パピとママ映画のblog

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65シックスティ・ファイブ★★★

2023年05月30日 | アクション映画ーア行

              

アダム・ドライバーが主演を務め、巨大隕石が衝突する直前の6500万年前の地球に不時着した男の運命を描いたSFサバイバルスリラー。

あらすじ:長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。
共演に「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のアリアナ・グリーンブラット、「ガンパウダー・ミルクシェイク」のクロエ・コールマン。「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本、「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが製作を手がけた。

<感想>久しぶりの劇場鑑賞。アダム・ドライバーとアリアナ・グリーンブラットの共演によるSFもの。”音をたてたら即死”という極限のシチュエーションを描いた大ヒット作「クワイエット・プレイス」の脚本・原案を手掛けたコンビによる、スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本務め、6500万年前の地球を舞台に描いたSFサバイバル・スリラーもの。

巨大隕石衝突が地球上の恐竜を絶滅させたという史実に基づき、宇宙船の墜落事故によって6500万年前の地球に不時着した男の冒険を描いている。もう、B級路線の映画でもあり、主演のアダム・ドライバーが出ていなければ観なかった作品。それでも、宇宙船の中で一人だけ助かった女の子、アリアナ・グリーンブラットの活躍がよかった。

ジュラシック・ワールド 炎の王国 」ばりの恐竜の世界観も良かったが、恐竜と戦うアダムがちょっと弱弱しく感じた。もっと強くてハイテクの銃を使っているのだから、さっさと殺せるはずなのに、苦戦するのがもどかしい。おっちょこちょいの性格なのか、よくドジを踏むアダム。底なし沼のような枯れ葉の穴に落ちてしまうし、すってんころりと転んでけがをするし、アリアナちゃんが眠っている時に、口の中にカブトムシのような昆虫が入って良く助かったと感心。

それと、ハイテクの時代設定なので、宇宙船もかなり高度なはずなのに、小惑星の大群にあっけなく撃沈するし、残骸が山の頂上に不時着しているのが分かって、2人でそこまで行く着く道中を阻む、恐竜たちがわんさかと出て来る。これも物語自体が、絶対にこの2人は助かって地球に帰還できると知っているから、なんだか観ていてもやもやする。

最後に、2人がこの地球からボロボロの宇宙船を動かして出発しなければ、恐竜たちを絶滅させる巨大隕石があとわずかで地球に衝突しようとしているという設定なので、ラストの活躍が素晴らしかった。

 

 

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