国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の古代守・進兄弟は日本赤軍の奥平剛士・純三兄弟を示している?

2019年10月06日 | 中近東地域
宇宙戦艦ヤマトがテレビで放映された1974-1975年頃にこれらの「イスカンダル」の近くに渡航して活発に活動した日本人集団がある。日本赤軍である。彼らは1971年に渡航してレバノンのベッカー高原に本拠地を置き、シリアのアサド大統領やリビアのカダフィ大佐の支援を受けて1980年代まで活動していたとされる。宇宙戦艦ヤマトとは、日本赤軍の活動を応援する目的で制作されたアニメというのが私の仮説である。駆逐艦ゆきかぜ艦長の古代守は冥王星会戦において、撤退命令を拒否し、敵艦隊へ特攻していき行方不明となっている(24話で生存が判明)が、これはテルアビブ空港乱射事件で戦死した奥平剛士の勇気ある戦いを讃える目的では無かったかと想像する。宇宙戦艦ヤマトの主人公の古代進は古代守の弟であるが、兄の死後に日本赤軍に参加して現在も活動中の奥平純三を指しているのではないかと想像する。宇宙戦艦ヤマト放映はベトナム戦争末期、第四次中東戦争直後、テルアビブ空港乱射事件後、奥平純三の日本赤軍参加直後に当たる。遊星爆弾で卑劣な非戦闘員大虐殺を繰り返すガミラス帝国は明らかに米軍とそれを支配する大英帝国を示唆している。 第一次大東亜戦争が日米戦争、第二次大東亜戦争が朝鮮戦争(現在休戦中)、第三次大東亜戦争がベトナム戦争(1975年4月30日に南ベトナムが滅亡して終結)、第四次大東亜戦争が第四次中東戦争(1973年10月6日、エジプトが前戦争での失地回復のため、シリアとともにイスラエルに先制攻撃をかけ、後に反撃されるものの大きな打撃を与えてイスラエル軍の無敗神話を崩す)からインティファーダに移行し現在も続くパレスチナ闘争や米英のシリア侵略戦争というのが私の仮説である。帝国陸軍亡命政権である北朝鮮はベトナム戦争や中東戦争にも兵士の派遣を含めて深く関与したとされる。第一次大東亜戦争では朝鮮人志願兵が日本人と共に戦ったが、第二次以降では朝鮮人の兵士に日本人志願兵(日本赤軍や拉致被害者とされている人々)が加わる形で戦いが継続しているのだろう。また、宇宙戦艦ヤマトが示唆するように超先端的技術を持つ宇宙人との接触も大きな目的である可能性があろう。 . . . 本文を読む
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