らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

主食の重ね食べ

2016-09-06 | 情報

大阪では「たこ焼き」や「お好み焼き」は「粉もん」と呼ばれて人気があり、食卓には欠かせない存在となっていますが、このお好み焼きなどをご飯と一緒に食べる所謂「主食の重ね食べ」をする人が多いと言うことです。

「主食の重ね食べ」とは、前述のように粉もんと御飯、うどんとかやくご飯、ラーメンとチャーハン、パスタとパンなど、主食を2種類同時に食べることを言います。
ある調査によると、「お好み焼きはご飯のおかず」という人は東京では8%しかいませんが、大阪では46%に上っており、大阪風の食文化としてネットでも話題になることがあるようです。

大阪府で最近行われた食習慣の調査によれば、大阪府民の4人に1人がお好み焼きと御飯を一緒に食べる等の「主食の重ね食べ」を毎日していることが分かったそうです。
この調査は、「大阪版健康・栄養調査」で、昨年11月~12月に18歳以上の府民に実施されました。
それによると、「米・パンと麺類や粉もんをどのくらい一緒に食べているか?」との質問に対し、
・1日1回以上と答えた人は、男性は26.8%、 女性は26%、
・週1回以上と答えた人は、  男性は61.5%、女性は47.1%、でした。

また、肥満度を表す体格指数、「BMI]毎に見ると、                男性     女性
・肥満と分類される人(BMI25.0以上)が週1回以上と答えた人の割合は、 70.7%    56.2%
・普通に分類される人(BMI18.5以上25.0未満)    同           58.6%   45.7%
・痩せに分類される人(BMI18.5未満)           同           53.5%   41.5%
となっており、太っている人の方が主食の重ね食べを好む傾向にあるようです。



更に、アンケートでは、この傾向をどのように思うかを尋ねたところ、
・太りそうと答えた人は・・・・49.4%
・お腹がいっぱいになる・・・36.6%
・大阪らしいと思う・・・・・・・・25.6%
となっています。

大阪府では、大阪の食文化とは言え、主食の重ね食べはカロリー過多になりやすく、栄養バランスも悪く、肥満防止のため、いくら美味しくても控えめにするよう呼び掛けています。