ノイズ★★★

                         

筒井哲也の同名コミックを、「デスノート」シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で実写映画化したサスペンス。筒井哲也の同名コミックを、「デスノート」シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で実写映画化したサスペンスもの。

あらすじ：時代に取り残され過疎化に苦しむ孤島・猪狩島。島の青年・泉圭太が生産を始めた黒イチジクが高く評価されたことで、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちに希望の兆しが見えていた。しかし、小御坂睦雄という男の登場によって、島の平和な日常が一変する。小御坂の不審な言動に違和感を覚えた圭太と幼なじみの猟師・田辺純、新米警察官の守屋真一郎の3人は小御坂を追い詰めていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。3人はこの殺人を隠すことを決意するが、実は小御坂は元受刑者のサイコキラーであり、小御坂の足取りを追って警察がやってきたことで、静かな島は騒然とする。泉圭太役を藤原、田辺純役を松山がそれぞれ演じる。監督は「ヴァイヴレータ」の廣木隆一。

＜感想＞藤原竜也と松山ケンイチに島の新米警官に神木隆之介の3人が織り成すドタバタ喜劇。そして、島の長老には柄本さんに島の町長に女性の余貴美子さんという素晴らしい顔ぶれで、実に面白くサスペンスふるの物語になっていました。

島の特産物である黒いイチジクが、藤原竜也さん扮する泉圭太が作る黒イチジクが大当たりして、そのイチジクに、地方創生推進特別交付金が５億円という大金が転がり込む話が膨らんでいき、島全体で景気のいい物語になっていくわけ。ところが、そこへ島にある日のこと、元受刑者でサイコキラーの小御坂睦雄がやってくる。

そうとは知らない圭太と幼なじみの猟師・田辺純（松山）と、新米警察官の守屋真一郎は、小御坂の不審な言動に違和感を覚えて追いつめるが、圭太の娘の失踪を機に、誤って小御坂を殺してしまうのです。小御坂という男は、これまた邪魔な男であり、そこで泉圭太と松山ケンイチがその男を誤って殺してしまい、その後始末に困り果てて、島の名産物になった黒いイチジクの下にその死体を埋めて隠してしまう。

そこからが運のツキで、悪いことばかりが起こり、3人は窮地に追い込まれてしまう。本土から刑事がきて、その殺してしまった男のことを根掘り葉掘りと聞く。感のいい刑事はいろいろと調べ上げて、せっかく地方創生推進特別交付金5億円がパーになしまうことから、男のことをないがしろにしてしまおうと奔走する若い3人の青年たち。

スリリングな物語から、町長の余貴美子も何故か死んでしまうしで、変態の小御坂が藤原竜也さん扮する泉圭太の娘を誘拐して、どうにかしてしまったと思い違いをしてしまったことに、よけいにこんがらかってしまい、町長が誤って死んでしまう。どうする、また死体が増えてしまうし、絶対に面白く話が膨らんでいくのに、それからが大変なことに慌てる3人の男たち。本土からやってきた刑事に知られないように、いかにその死体を巧く隠せるのか、どうみてもバレてしまうのが目に見えて来て、3人の隠蔽作戦が上手くいかないこととなるわけ。でも泉圭太の娘が無事でよかった。

これ、誰が犯人なのか、わかってるはずなのに、ラストの神木さんの銃による事故死に、衝撃を受けてしまった。サスペンス好きにはもってこいの物語だと思いますね。

 

ーWOWOWにて鑑賞ー

 

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