Mars&Jupiter

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ヨハン・セバスティアン・バッハの教会カンタータ第80番「われらの神は堅き砦」BWV80を聴く

2015-12-05 12:35:32 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1724年あたりに作曲した教会カンタータ第80番、
「われらの神は堅き砦」BWV80である。
原題は“Ein feste Burg ist unser Gott”である。
今回聴いたCDはオランダ少年合唱団、
ピーター・ヤン・ルーシンク指揮、
ネーデルランド・バッハ・コレギウムの演奏である。
ルターのコラールを入れた宗教改革記念日用のカンタータである。
第1曲コラールはテノールが「われらの神は堅き砦」と歌い出し、
少年合唱団など他の声部も加わり、フーガ風に展開していく。
力強く壮大な感じの音楽で、最後も堂々と終わる。
第2曲アリア「神より生まれし者はすべて」は、
バスとソプラノの独唱による二重唱である。
第3曲レチタティーヴォ[思い見よ、神の子とせられし者よ]は、
バスがイエスの愛を思い起こすよう歌う。
第4曲アリア「来たれ、わが心の家に」は、
ソプラノ独唱によるもので、叙情的な旋律が歌われる。
第5曲コラール「悪魔がこの世に満ちて」は、
管弦楽と合唱による部分で、力強さを感じる。
第6曲レチタティーヴォ「されば、キリストの旗の下に」は、
テノール独唱によるもので、「主こそ救い」と歌う。
第7曲アリア「幸いなるかな」は、
テノールとアルトの独唱による二重唱である。
第8曲コラール「世の人福音を蔑ろにせしとも」は、
管弦楽と合唱によるもので、信仰の強さを感じさせる。

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