旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

木之本地蔵院(浄信寺)

2017年02月14日 | 旅 歴史
 滋賀県長浜市木之本町木之本に木之本地蔵院(浄信寺)があります。
 木之本地蔵院は長折山地蔵院浄信寺が正式な名前です。木之本のお地蔵様と民衆から慕われ、眼の仏様、延命息災の仏様として古くから信仰を集めてきました。
 奈良薬師寺の僧、祚蓮上人が、難波の浦に流れ着いた地蔵尊を背負い、地蔵菩薩の有縁の地を求め北国街道を下っていました。
 休息をとった柳の大木の元から動かなくなった為、そこを有縁の地として伽藍を建立し、祀ったのが始まりと伝えられています。木之本の地名もここに由来しているそうです。
 地蔵堂に祀られる本尊の地蔵菩薩は秘仏ですが、境内には本尊と同じ姿をした高さ6メートルの地蔵大銅像があります。本尊を写したもので100年前に開眼したそうです。日本三大地蔵尊の一つに挙げられています。
 本尊の地蔵菩薩立像は、高さ162cm眉間に白毫をはめこんだ寄木造の彩色像で、その地蔵菩薩を挟んで左右に向かい合って立つ閻魔王(えんまおう)立像・倶生神(ぐしょうじん)立像とともに、明治32年(1899)国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
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