Mars&Jupiter

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リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番変ホ長調作品11を聴きながら横浜から和田町まで歩く

2009-03-29 09:43:51 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日は横浜から和田町まで歩きました。
昨日聴いたのは1864年生まれのリヒャルト・シュトラウスの作品。
今回からは協奏曲はドイツ・オーストリア編に入ることにする。
リヒャルト・シュトラウスは有名な作曲家なので略歴は省略する。
ホルン協奏曲第1番変ホ長調作品11は、1883年に作曲された。
ホルン協奏曲の中では有名な作品で、私の好きな曲の一つである。
ホルン奏者であった彼の父フランツ・シュトラウスのために作曲されたが、
父にとっては演奏が難しかったようで、初演はグスタフ・ラインホスのホルン、
ハンス・フォン・ビューローの指揮、マイニンゲン宮廷楽団で行われたようだ。
今回のCDはヘルマン・バウマンのホルン、マズアの指揮、
ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるものである

第一楽章アレグロはロンド形式の楽章で、
春の到来を思わせるようなおおらかで雄大な曲である。
短い序奏に続き、独奏ホルンが主題を吹き、
それを管弦楽のトッティで繰り返す。
そのあとはホルン中心にもう一つの主題が奏される。
これら主題はそのあとそれらを素材に展開される。
第二楽章アンダンテは、三部形式で書かれており、
ホルンが歌うような旋律をおだやかに吹く。
中間部の独奏ホルンが吹く旋律はゆったりとしていい。
シューマン風な明るさと影を見せてくれる。
第三楽章アレグロ-ロンド(アレグロ)は、
ホルンの吹く主題は明るく軽快で楽しい。
最後に軽快なテンポでホルンが吹き、
管弦楽も加わって堂々と終わるあたりは爽快である。
伝統的で保守的な作風であるが、若々しさがあり、
自然の雄大さを思わせるような名曲である。

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