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ベーム指揮のベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68を聴く

2014-01-06 06:01:21 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は長野から戻り、家でくつろいでいたので、
ウォーキングについては休みにしました。
さて、昨日聴いたのは交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68。
聴いたCDはカール・ベーム指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏である。
高校時代レコードを聴いていた時期にベーム盤が出たが、
高級感があって、買うことができなかったが、
CDの時代になって本当に安くなったものである。
第一楽章は軽快なテンポでに始まり、各主題の提示も自然な感じでいい。
録音はもちろんのこと、この頃のウィーン・フィルの音色がいい。
提示部が反復されたあとの展開部でも各楽器の動きもよく分かり、
流れるような音楽の運び方がよく、再現部を経て最後はおだやかに終わる。

第二楽章は川の流れを感じさせる弦楽器の音型が繰り替えされていく。
そして木管楽器が絡んで田園風景を描写していくが、、
各楽器の動きが絡んでいくところが自然な感じがよく、
129小節目以降の最後の鳥の鳴き声を木管楽器が模倣する部分も美しい。
第三楽章アレグロも軽快なテンポで、金管楽器の活躍が素晴らしいし、
それに木管楽器も絡み、荒々しい舞踏のリズムとなっていくところもいい。
低弦がリズムを刻んでいくところもいい。
第四楽章の嵐の描写の部分もティンパニの音と弦楽器のバランスがいい。
各楽器の動きがとてもはっきりと聴こえ、金管楽器とのバランスもいい。
第五楽章のフィナーレでのホルンの吹奏もいいが、
弦楽器が奏でて繰り返していく主題も美しい。
それらが主題をもとに、木管楽器も絡みながら、盛り上がっていく。
最後の終わり方も素晴らしく、名盤といわれるだけのことはある。

なお、今回までとりあげたベートーヴェンの交響曲編のCD等の情報は、
以下のアドレスのその他の地域編各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/beethoven_symphony_cd.html
参考にしていただければ幸いです。

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