ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

身延山でお正月

2008-01-02 00:49:00 | 旅行記

暮れに旅館を予約したので、キャンセル待ちだった。

以前に行ったことがある、比較的近場の日蓮宗の総本山の身延山、久遠寺へお参りがてらです。

080101s1 正月に高野山の宿坊や、四国は箸蔵寺の宿坊に泊まったことがあって、ディープ日本を体験でき病み付きになりました。

みなさん、正月は宿坊に泊まってみてください、日本のオリジンを体験できます。

今回、身延山では宿坊じゃなかったけど、玉屋旅館という、、、なんと700年前に日蓮上人が、その当時は茶屋であった玉屋で休息されたという、、、由緒あるとこ。

久遠寺境内です。

080101s2 宿坊へ泊まるのは、元旦の朝、ココではam4時でしたが、朝のお勤めがあり、それが半分くらい目的です。

お勤めは、毎日やるわけじゃないから、たまの元旦の朝ぐらい良いでしょう。和風のしかもオリジンの真髄に触れるのもいい、、、お勧めします!

寒い中を、たいていは信者さんだろうけど、一般の方もお勤めをされています。

宗派によって、その儀式が違い、ソレはソレは荘厳な、、、しかも面白いものです。

キリスト教のミサの方が、今の日本人にはなじみがあるくらいだと思うけど、、、むろん、、無料です。

高野山は密教なんで、ひときわ違ったアクションで見たらびっくりされると思う。

身延山は日蓮宗の総本山で、境内に大学まである。儀式も高野山のとは違って、何だかバリ島のケチャを見ているようだった。他国のケチャの方が知っているとはちょっと情けないがなーーー。

080101s3 朝が早かったんで、宿へ戻って一休みしてから、お山の探索に出かけました。

コノ間買ったスズを腰に付け、トレイル・ランニングですなーー。

門をくぐると、いきなり胸突き八丁な階段。

敵はさるもの引っかくもの、、、こちとら鍛えているのだーーと、階段を駆け上がったと。

普通の方は、ランナーじゃなかったら、階段は休み休み登っていました。

標高差は800Mグライダと思うけど1時間30分で身延山の頂上へ。

道中は出会った人は2人、、3人ぐらい。

お堂があちこちにあったので、お賽銭をフンパツしておいた。なにかご利益でもあるかな?

さすがに寒くて手がかじかみそうだったが、体のほうは汗みどろ。アンダーウエアーとロングスリーブともビッショリになった。身延山の頂上は1000Mを超えているので、汗をかいたそのままでは寒いこと!

080104m1 眼下に流れるのは富士川。左に富士山がちらっと。

帰りはひよってロープウエイで下りてきましたとさ。そのままじゃ風邪をひきそう。

080101s4 ここが由緒ある玉屋旅館。

ほんとうに古く、建物もギシギシいうし、中はメディナの迷路のよう。上って下りて又登り曲がる、、、すると広い部屋がちょっと床が傾いた感じ。

これがキライな方はご遠慮ですが、味がある旅館です。私は掃除が行き届いていれば何でもOkです。

特別室しか空いていなかったので、それなりのお値段。

080101s5

文豪になったつもり。

080101s6

温泉街の夜は早い、寒いもの!

080101s7

これは2日目の朝食。これにご飯と味噌汁ともう2品あった。

部屋は左にもう一部屋あり、私には広すぎー。

080101s8 ここのうりは会席料理で、私はさらにソレを精進料理で注文。

普通の温泉旅館とは食事の趣が違うでしょー。

刺身、天麩羅、肉鍋、お酢のもののような料理じゃありません。

門前町の旅館なんで、もともとが精進料理に準じています。

この旅館、建物はけっこうキテイルケド、食事は気に入りました。なかなか少ないんですね、、これが。

080101s9

こちらは元旦の朝ですが、会席料理に近いので、ズラーと並べることが無く、見た目には寂しいかも。

嬉しいことに味付けが薄味で、美味でしたよー。

正月にこういうところに泊まると、珍しいお食事ができます。

玉屋旅館

山梨県南巨魔郡身延町身延3680

0556-62-1001

http://www9.plala.or.jp/tamaya-r/

身延観光協会

http://www.minobu.info/

海外もいいけど、足元の日本を知ってください!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊豆の温泉、磯の湯 | トップ | 箱根駅伝の応援行脚 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行記」カテゴリの最新記事