Mars&Jupiter

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オズヴァルド・フォン・ヴォルケンシュタインの「十歳のころに(Es feugt sich)」などを聴く

2019-05-04 14:34:50 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
今回は1377年頃生まれたドイツの吟遊詩人(ミンネジンガー)、
オズヴァルド・フォン・ヴォルケンシュタインの作品の中から、
単旋律による作品を4曲とりあげる。
今回聴いたCDはトマス・ビンクレー指揮、
ルネサンス合奏団の演奏によるものである。
「十歳のころに(Es feugt sich)」は、長い詩で、
世界のことを十歳ころから色々と経験し、
理解していき、40代までにどんなことを知って来たのか、
それが淡々と語られていく曲の内容のようである。
「高みに引きあげてくださるお方よ(Der oben swebt)」は、
宗教的な内容の詩が淡々と歌われ、最後アーメンで終わる。
「謝肉祭がやってくる(Es nahent)」は、
語りかけるような歌で、リフレインの部分がある。
内容はなかなか理解できないのだが、
滑稽な感じの内容なのだろうかと思われる。
「そら行け(Nu huss)」はおどけた感じの歌で、
なかなかユーモアのある楽しい曲である。
親しみやすい旋律が繰り返されていく。

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