Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーのフルート・ヴァイオリンとピアノのためのマドリガル・ソナタH.291を聴く

2011-06-03 04:50:10 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は雨が降り続いていたためウォーキングは休みました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの室内楽曲である。
フルート・ヴァイオリンとピアノのために書かれた
マドリガル・ソナタH.291は、1942年に作曲された。
今回聴いたCDは、ファインスタイン・アンサンブルの演奏による。
第一楽章ポコ・アレグロは、冒頭からそれぞれのパートが、
一斉に古典派風の趣で旋律をリズミカルに奏していく。
彼の特徴であるシンコペーションも随所に現れ、
ヴァイオリンとフルートが競演していくところが印象的である。
冒頭の旋律が繰り返され、最後は堂々とした感じで終わる。
第二楽章モデラートは、ピアノの音に導かれ、
フルートが歌うように旋律を奏でていき、
ヴァイオリンはピチカートで絡んでいく。
ピアノとヴァイオリンがリズミカルに伴奏をし、
フルートがその上でしばらく旋律を奏でていく。
やがてヴァイオリンとフルートが対話するように絡み、
上昇する音型が繰り返されるところもマルティヌーらしい。
ヴァイオリンがピチカートで奏する伴奏の上で、
フルートが冒頭の朗々とした旋律を奏で、ピアノがそれに絡み、
そのあとの部分も繰り返し、最後は軽快なリズムの上で、
フルートが奏で、最後は全体で盛り上がって華やかに終わる。

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