寿楽フードサービス/おやじのぼやき

鹿児島の皆様に美味しい食事と空間を提供する「寿楽フードサービス」。オーナー(通称おやじ)の今夜のぼやき・・・

無限大の可能性

2013年11月26日 | Weblog
37日、2013年もいよいよ、ラストスパートとなりました。
皆様、おかわりなくお過ごしでしょうか。

年末恒例のカレンダーも出来上がり、忘年会突入という、今日この頃、
私も相変わらず成長のない人生を送っていると申しますか、
「情熱」だけは、あるのですが、今はタイミングを見計らっている状況の中で、もがいております。

来年は帰鹿して20年という節目の年を迎える訳で、
これからの事しっかり決意していかなければ「前進」がない、
体力は残念ながら「後退」していくのは、止める訳にはいきませんが、
おかげ様で、「精神」だけは、多少ではありますが、少しずつアップしている事感じております。

仕事愛から、いよいよ人間愛へとちょっとだけバージョンアップというところでしょうか。
我が家のスタッフの皆もそれぞれ、色々ありますが、
これも生きているからこそ味わえる人間味、しっかり味わっていただきたいものです。

さて、夏場より開発して参りました、「キビナゴラーメン」も、
即席ラーメン完成まで至り、いよいよ本格的に「薩摩川内市」のご当地グルメとして世に出て参りました。

最初のプレゼンの時の飲食店の皆様の反応と今、全く違い、このラーメンで
人生を変えられるくらいの「思い入れ」感じる程とまでとなりました。
TV、ラジオ、様々なマスコミで案内していただき、嬉しく思っております。

後は、間違った方向にいかない事を願い、応援させていただこうと思います。

このラーメンの1番の特徴はなんと言っても「キビナゴのペースト」、アンチョビのイメージで試行錯誤しました。
塩分の加減、油、キビナゴの下処理、香味料、そして時間配分など、
和食畑の私は、ある程度、感性と経験の中でやってきた訳で、
このラーメンを全国区にする為に何が必要なのか・・・・・・?

1番念頭に置いた事は「引き算」
とにかく今の世の中、ありとあらゆる食材に調味料、そして情報が出回っている中で、作る人、食べる人の

ことわり(理)をはかる(料)という

食べる人が今、何を求めているのか、そして何を考えてるのかまで、
考え様々なシチュエーションを頭の中に浮かべながらの制作となった訳で、
単純に「美味しいラーメン」をつくるのは、簡単な事で目指すのは「ご当地の旨いラーメン」でした。

「キビナゴはどけあっと」という、
試食会の中で、飲食店の皆様は勿論、クライアントの皆様に何度も言い続けた事は、
ビジュアルより大切な事、それこそが故郷を感じる事のできる、
最初の1杯のスープであることなのです。

アオサノリにモヤシ、地元の豚のチャーシューに葱、
そして鹿児島ならではの甘~い醤油。

小さい子供から、お年寄りまで食べていただける為の原点である「醤油ラーメン」となりました。
大切にそして、これから新たにキビナゴのペーストを使った商品開発を目指して参ります。

ご飯の友にキビナゴ味噌、キビナゴのパスタ、ピザ、考えるとキリがありませんが、
無限大の可能性を秘めた調味料であることは、間違いないと自負しております。   乞うご期待

寿楽の各店舗、準備しておりますので、是非、ご賞味下さい。

                           まいど おおきに