いきなりシャッター

写真素人の素人による素人のためのブログ

絶対動く

2011年06月02日 | DimageG400

「絶対動く」

カウンター越しの店員の視線を無視して、魅入る。

動作しないと書いてあるが、ゴミ、錆び、モルト剥がれどれもない。電池室もきれいだ。

シャッター幕も後幕は問題無いように見える。

店員の査定ミスだろう。この機体、LR44のボタン電池二つで動作するが、一般的な電池の入れ方とは逆に入れる。

店員は経験が浅く、プラスとマイナスを逆に入れて査定したのかもしれない。

そういう自分も、既に持っている同機体を、電池逆入れによって不動だと思い込んだことがあるから。

そして、F2.8通しのAF-Nikkor35-70mmに目を移す。こっちは水滴跡あり、とある。

覗き込むと、なるほど、素人が見てもわかる程にまだらに点状の汚れがある。しかし、絞りより前群のレンズの汚れである。

これも、実用上問題ないだろうな。

そうつぶやくより早く、代金を払う。2.8k。

帰宅後、LR44を入れられたX-700は、嬉々としてシャッター音を響かせた。

・・・「しっ!嫁にばれるだろ!」

写真は、DimageG400で撮った、X-700(NEW) 1k、AF-NIKKOR35-70mmF2.8 1.8k。

 


侮れぬ実力

2011年05月18日 | DimageG400

すこし前の話だが、Dimage G400というコニカミノルタのデジカメを

500円でゲットしていた。

当機種は、コニカとミノルタの合併直後の混乱期と思しき時期に発売された。

レンズは小さいながらもGT HEXANONというミノルタG Technology コニカのHEXANON銘の

ダブルネーム?に近いレンズ。

どうやらコニカの新機種として出される予定だったもののようである。

このレンズ、基本的な性格はHEXANONにきわめて近い。

自分はフィルムカメラのKONICA HEXAR の写りに衝撃を受けて写真に興味を持った。

このレンズはそれを髣髴とさせる。

HEXARのHEXANONは単焦点であり、コンセプトは高級コンパクトカメラ。ある意味よく写って当然。

このレンズはズームにもかかわらず、よく写る。

KONICAやMINOLTA、PENTAXは、コストパフォーマンスが図抜けているように思う。

写真は、Dimage G400にて。

ちなみに、本日、フィルムカメラのα7(裏ブタべたつきのためジャンク)2号機を3.5kで入手。

フィルムを通していないが、多分問題なく動作する。いいカメラなのにこの値段、悲しい。