ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

7月がきた

2009年07月01日 | 季節/暦

 九州地方で、まるで台風シーズンと見紛うような大雨の被害をもたらし月が明けた。

 梅雨、「西でざあざあ、東でしとしと」と表現するらしい。

 Tenkizu1湿った空気が九州の西側から、梅雨前線を回りこんでくるのを名古屋?辺りで太平洋高気圧がブロック、このために梅雨時におきる現象らしいのだが、時折「ざあざあ」では追いつかないような降り方をするらしい。

  ささのはさらさら のきばにゆれる

 この月、文月とも呼ぶが、それには諸説があるらしい。
 が、五節句のひとつ七夕(しちせき)があるからという説が一番座りがよくてきれいに思う。

 七夕は織姫星と夏彦星の伝説。
 織姫星は機織の上手な働き者の娘、夏彦星もまた働き者の牛追い。
 P1050793_5娘の父、天の帝のとうちゃん、「ええこっちゃないか」と結婚を認めたが、このふたり?の夫婦生活、ちょっとHなことを妄想。

 楽しく、妻は働くのがもう嫌といい、夫も、何時も妻といたいと家に引きこもってしまった。
 天のとうちゃん怒り猛って、天の川を隔ててふたりを引き離したものの、まあ、少子化対策もあって年にいち度だけの逢瀬を認めたらしい。

 阿呆の戯言は打っちゃって、わが終の棲家、西洋長屋のロビーにも子供達が飾った竹笹が立ち、その中の短冊のひとつひとつが可愛い。

 なかに、「げんきなあかちゃんがうまれますように」というのがあって、弟か妹を待ち焦がれる兄と妹の優しい心がうかがえ、ともに祈りたい気持になる。

 君たちのとうちゃんとかあちゃん働き者だから、何時も一緒にいられてよかったねえ!

   ごしきのたんざく わたしがかいた

コメント
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