いきなりシャッター

写真素人の素人による素人のためのブログ

秋はどこだ

2011年10月30日 | 手放したカメラ達

秋はどこだ。

そろそろ11月にもなろうというのに、御苑は日射しが暑くてかなわなかった。

木陰では、若干の肌寒さを感じられたが。

御苑にはバラ園があり、大変丁寧に整備されている。

すれ違う人は皆、夫々にカメラを構えて「うつくしき花」を記録せんとしていた。

フィルム(とっておきのリアラエース、ポートラ160VC)を詰めたカメラであることを除き、私も例外ではなく、お気に入りの望遠ズームを取り出して記録に励んだ。

被写体は、バラと、空と、3歳に満たない長男。

ふと我に返り、予備に持ってきたGX100でセピア調、モノクロ調に周囲を撮影をしてみたら、

うつくしき花を画面いっぱいに撮っていると気づかない秋の景色がたくさんあった。

うつくしきものにより、盲目にされていたのか。

写真は、GX100で撮った、御苑の並木。


おやおや2

2011年10月27日 | CX2

おやおや、

見慣れないレンズ(ボディも!)がありますな。

これこそ、ロシアンM42の中でも目立って特徴のあるインダスター50mm f3.5。

レンズ無数の汚れ&絞り羽根油浮きのジャンク3k。

若干高め(ネットだと4kぐらいで「美品」のよう)だが、現物確認して納得して買えたから良しとすべき。

せっかくのパンケーキレンズだが、デジイチはボディが厚くバランスがイマイチ。

K200Dのスクリーンではピントのピークが見えないのが残念。k-7のマットスクリーン入れるとMFが改善するみたいだから、やってみようか。

ボディ内手ぶれ補正+ピントピークが見えるスクリーン+プリズム0.9倍+マグニファイア1.2倍+高感度耐性+防塵防滴+短フランジバック+秒5コマ以上連写+マグネシウムボディ+RAWとJPEG同時撮影可能 が理想のマシン。

・・・k-5が一番近いか?あるいはE-3か?

写真は、CX2で撮った、INDUSTARの御本尊。


おやおや

2011年10月25日 | 手放したカメラ達

おやおや、何か見慣れないカメラがありますな。

ある日のこと。

ソフマップのネットショップ中古で、ナイコンのD100が15000程度で販売されていた。

ここのショップは、売れ残ると値段が下がっていく形式。

ある程度の期間ウォッチして、買い時と見たときに迷わず購入。

冷静にウォッチした割に、D100の下調べはあまりせず、衝動買いに近い買い方。

S2 Pro と比べたかったのである。

S2 Pro は、出てくる画の色合いが群を抜いて良いと思う。ホワイトバランスさえ適切に設定すれば。実用感度の限度は、ISO800までだろうか。

D100は、RAW撮りにしないと実用に供さない感じの画であるが、

RAW記録→ViewNX2現像により、なかなか良い画が得られる。撮影フィーリングも私には好ましく感じる。

手間はかかるが、現像ソフト(ViewNX2)の進化の恩恵を受け、高感度耐性もある。

具体的には、カラーノイズはほぼ除去可能、輝度ノイズはフリーソフトのNeatImageでかなり改善可能である(といっても実用限度はISO1600まで)。

しかし、Pentax K100DについてもRAW記録→PDCU4現像→NeatImageのノイズ除去の流れならISO3200で同程度、かつ、手ぶれ補正を実現できる。

ちなみに、Sony DSC-R1のRAW記録→ImageDataConverter3現像→NeatImageの流れは、ISO1600までと感じる。

これは悩ましい。。。

結局、無駄な散財をやめて、K-5またはD7000一点買いをすればすべて高レベルで解決可能であろう(ファインダー、防塵防滴を考えるとK-5か)。

S2 Proの色だけは孤高の存在だけれど。


プロ用ネガフィルム

2011年10月15日 | 手放したカメラ達

期限間近のプロ用カラーネガフィルムを手に入れた。

FUJIFILM PRO 800 Z 36枚撮。

PROシリーズは、いつかは使ってみたいフィルムだった。

しかも高感度ISO800のものは、いぶし銀のような寒色系の落ち着いた発色の作例をちらほら見ていたので、

ちょっと個性があってよさそうだったからである。

もちろん、最近使ってみたKODAK Portra 160 NC の上がり(L版ながら)を見て、

ネガフィルムでもクオリティの差が明らかにあるものだと感じた経験も背中を押した。

(プロはデジタルだろう、というのは聞こえないことにしよう)

