2回目をご紹介する予定でしたが、昨日、南米チリから世界が歓喜する大変うれしいニュースがありましたので、急きょ変更させていただきます。
南米チリの鉱山で起きた落盤事故で、地下700メートルに閉じ込められた33人の作業員の救出作業が日本時間の昨日13日午前11時20分頃に始まり、最初の作業員が日本時間の午後0時10分に地上に引き上げられ、救出用のカプセルから降りて無事、救出されました。
69日ぶりに地上に出てきた作業員は、家族、同僚、チリ大統領ら待ち受けていた人々と抱き合って喜んでいました。
このニュースはチリ国内は勿論、世界格国のメディアが報じており、世界中で歓喜の渦が巻いていました。
勿論、私もテレビ中継を見ていて思わず目頭が熱くなりました。
最初に救出されたのは、フロレンシオ・アバロスさん(31)だそうです。カプセルから出たアバロスさんは、地上の救助チームの人たちや家族と抱き合ったり、握手をしたりして喜びを表していました。
今回の落盤事故では、33人の作業員が地下700メートルの劣悪な環境の中に2か月余りにわたって閉じ込められていましたが、救出用の穴が今月9日に貫通したことから、日本時間の昨日朝から救出に向けた準備が進められてきました。
救出の順番は、不測の事態にも対応できるよう、鉱山の知識や経験が豊富な作業員をまず引き上げ、その後、体調の悪い作業員を、そして最後に元気な作業員を救出することになっています。
1人を地上に引き上げるのにおよそ1時間かかるということで全員を救出するまでに2日ほどかかるとみられていましたが、今朝の報道では予定より早く全員の救出ができる見込みのようです。
・1人目の作業員のフロレンシオ・アバロスさんが無事に地上に生還し、チリのピネェラ大統領(右)とかたく抱き合って喜びました。(産経ニュースより)

救出作業ではまず、掘削した深さ約620メートル、直径70センチの縦穴に、救助隊員が入った長さ約4メートル、重さ約450キロのカプセル(フェニックス:不死鳥)を挿入します。
地下に降りた救助隊員は、作業員33人のうち気力、体力ともに最も充実していると判断された人を最初にカプセルに乗せました。その人の名前がフロレンシオ・アバロス氏(31)でした。
彼は全身を外気や日光から完全に保護する特別な服を着てカプセルに乗り、約20分掛けて地上に到着しました。
この後も救出活動は続けられています。
今朝のテレビニュースによれば、午前7時時点で26人が救出されたそうです。救出作業は予定より早く進んでおり、このままのペースでいけば日本時間の今日昼ごろまでには全員救出できる見込みとのことです。
報道によれば、チリの掘削技術は世界最高レベルのものだそうです。
今回の救出については、当初の見込みでは年末のクリスマス頃と言われていました。しかし、その救出が2ヶ月以上も早まり、更に、33人全員の救出には最大48時間ほど必要と言われていたものが、1日ほどで終了する順調さの背景には、世界最高レベルの掘削技術と、チリ国民の一丸となった救出への協力、そして願いや執念が通じたように思います。
日本時間の昼過ぎに全員救出の嬉しいニュースが聞けることを切望したいと思います。
南米チリの鉱山で起きた落盤事故で、地下700メートルに閉じ込められた33人の作業員の救出作業が日本時間の昨日13日午前11時20分頃に始まり、最初の作業員が日本時間の午後0時10分に地上に引き上げられ、救出用のカプセルから降りて無事、救出されました。
69日ぶりに地上に出てきた作業員は、家族、同僚、チリ大統領ら待ち受けていた人々と抱き合って喜んでいました。
このニュースはチリ国内は勿論、世界格国のメディアが報じており、世界中で歓喜の渦が巻いていました。
勿論、私もテレビ中継を見ていて思わず目頭が熱くなりました。
最初に救出されたのは、フロレンシオ・アバロスさん(31)だそうです。カプセルから出たアバロスさんは、地上の救助チームの人たちや家族と抱き合ったり、握手をしたりして喜びを表していました。
今回の落盤事故では、33人の作業員が地下700メートルの劣悪な環境の中に2か月余りにわたって閉じ込められていましたが、救出用の穴が今月9日に貫通したことから、日本時間の昨日朝から救出に向けた準備が進められてきました。
救出の順番は、不測の事態にも対応できるよう、鉱山の知識や経験が豊富な作業員をまず引き上げ、その後、体調の悪い作業員を、そして最後に元気な作業員を救出することになっています。
1人を地上に引き上げるのにおよそ1時間かかるということで全員を救出するまでに2日ほどかかるとみられていましたが、今朝の報道では予定より早く全員の救出ができる見込みのようです。
・1人目の作業員のフロレンシオ・アバロスさんが無事に地上に生還し、チリのピネェラ大統領(右)とかたく抱き合って喜びました。(産経ニュースより)

救出作業ではまず、掘削した深さ約620メートル、直径70センチの縦穴に、救助隊員が入った長さ約4メートル、重さ約450キロのカプセル(フェニックス:不死鳥)を挿入します。
地下に降りた救助隊員は、作業員33人のうち気力、体力ともに最も充実していると判断された人を最初にカプセルに乗せました。その人の名前がフロレンシオ・アバロス氏(31)でした。
彼は全身を外気や日光から完全に保護する特別な服を着てカプセルに乗り、約20分掛けて地上に到着しました。
この後も救出活動は続けられています。
今朝のテレビニュースによれば、午前7時時点で26人が救出されたそうです。救出作業は予定より早く進んでおり、このままのペースでいけば日本時間の今日昼ごろまでには全員救出できる見込みとのことです。
報道によれば、チリの掘削技術は世界最高レベルのものだそうです。
今回の救出については、当初の見込みでは年末のクリスマス頃と言われていました。しかし、その救出が2ヶ月以上も早まり、更に、33人全員の救出には最大48時間ほど必要と言われていたものが、1日ほどで終了する順調さの背景には、世界最高レベルの掘削技術と、チリ国民の一丸となった救出への協力、そして願いや執念が通じたように思います。
日本時間の昼過ぎに全員救出の嬉しいニュースが聞けることを切望したいと思います。
33人も窮屈な場所でこの日をどんなに待ちわびたことでしょうか。
全員の救出が無事終わるのを見守りたいです。