パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

マダムのおかしな晩餐会★★★

2019年01月24日 | ま行の映画
トニ・コレットとハーヴェイ・カイテルがパリに越してきた裕福なアメリカ人夫婦を演じるコメディ・ドラマ。共演にアルモドバル作品の常連ロッシ・デ・パルマ。監督は本作が長編2作目のフランス人女流監督アマンダ・ステール。 あらすじ:アメリカからパリに移り住んだアンとボブは、セレブな友人たちを招いて豪華なパーティを開くことに。ところが手違いで出席者の数が13人となってしまう。不吉な数字に慌てたアンは、ス . . . 本文を読む

女神は二度微笑む ★★★

2015年04月22日 | ま行の映画
インドで消息不明となった夫を捜す女性をヒロインに、失踪(しっそう)と地下鉄テロの二つの事件にまつわる壮大な謎を、多彩な伏線を張り巡らせて描いたサスペンス。イギリスで暮らすインド人女性が、インドへ行ったまま連絡が途絶えた夫を見つけるべく、妊娠中の身でありながら壮絶な捜索劇を繰り広げる。主演は、ボリウッドを中心に活躍しているヴィディヤ・バラン。監督は『アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター』のス . . . 本文を読む

マエストロ!★★★

2015年02月13日 | ま行の映画
漫画家さそうあきらが手掛けたコミックを基に、不況のあおりで解散したオーケストラの再起を若手コンサートマスターと謎の指揮者を中心につづる感動のドラマ。コンサートマスターに松坂桃李、指揮者に西田敏行がふんし、寄せ集めの演奏者たちが破天荒な指揮者を前に一転、復活のコンサートを目指し奮闘するさまを笑いと涙を交えて描き出す。メガホンを取るのは、『毎日かあさん』などの小林聖太郎。随所に登場するクラシック音楽の . . . 本文を読む

真夜中の五分前 ★★.5

2015年01月05日 | ま行の映画
『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』などの行定勲監督がメガホンを取り、本多孝好のベストセラー恋愛小説を映画化したラブミステリー。美しい双子の姉と妹をそれぞれ愛した2人の男性と彼女たちが織り成す、切なくもはかない愛の物語を描く。『君に届け』などの三浦春馬が主演を務め、『ドラゴン・コップス -微笑(ほほえみ)捜査線-』などのリウ・シーシーが一人二役でヒロインを熱演。愛の迷宮に迷い込んだ男女の姿がやるせ . . . 本文を読む

舞妓はレディ ★★★

2014年09月18日 | ま行の映画
『Shall we ダンス?』など数々の名作を手掛けてきた周防正行監督が、舞妓をテーマに撮り上げたドラマ。周防監督が20年前から考え続けてきた企画で、とある少女が舞妓を夢見て京都の花街に飛び込み、立派な舞妓を目指し成長していく姿を歌や踊りを交えて描く。主演は、半年に及ぶ選考とおよそ800名に上る応募者の中から選ばれた新星・上白石萌音。共演には長谷川博己、富司純子、渡辺えり、岸部一徳ら実力派がそろう . . . 本文を読む

めぐり逢わせのお弁当 ★★★★

2014年08月20日 | ま行の映画
インドの大都会ムンバイでは、家庭でつくった“できたて”のお弁当をオフィスに届ける配達サービスが充実していて、1日20万個のお弁当箱がダッバーワーラーと呼ばれる配達人5千人によって家庭とオフィスを正確に往き来しているという。本作はそんなムンバイのお弁当事情を背景に、めったに起きない誤配が縁で繋がった一組の男女が、そのお弁当を介して互いの心の隙間を埋めていく姿を心温まるタッチで描いたハートフル・ドラマ . . . 本文を読む

マダム・イン・ニューヨーク★★★★

2014年07月29日 | ま行の映画
英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌。英会話という小さなきっかけを通して人生の喜びを発見するヒロインの日々を、アクションやミュージカルといったこれまでのインド映画とは異なる語り口で描く。本作で長編デビューを飾る新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンを取り、数多くの出演作があるインドの女優シュリーデヴィが主演。 あらすじ:ビジ . . . 本文を読む

百瀬、こっちを向いて。★★★

2014年05月18日 | ま行の映画
作家の乙一が、中田永一という別名義で執筆したベストセラー小説を原作とした青春ロマンス。ひょんなことから、期間限定でカップルを装うことになった高校生の男女が次第に惹(ひ)かれ合っていく姿を見つめる。人気アイドルグループ、ももいろクローバーのメンバーだった早見あかりが初主演を務め、テレビドラマ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」の竹内太郎が共演。思春期の真っただ中にいる者の心情をリアルか . . . 本文を読む

