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アバター ウェイ・オブ・ウォーター★★★★★

2023年02月16日 | アクション映画ーア行

             

ジェームズ・キャメロン監督が革新的な3D映像を生み出し、全世界興行収入歴代1位の大ヒット作となった「アバター」の約13年ぶりとなる続編。前作から約10年が経過した世界で、新たな物語が紡がれる。

あらすじ:地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイクはパンドラの一員となり、先住民ナヴィの女性ネイティリと結ばれた。2人は家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていたが、再び人類がパンドラに現れたことで、その生活は一変する。神聖な森を追われたジェイクとその一家は、未知なる海の部族のもとへ身を寄せることになる。しかし、その美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫っていた。
ジェイク役のサム・ワーシントン、ネイティリ役のゾーイ・サルダナらおなじみのキャストが続投し、前作でグレイス・オーガスティン博士役を務めたシガニー・ウィーバーが、今作ではジェイクの養子キリ役をモーションキャプチャーによって演じている。第95回アカデミー賞で作品賞ほか計4部門でノミネートされた。

<感想>人類史上最高の映像美で描かれる神秘の星パンドラと、愛する家族を守るための壮絶な戦いと魂を揺さぶる感動のドラマ。今回は、森のなかでの神秘と、海の中の素晴らしい神秘的な映像美の世界に感動してしまい、目だけでなく心も奪われ、これほどまでのクオリティの面でも映像体験ができるのかと、しばしの間呆然としてしまいました。

主人公のジェイク役のサム・ワーシントンが、下半身不随の身体で地球から遠く離れた星”パンドラ”で聖なる木の精が、ジェイクの身体を包みアバターの肉体となり、自分の足で歩けることに喜びと、その星の先住民であるネイティリと結婚をして、子供たちに恵まれて家族を作る。

だが、そのことに対してRDA社のクオリッチ大佐は、ジェイクが先住民との交渉を進めないことに業を煮やし強行作戦に出るのだった。RDA社の攻撃でネイティリの村を焼き尽くされ、そのことでジェイクは村人たちの信用を失うことになる。

次男が兄弟たちから離れて一人、怪我をしたクジラを助けて仲良くなり、その力も今回の戦いに役立つこととなる。

ジェイクが強大な獣を手なずけ、伝説の存在である”トルーク・マクト”となり再びオマティカヤ族の人々と、呼びかけで他の部族も集結する中で、RDA社はさらなる攻撃を画策する。ジェイクはパンドラを守るための最終決戦の幕が開く。

神聖なる森を追われたジェイクたちは、海の部族たちのところへ身を寄せるのだが、海辺の楽園にも侵略の手が迫ってくる。ジェイクの家族には子供たちが5人、その中には養子のナヴィの少女キリと、人間の少年スパイダーがいる。思春期の少年少女の子供たちとの家族の絆も、大きなテーマとして描かれています。

海の部族たちが織り成す文化も大きなテーマであるが、透き通った水とサンゴ礁の海。これらの今の地球では失われつつある自然に加えて、多様な植物や生物が初登場し、パンドラの生態系がより立体的に描かれる。これらの自然描写から、環境と生物についてのメッセージが伝わってくる。

今回は特に、若いティーンエージャーの子供たちの活躍が大きく描かれており、ジェイクの長男であるネティアムが戦いの中で亡くなり、その悲しみの中で、養子のスパイダーとキリが、他の子供たちと仲良くしていることもとても良いムードとなり、長男のネティアムの葬式も、海の部族長や仲間たちが参列し、サンゴ礁に沈めてゆくシーンも感動しましたね。

 

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