写真は、買ってきたフィルムを、Finepix F100fd(ISO800)にて。


CAPAのストラップ

2011年10月08日 | CX2

カメラ雑誌のCAPA10月号には、おまけとして、一眼レフ用ストラップが付属する。

ストラップは、ピンキリではあるが、一般的には500円以上する。

雑誌の値段が880円なので、失礼ながら雑誌がタダでついてくるストラップだと思えば、結構お買い得かもしれない。

ただし、ストラップの裏地等にすべり止め加工等はなされておらず、ベルト部分も若干薄め。

あまり重いカメラを付けようとは思わない。せいぜいエントリー機+プラ鏡筒単焦点のカメラに、という感じか。

オリのE-P系とか、パナのGF系ぐらいがちょうど良いかもしれない。

K100D+TamronA14とかのレベルで、ちょっと不安を感じる。杞憂だとは思うが。

写真は、CX2で撮った、CAPA誌とおまけのストラップ。


EOS 20D スクリーン改造

2011年10月07日 | CX2

EOS20Dのファインダーは倍率0.9倍のペンタプリズムである。

私はDMC-L10用のマグニファイアを流用しているから、ファインダー倍率は実質約1.08倍。

ファインダーが小さいのが苦手な私には具合がよい。

惜しむらくは、スクリーンが素通しに近く、大体ピントがあっていることはわかるが

ピントが来ているという確信を得られない。

俗にピントの山が見えない、ともいう。

 

※この投稿は、改造を推奨するものではなく、また、この記事のとおりに作業して各種部品等を破損しても、主は一切の責を負いません。

 

そこで、自己責任、メーカー保証が受けられなくなる前提で、EOS 40D、50D、60D用のEf-sスクリーン(全面マット)を買ってきて取り付けた。

EOS20Dは、プリズム側から液晶スクリーン、真鍮スペーサー、フレネルレンズときて、これらを係止する押さえ金具が配される。

作業はそれほど難しくなく、スクリーンの周囲の出っ張りの形状が合わないためこれらをすべて切り取り、

ほぼ長方形に整形して、純正のフレネルレンズと交換した。

ポイントは、長辺側の片側がコンマ数ミリ短い(つまり微妙に台形になっている)のだが、この若干短い長辺をボディの背面側に近くなるよう

配することである。

 

これによって、スクリーンの山がずれた(AFジャスピンでもファインダー上は少し遠くにピントが来ているように見える)ので、

真鍮スペーサーを除去して再組み立てを行ったところ、スクリーン上とAFピントとが一致した。

 

肝心の使用感だが、ピント山のピークが悠々と見て取れるため、MFを大変やりやすい。これは快適だ。

露出の暴れもなさそうで、AFも動作するし、インポーズも光る。

フルサイズのスクリーンより小さく当然に劣るが、次善の策としては適していたように思う。

AF機構が壊れたジャンクEFレンズ(EF85mm f1.8、Sigma28-70mmf2.8EX)を手に入れていたので、

MFの改善は必須課題であったが、自己満足的に解決した。

これならEOSをメインに据えてもよいかもしれない。

写真は、CX2で撮った、EOS 20D純正スクリーン+真鍮スペーサー。


LUCKY100フィルム現像

2011年10月06日 | フィルムカメラ

LUCKY100という、支那のフィルムがある。

ベースのフィルムがなぜか薄く脆く、現像後のロールも強いため平面性がない。

つまり、スキャン泣かせのフィルムである。

今はちょっと値上がりしたみたいだが、今春に中野のFカメラで36枚撮り一本250円で4本入手した。

7月に、GR1sに詰めて河口湖のフラワーフェスティバルやお台場の海の日イベントでちょい取り。

現像はKODAK D76を1:1で希釈現像した。

スキャンは上記のロールのため超絶難易度なのであるが(ニュートンリングが出ている。。。)、案外画質は悪くない。

記事トップ写真は、河口湖畔から富士を臨む。LUCKY100 + GR1s。

下画像は、LUCKY100 + GR1sで手持ちで撮ったお台場。現場は真っ暗だったが、よく写ったものだ。