メイジーの瞳 ★★★★

2014年04月27日 | ま行の映画
両親の離婚に翻弄(ほんろう)される少女の視点で家族とは何かを、『キッズ・オールライト』の製作スタッフが描くヒューマンドラマ。19世紀末のヘンリー・ジェームズの原作の舞台を現代に置き換え、多忙な両親に顧みられない少女が新しく両親のパートナーとなった男女との関係を築いていく姿を映し出す。ロックスターである少女の母親はジュリアン・ムーア。6歳の少女をオタナ・アプリールが演じ、アレクサンダー・スカルスガル . . . 本文を読む

麦子さんと ★★★.5

2014年02月22日 | ま行の映画
『純喫茶磯辺』『さんかく』など独特なセンスで注目を浴びる吉田恵輔監督が、構想に7年かけたハートフル・ドラマ。納骨のため亡き母の故郷を訪れたヒロインが、町の人々との交流を経て母の知られざる一面に触れ、それまでとは違う母に対する思いを抱いていく。声優を夢見るオタク女子の主人公に、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が好評だった堀北真希がふんし、兄役に『探偵はBARにいる』シリーズの松田龍平、二人の母をベテラ . . . 本文を読む

もうひとりの息子 ★★★.5

2014年02月01日 | ま行の映画
いまなお根深い対立が続くイスラエルとパレスチナの問題を背景に、それぞれの家族の間で子どもの取り違え事件が発生したら、という衝撃的な題材で描き出す感動の家族ドラマ。子どもの誕生から18年目にあまりにも残酷な事実を突きつけられた憎しみ合う2つの家族の動揺と、幾多の葛藤を重ねながら辿る選択への道のりをリアルな筆致で描き出す。監督は本作が長編3作目となるフランス人女性、ロレーヌ・レヴィ。2012年の東京国 . . . 本文を読む

ムード・インディゴ うたかたの日々 ★★★.5

2014年01月04日 | ま行の映画
作家やミュージシャンなどとしてマルチに活躍したボリス・ヴィアンの傑作小説を、『エターナル・サンシャイン』などのミシェル・ゴンドリー監督が映画化。肺の中にスイレンの花が咲く病にかかった女性と、彼女を救おうと奔走する青年の切なくも美しい愛を描く。カクテルを作るピアノや恋人たちを運ぶ雲など、原作の独創的な世界観をゴンドリー監督ならではの遊び心あふれるセンスで映像化。出演は、『タイピスト!』などのロマン・ . . . 本文を読む

マニアック ★★★.5

2013年08月15日 | ま行の映画
ウィリアム・ラスティグ監督による1980年の同名映画を、「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャ&「アーティスト」のトマ・ラングマン製作、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッド主演でリメイクしたサスペンススリラー。 ロサンゼルスで両親が経営していたマネキン店を継いだ青年フランクは、淫乱で残忍な母親に育てられたトラウマから、生身の女性を愛することができず、自分が修復したマネキンたちに愛情を . . . 本文を読む

モネ・ゲーム ★★★.5

2013年07月02日 | ま行の映画
犯罪コメディー『泥棒貴族』を、オスカー俳優コリン・ファースとラブコメの女王ことキャメロン・ディアス共演でリメイク。モネの名画の贋作(がんさく)詐欺をもくろむ男と天然カウガールの相棒、そしてターゲットの億万長者が珍騒動を巻き起こす。脚本は数々のヒット作を世に送り出したジョエル、イーサン・コーエン兄弟。監督は『終着駅トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマン。さらに『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ . . . 本文を読む

真夏の方程式  ★★★★

2013年06月30日 | ま行の映画
東野圭吾の小説が原作のテレビドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第2弾。とある海辺の町を訪れた物理学者・湯川学が、そこで起きた殺人事件の悲しい真相に直面する姿を、一人の少年との出会いを絡めて描く。テレビ版と前作に続いて福山雅治が主演を努め、子どもが苦手なのにもかかわらず、少年のために事件に挑む湯川を体現する。『妖怪人間ベム』シリーズの杏、ベテラン風吹ジュンら実力派が共演。科学技術と自然の共存という、 . . . 本文を読む