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次が楽しみで…♪

2024-05-07 09:36:29 | Weblog
江戸を舞台にした時代物を好んで読んでいるんですが、シリーズ化されている作品だと次が出るのはいつかなって気になります…、場合によっては今作を読み終わったそばから次が気になったりして…
このところ気になっているのは『木挽町芝居茶屋事件帖』シリーズの新刊が出るのはいつかなって…。
奥書を見てみると、第1作<初午いなり>が出たのが2022年1月18日で、第2作<雛あられ>が同年7月18日、第3作<菖蒲ちまき>が2023年1月18日、第4作<薫そうめん>が同年7月18日、そして第5作<菊花ちらし>が2024年1月18日だったわけだから、これでいくと再来月には第6作が出そうじゃない
このシリーズの楽しい所は多彩な登場人物にもあるけど、各巻ごとに事件に因んだ1日限りの偽芝居を打つことと、その季節の年中行事などに絡めたお料理を出すこと。
<初午いなり> 茶屋かささぎの料理人松次郎が盗みの下手人ではないかと濡れ衣を着せられますが、その疑いを晴らし真犯人を捉えるための偽芝居が「太刀素破」
供されるお料理は新年に因んだ若菜の粥と初午に因んだおいなりさん
<雛あられ> 後に赤穂浪士となる中山安兵衛が命を狙われているらしく、真相を明らかにするため茶屋かささぎの面々は鬼勘さまに手を貸すことになり、最後にその下手人を明らかにするための偽芝居が「恋重荷竹田決闘」
供されるお料理は山村座に掛かっていた芝居「雪松原巴小袖」に因んだ“三つ巴”と節句に合わせた雛あられ
<菖蒲ちまき> 元旗本奴だった男が私怨にかられ同じく元旗本奴だった男の命を狙っているという、それを解決するために仕組まれた芝居が「屈原憂悶の泡沫」
供されるお料理は旬の茗荷を使った茗荷尽くしの献立や節句に因んだ菖蒲ちまき
<薫そうめん> 独居老人を狙った詐欺事件とそれを解決するための偽芝居「春栄東鑑」
供されるお料理は夏越の祓に因んだ夏越御膳と七夕さまに因んだ薫そうめん
<菊花ちらし> 化粧水を売り物した詐欺まがいねずみ講まがいの騒動が市中の噂にもなっていて、それを解決するための偽芝居が「菊慈童露の一雫」
供されるお料理は中秋の名月に因んだ芋名月御膳と栗名月御膳、重陽の節句に因んだ菊花ちらし
どのお料理も美味しそう
つぎはどんな偽芝居とお料理になるんでしょうかね…、重陽の節句のあとって何がありましたっけ…。

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