プロ野球 OB投手資料ブログ

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デービス

2020-08-17 11:03:47 | 日記

1989年

米大リーグ通算130セーブの実績をもつヤクルト期待の新外人、デービスが見事に火消し役を果した。2-3と1点を追う七回からマウンドに上がり、速球を主体にした投球で3イニングを被安打1、失点ゼロ。八回味方打線が奮起して逆転、来日5試合目で初勝利を手中に収めた。「今日は直球がよく伸びていたし、コントロールもよかった。勝ちが決まった瞬間は、何ともいいようのないいい気分だったよ」とデービスは大喜び。抑え投手の不在に頭を悩ませていた関根監督の顔にも、白い歯がこぼれ「先発から抑えにつないで逃げ切る、こういうパターンの試合がしたかったんだよ」

絶対に取ってやる、と瞬間的に右手を出した。ミーティングで相手の弱点もわかってきたし、自分のピッチングができるようになった。(八回無死一塁でフィルダーの投手返しを右手に当て、打球の勢いを殺して併殺にとる気迫で初セーブ)

「前の落合さんが四球だったし、初球は絶対にストライクを取りに来ると思っていたので、おもいきりたたくつもりだった」5年ぶり6本目の満塁本塁打でチームに勝利をもたらした宇野は興奮気味。初対戦となるデービスのサイドからの145㌔近い速球に振り負けないよう「ウエーティング・サークルで素振りしながらタイミングをはかっていた」と言う当たりはそのままポール際へ吸い込まれた。 


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