国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

四国新幹線岡山ルート建設の真意は、東予地区への住友財閥の中枢機能移転と四国リニア新幹線建設。

2023年06月07日 | 日本国内
私が考えるこの謎の答えは、別子銅山という住友グループ発祥の地に住友グループが本社や研究所の一部を移転させる計画があるから、というものだ。四国中央市から西条市までの東予地区の海岸沿いには住友グループ企業の工場が林立する。米帝に強制された東京一極集中命令が終われば、住友グループが発祥の地に戻るのは当然とも言える。当然大阪にも中枢機能の一部が移転するので、江戸に改名される東京との3本社制になることだろう。この住友グループの愛媛県移転を早期に推進するためにも、岡山市から西条市までの単線新幹線を建設するのだと想像する。リニア新幹線が松山まで開通した後は単線新幹線は狭軌に改軌して予讃線を複線化できるように準備しておけばよい。西条以西は高縄半島の基部を横断して伊予鉄道に乗り入れる計画かもしれない。 住友グループに対抗するもう一つの巨大財閥の三菱グループは土佐藩の大坂屋敷を発祥の地とする。今で言えば高知県大阪事務所。将来的には三菱財閥も高知と大阪と江戸の3本社制に移行するのかもしれない。その根拠の一つは、土佐くろしお鉄道や阿佐海岸鉄道といった高知県東部のローカル鉄道が国鉄分割民営化後も廃止されるどころか逆に建設され延伸され続けているという異常な事態にある。三菱財閥の創始者の岩崎弥太郎の出身地である安芸市はこの土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の沿線にある。 . . . 本文を読む
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