国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

IOCバッハ会長宿泊中と噂されるホテルオークラ東京のヘリテージウィングは米国大使館に隣接

2021年07月11日 | 21世紀の日本の進むべき進路
1905年9月5日の日比谷焼打事件の際、満州を事実上の自国の植民地にすることを目的に日本政府との仮協定を結ぶことを目的に訪日した米鉄道王ハリマンは日比谷公園近隣の帝国ホテルに宿泊していた。 2021年7月8日からのIOCバッハ会長の訪日も、西側支配階層が中国とロシアを占領して搾取しようという悪意の計画の一環としての東京五輪推進が目的である。ただ、宿泊しているホテルはハリマンの帝国ホテルではなく虎ノ門のホテルオークラのようだ。 1905年の日比谷と同様に訪日した敵を大衆のデモで攻撃するという日本支配階層の意図ではないかと想像する。 1960年6月10日のハガティ事件のようにバッハ会長の車がデモ隊に包囲されて行動できなくなり、米軍のヘリに救出されて日本を脱出するといったシナリオもあり得るのだろうか?日本政府がオリンピック開催に関してIOCと対立しIOCを脱退してしまえば、外交官特権を持たないIOCバッハ会長は敵意に満ちた日本人一般庶民に包囲された危険な状態になる。ホテルオークラは米国大使館に隣接しており、米国大使館には当然ヘリポートもある筈だ。 もし米国大使館のヘリポートをバッハ会長が重要視しているなら、現在の隔離期間が終わった後もバッハ会長はホテルオークラに宿泊し続けると想像する。もし変更するとしても、米国大使館に近い港区六本木のANAインターコンチネンタルホテルぐらいしか候補がない。 結局、冷戦後のソ連崩壊とは、ロシアと中国を軍事占領し搾取したいという悪意を持つ米英勢力によるソ連攻撃だったのだと思われる。 それに対してソ連はナポレオン戦争やナチスドイツとの戦いと同様の戦略で大きく後退した。そして、自己の勢力圏の一部を敵に占領させ、敵の力を消耗させた後で攻勢に転じているのだ。 大東亜共栄圏も恐らく同じ戦略である。第二次世界大戦後の日本は米国に強制された平和憲法を理由に米軍によるアジア侵略を妨害あるいは非協力姿勢であり続けてきた。 今起きているのは帝国のover stretchによる滅亡である。歴史が繰り返すならばナポレオンとヒトラーの運命が米英にも起こる。つまり、ロンドンとワシントンDCはロシア・大東亜共栄圏の連合軍に軍事占領されることになる。 . . . 本文を読む
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